Welcome to Kotoeri Kyoka Patch/Files support page !
ようこそ!こちらは『ことえり強化パッチ(ファイルズ)』のサポートページです。
【概略:ver. 3.8.7】(※Mac OS X 版は ver. 2.9.1 です)
Mac OS 付属の入力ソフトである『ことえり』は、
市販のものに比べると、カスタマイズという点で 大幅に見劣りします。
また、純正ソフトでありながら、
Apple社のガイドラインに外れている部分も散見されます。
このパッチ(ファイル)は、それらの不足分を補い、修正していこうとするものです。
具体的には、
(1)モード変更なし&変換操作なしで 英字入力ができるようになる。
(※かな入力/ローマ字入力にかかわらず)
(2)使いにくいショートカットが 使いやすくなる。
・JISキーボードの かな/英数キーを使った機能設定を追加。
・Pro Keyboard 等の編集用キーを活用。
・iBook 等での文字入力にも配慮。など。
(3)従来 入力しにくかった記号類が ラクに打てる。
モード変更をせずに option+controlを使うだけで 48種類もの記号が、
シフトを使えば さらに倍の数の記号が、
簡単に入力できるようになります。
なお、このパッチを作成する上で、
菅原@むつ市さんが解析された keyc リソースのリストを参考にさせていただきました。
深く感謝いたします。m(_ _)m
【解説】
(1)モード変更なし&変換なしで 英字入力
これは何がいいかというと、一般に かな入力では、
英字や記号類の入力が面倒だと思われていますが、
Macのキーボードにある optionキーを併用して、
かなモードのままで 英字や記号類が入力できるようになります。
(※元々optionキーは、英字の記号を入力するためのキーです)
もちろん、shiftキーも併用できますので、
よく使われるカッコやハテナマークなどの記号類も、
簡単に入力できるようになります。
さらにまた、そのようにして入力された英字や記号は、
変換ウィンドウの中では、“読み”として使えるので、
拙作『MadDic1(E)』によって、
頭文字入力/短縮入力が可能になります。
( ⇒ 英字入力に関するページ )
(2)機能キー設定の追加詳しいことは 添付の書類を見ていただくとして、
一例を挙げると、例えば、操作パレット表示* help / shift+esc(control+shift+G)
文字パレット表示 control+F11(control+shift+B※)
辞書ツール起動* control+shift+enter(control+shift+T)
単語登録 control+enter(control+shift+N)
環境設定を表示* control+F12(control+shift+U※)
再変換 control+return(control+shift+R)
読みを再入力 control+space(control+shift+Y)ひらがなを入力 F6(かな / control+shift+J)
カタカナを入力 F7(shift+かな / control+shift+K)
英字全角を入力 F8 / shift+英数(control+shift+L)
半角英字を入力 F5 / F13(英数 / control+shift+;)
半角カナを入力 option+shift+かな
入力モード順次切替 option+shift+return(op+sh+tab)
全削除 control+delete(clear)
変換の解除 option+delete(esc)
確定の取り消し** control+option+delete(control+delete)ひらがなに変換 shift+space(control+J)
カタカナに変換 option+space / control+かな(co+K)
英字全角に変換 option+shift+space / control+英数(co+L)
半角英字に変換 enter / control+option+space(co+;)
文字種順次変換 option+return(option+tab)
変換対象を左へ control+,( ← )
変換対象を右へ control+.( → )
変換対象を収縮 control+shift+<(shift+←)
変換対象を拡張 control+shift+>(shift+→)
次候補を選択 control+/( → / space)
前候補を選択 control+M( ← / shift+space)
次候補群スクロール control+→ / page down(control+V)
前候補群スクロール control+← / page up(control+R)
(※ことえり2では、候補群ウィンドウの出現位置によって、スクロール方向が異なる場合がありま す)
などがあります。
(※カッコ内は デフォルト〈※ただし代表的なもののみ〉)
(*は ことえり4にはありません。**は ことえり4のみです)
(※ことえり2版と ことえり4版の設定は 若干 異なる場合があります)
(3)option+control(+shift)で 記号入力
JISコードには、キーボードに刻印されている記号だけでなく、
マルやバツ、郵便番号マーク、音符など、様々な記号が用意されています。
これらの一部は、ことえりでは、
英字モードでは(*) optionキーを使って入力することができますが、
その配置には法則性がなく、一般の使用頻度とも関係がありません。
(* ローマ字入力では、かなモードと英字モードで、出せる記号が異なります)
これを、一般的な使用頻度を考慮し、かつ、
キーボードに刻印がなくても その配置が覚えやすくなるよう
関連性を持たせ、かつ、入力モードに関係なく
「option+control(+shift)」を併用するだけで、
入力できるようにしてみました。(^_^)
もともとの ことえりでも、テンキーの演算記号キーを使って、
和文で使われる演算記号が打てるようになっていますが、
そういう意味では、この記号入力の部分に関しても、
“強化”が必要なのではないかと思います。(^_^;
仕様は以下の通りです。(赤字の部分)
図1基本仕様(USキーボード使用時:参考資料)
図2JISキーボード使用時(Mac OS 9 版/ことえり2.3.x用)
また、これらの他にも、カーソルコントロールキーを使って、
上下左右の矢印記号が入力できるようにもなります。
ダウンロードは こ ちら(2.3.6 用:公開版・ver.2.2)から。
(※2.3.3用は 今のところ、ver.1.2し か 公開していませんが、
アップデーターを使えば、ほとんど同じものが使えるようになります)
※関連リンク: 『MacLHA』(石崎一明さん作)
なお、『ことえり強化パッチ』の ことえり4用(Mac OS X 版*)を、本HP内に限り、
暫定的に配布することにします。
(* Mac OS X 版は バージョン2です...^^;;;)
ただし、Mac OS X では、システムリソースにパッチを当てるというようなわけにはいかないので、
入れ替えるには、管理者権限が必要となります。(たいがいはマシンのオーナーで す)
当該ファイルを手動で入れ替えていただくことになります。
(※そのため、Mac OS X 版は『ことえり強化ファイルズ』と呼ぶことにします...^^;;;)
入れ替えるファイルは、
「System/Library/Components/Kotoeri.component/Contents/Resources」 内の
「KotoeriKeys.plist」と「ShortcutDict.plist」です。(※Mac OS X 10.4.11までの場合)
(※「Kotoeri.component」を開く時には コンテキストメニューから開きます)
(※Mac OS X 10.6.4等では、ファイルの場所は
「/System/Library/Input Methods/Kotoeri.app/Contents/Resources」内になります)当然ですが、自己責任で、元のファイルも捨てないで、保存しておいてください。
ダウンロードは こちら から。(2010 年10月16日版:JISキーボード対応版)
(※Mac OS X 10.4.11以降対応版。ただし、10.6.4を除く10.5以降は、動作 未確認)
(※当該ファイルのみです。マニュアルはありません)
(Mac OS X 10.3.9〜10.4.7版は こちら )
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【バージョン3について】
バージョン3での改訂の目玉は、
「ギリシャ文字」入力です。(^-^)/
ただし、これ、前からわかっていた&告知していた通り、
『ResEdit』を 使った追加/修正には、
扱えるリソースフォークの数に限度があるため、
今まで手を付けていなかった部分をつぶして(爆)*、
ギリシャ文字24文字×大文字&小文字を配置しています。
(* 具体的にいうと、指定変換のほとんどの部分と普通使わない設定)
また、それらの記号を入力するための併用キーとして、
「option+control」を 使用しているため、
今までのハイパーダイヤモンドカーソルは使えなくなります。(^.^;;;
しかし、人によっては、それだけの損失(?)を伴っても、
1ストロークで ギリシャ文字が打てるのだったら仕方がないと
捉えていただける人もいると思います。(^_^;
(#私もその1人なのですが...)
ただ、今さら Mac OS 9 かよって感じもしなくもないんですよね。(苦笑)
そこで、対象となるユーザーが おそらく限られているであろうということで、
すでにKKP3の施されている ことえりを そのまま(爆)UPすることにします。(^.^;;;
そのため、インストールは、お使いの ことえりと入れ替えて 再起動すれば オッケーです。
注意点は、当然ながら自己責任ということで、
これを使ったことによって万一何らかの不具合が生じたとしても、
当方では一切責任を持ちません。(^_^;
(※ウイルスチェックはしてあります。by NAV 10.1.2)
なお、マニュアル等は 特にありません。
使い方は ver.2.2等と同じです。
その他、細かい話やサポートは、掲示板のほうで 随時していきます。
ご意見・ご感想をお待ちしております。m(_ _)m
ダウンロードは こちら (2.3.6 用: HP限定最新版)です。
(JISキーボード&Classic環境対応・HRN 機能付)
(USキーボード&Classic環境対応・HRN機能付)
〔HRN機能抜き版:2009年 5月17日版〕
(※ことえり4用は、現在のところ 作っていません...^^;;;)
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【さ らに HP特典あり!!!(爆)(爆)(爆)】
私が ことえりを けっこう気に入っている理由の一つとして、
「記号が読みに使える!!!」ということがあります。
これまで述べてきた通り、KKPを使うと、その副産 物(笑) として、
記号入力がラクになる!!ということがあるわけですが、
だったら、これを読みとして使わぬテはない!!!ということで、(笑)
ひそかに、自分で単語登録して使っていたわけです。
最近、ようやく、一通りのものが完成した感じがする ので、
ちょっとお披露目してみようかなという気になりました。(^.^;;;
一例を挙げると、まず、
KKPでは 単独ではキーに割り当てられていない文字を入力するために
他の記号を読みとして使うという方法が考えられます。
(例:▲▽◇■《》〔〕\§¶†‡√¬∠⊥⌒仝〆...)
さらに、それらを連打読みとすることによって、
省入力や同音異義語の打ち分けに使うことができます。(^-^)
(例:△△→三角〈さんかく=参画〉 □□→四角〈しかく=資格/視覚/...〉)
( ≦≦→以下〈いか=烏賊/医科/...〉 ≧≧→以上〈いじょう=異常/委譲/...〉)
もちろん、普通に、かなや英字の読みと組み合わせて、
同音異義語の打ち分けや、省打鍵対策として使うこともできます。
(例:男物→♂もの/♂m,女物→♀もの/♀m,温度→おん℃/o℃〈おんど=音頭/音戸〉)
( この他、矢印記号で「上」「下」「左」「右」など...)
このフィーチャーは、MadDicシ リーズのう ち、
MadDic1ファミリーと MadDic4に搭載され ています。
(※あくまでも省入力の一環として捉え ており、
他のかな読みや英字読みと併用して使うことを想定しているので、
単独でのリリースは 今のところ 考えていません)
…ということで、もし使ってみたいとい う方がお られましたら、
それそれのページからダウンロードしてく ださい。 (^_^;
※現在、辞書の再構成中につき、MadDic1等に含まれていた登録語彙は、移転中(爆)です。
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