【KeySwapについて】  戻る
                               平成23年1月29日

1.プログラムの起動と終了

  起動させると設定画面が表示されて、キーの入れ替えや、無効にする設定ができます。

 設定画面を終了させた後、WindowsXP・Vista・7の場合はコンピュータをログオフさせ、
 
 Windows2000・NTの場合はコンピュータを再起動させます。

 キーの入れ替えや、無効にする設定が反映されます。


2.動作の説明

  キーの入れ替えや、キーを無効にするもので、DirectXやコマンドプロンプトにも
  
 対応し、ログオン時から設定が有効です。

  WindowsNT4.0から、レジストリを書き換えることで、キーのスキャンコードの入れ
  
 替えができるようになりましたが、レジストリを直接書き換えるのは危険を伴う上に、
 
 キーとスキャンコードの対応を知っていなければなりません。

  このプログラムはレジストリを直接書き換えることなしに、簡単にキーの入れ替え

 設定をできるようにしたものです。

  Windows2000・NT4.0の場合、管理者権限のあるユーザーでログインする必要があり
  
 ます。
 
  またWindows7の場合、管理者として実行させる必要があります。

  WindowsXPの場合、管理者権限のあるユーザーでログインした場合は、全ユーザー
  
 共通の設定またはログインしたユーザのみの設定を、標準ユーザーでログインした場合
 
 は、ログインしたユーザのみの設定を行うことができます。

  WindowsVistaの場合、管理者として実行させた場合は、全ユーザー共通の設定または
  
 ログインしたユーザのみの設定を、標準ユーザーとして実行させた場合は、ログイン
 
 したユーザのみの設定を行うことができます。

  設定した内容を、最大20名前を付けて保存することができます。
  
 (保存は全ログインユーザー共通で、最大20です)

  なお、設定プログラムなので常駐はしません。

 ※ Ver.4.02からWindowsXP・Vistaの場合、ログインユーザーごとに違った設定ができ
 
   るようになりました。全ユーザー共通の設定と、ログインユーザーのみの設定の両
  
   方がある場合は、全ユーザー共通の設定よりログインユーザーのみの設定の方が優
  
   先されます。ログインしたユーザーのみの設定が何もないときにのみ、全ユーザー
  
   共通の設定が有効になります。
  
 注)平成23年1月現在、Windows7ではログインユーザーごとに違った設定をしても、
 
   OS自体が何故か対応していません。それでKeySwapでは、今現在設定ができないよ
  
   うにしています。将来OSがバージョンアップされて対応した場合、次のように
  
   KeySwap.INI(KeySwap.exeと同じフォルダにあります)を変更することで、設定が
  
   できるようになります。
  
   Win7User=1
  
   の1行を、最後の行に追加してください。
  
   それにより、WindowsXP・Vista同様にユーザーごとの設定が可能になります。

 ※ Ver.4.01からUnicodeに対応しました。英語OS等でも日本語フォントを
 
   インストールすれば、正常に日本語が表示されます。

   これに伴い、新規でINIファイルが作成された場合は、Unicodeで保存されます。
  
   すでにINIファイルがある場合は、変更があった場合でもシフトJISのまま保存さ
  
   れます。

 ※ Ver.2.04から【Power】キー等にも割り当て可能になりました。

   ただし他のキーに【Power】キー等を割り当てることはできません。

   (割り当てても無効です)

   OSがWindows2000の場合は、同梱のNoPwKey.exeを常駐させる必要があります。

   (NoPwKey.exeを終了さすには、タスクトレイアイコンの右クリックメニューから

   「NoPwKeyの終了」を選びます)

   XPの場合には、「画面のプロパティ」−「スクリーンセーバー」−「電源」ボタン

   で「電源オプションのプロパティ」の画面を表示させ、「詳細設定」タブの「コンピ

   ュータの電源ボタンを押したとき」と「コンピュータのスリープボタンを押したとき」

   を「何もしない」に変更しておく必要があります。

   (【Sleep】キーがあるのに「コンピュータのスリープボタンを押したとき」が表示さ

   れないときは、一度【Sleep】キーを押してスタンバイ状態にしてみて下さい。再度

   【Sleep】キーを押して復帰させても「コンピュータのスリープボタンを押したとき」

   が表示されないときは、NoPwKey.exeを常駐させる必要があります)

 注)Windows2000・NT4.0では電卓起動キー等機能しないものもあります。

 注)既知の問題として、Windows2000・NT4.0では【NumLock】キーに他のキーを設定し
 
   ても、【Numlock】ランプはキーを押すごとにON・OFFします。

   【Pause】キーに他のキーを設定しても上手くいきませんし、他のキーに設定するこ

   ともできません。

   これらは、Windows自体の問題であり、Windowsの不具合(仕様かも)が修正されない

   限り解決しません。

   (常駐プログラムですが、NoIme2を使用すれば【Pause】キーの問題は解決します)


3.動作環境

  OS:WindowsNT4.0・2000・XP・Visia・7
  
  (64ビット版の動作確認はできていません)


4.インストール

  任意のフォルダにkeyswap.lzh(環境によってはkeyswap.zipの場合あり)を解凍す
  
 ると、そのフォルダの下に新しくKeySwapフォルダができますので、その中のKeySwap.exe
 
 を実行してください。(いっしょに解凍されるKeySwap.dllが必要です)


5.アンインストール

  設定プログラムでキーの入れ替え設定を行っている場合は、設定画面で全ての設定を

 削除してください。(【設定を全て削除】ボタンを押すと、全ての設定を削除できます)

 その後、設定画面を終了してください。

 (この操作を行わないと、レジストリに設定が残ってしまいます)

  次にインストールしたKeySwapフォルダを、フォルダごと削除してください。

  WindowsXP・Vista・7の場合はパソコンをログオフ後、Windows2000・NTの場合はパソ
  
 コンを再起動後、全ての設定が無効になります。


6.使用方法

  設定プログラムを起動し、設定画面からキーの入れ替えの設定を行います。
  
 レジストリを変更しますので、管理者権限のあるユーザーでログインしておく必要が
 
 あります。(WindowsXP・Vistaで標準ユーザーのみでの設定を行うときには、その必
 
 要はありません)
 
 WindowsVista・7の場合は起動時に許可を求めるダイアログ(ユーザーアカウント
 
 制御のプロンプト)が表示されますので、許可をして起動してください。

  設定は、キーボード図のボタンを押すか、直接設定したいキーを押して行います。
 
 カーソル移動キー等は画面上の該当するボタンを押すことで設定します。

 設定するキーに何も設定しないと、そのキーを無効にすることができます。

  設定後、WindowsXP・Vista・7の場合はパソコンをログオフ後、Windows2000・NTの
  
 場合はパソコンを再起動させると設定が反映されます。

  カーソル移動キー等の操作キーや、変更したキーや無効にしたキーを指定するのに、

 キーを押しての指定ができませんので、キーボード図の該当のボタンを押して設定して

 ください。キーボード図を使用して設定すれば、ノートパソコン等実際にないキーを

 他のキーに割り当てることもできます。

 (【Power】キー等は、キーボード図のみで設定可能です)

 ※ 重要な注意

   パスワードなどのキーを変更する時は、無効にするのではなく、他のキーにも割り

   当てる必要があります。そうしないと、ログインできなくなります。

  (【Ctrl】・【Alt】・【Delete】キーの場合も注意してください)


7.著作権、禁止事項

  このプログラムはフリーソフトウェアです。

 著作権は、作者である「愛とゆり(ハンドル名)」が保持します。

 このプログラムの使用による、いかなる損害に対しても、作者は責任を負いません。

  作者に無断で以下の事をしないでください。

 1) オリジナル以外の形で他の人に配布する。

 2) 配布することによってお金を得る。

  (雑誌等の付録に収録したい場合は、Eメール(aitoyuri@pc.email.ne.jp)で連絡くださればOKです)

 3) その他、著作権法にふれる行為。


8.バージョンアップについて

  ホームページ(http://www.asahi-net.or.jp/~ee7k-nsd/)上からダウンロードしてください。

 バージョンアップの方法は、KeySwap.exeとKeySwap.dllの2つのファイルを上書き保存してください。

 バージョンアップの内容は、ホームページにある更新履歴をご覧ください。


9.不具合、希望等のお願い

  不具合、希望等ございましたら掲示板を使用するか、aitoyuri@pc.email.ne.jp 宛にメールをお願いします。

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