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ようこそ!こちらは『JISかな+』のサポートページです。



【『JISかな+(シフトかな)』とは?】

JISかな配列のうち、シフト側に文字が設定されていないキーに、
最上段や右手外野の文字を割り当て、
かな入力時の操作性を向上させる KCHRリソースです。

本バージョンでは、FINAL版ということで、
シフト側に配置した文字は、拙作『JISかな改』に準拠しています。

そこで、
1.現状のJIS配列に不満があるけれども 他の配列に移行する気力がない、
2.『JISかな改』を導入したいのだが、共有マシンなのでできない、
3.いきなり『JISかな改』に移行する前に慣らし運転をしてみたい、
・・・等、お考えの方には、ぜひオススメのソフトです。

なお、『JISかな+』は、従来のJIS配列には なんら影響を与えません。

ダウンロードは こちら から。(Mac OS 9 用,リリース1)

【配列図〈※リリース4〉】

   kanaplus_key_layout
   図1基本仕様(JISキーボード使用時)

   kanaplus_key_layout
   図2参考仕様(ANSIキーボード使用時)

なお、『JISかな+』の Mac OS X 版(FINAL版・リリース4)を、本HP内に限り、
暫定的に配布することにします。
ただし、Mac OS X では、システムリソースにパッチを当てるわけにはいかないので、
当該ファイルを手動で入れ替えていただくことになります。

入れ換えるには、管理者権限が必要となります。(たいがいはマシンのオーナーです)

入れ換えるファイルは、
「System/Library/Keyboard Layouts/Japanese.bundle/Contents/Resources/Japanese.rsrc」
です。

初めに元のファイルをバックアップして(普通に移動するだけでコピーになります)
その後、ゴミ箱に捨てます。この時、パスワードの入力が必要になります。
次に、当ファイルをこのフォルダーにコピーします。この時にもPWが必要です。
入れ換えたら再起動してください。

なお、当然ですが、自己責任で、元のファイルは捨てないで、大切に保存しておいてください。
万一不具合が発生した場合には、この逆の操作をして元に戻してください。

ダウンロードは こちら から。
(※当該ファイルのみです)


【『JISかな改』との違い 】

上にも述べた通り、『JISかな+』は 拙作『JISかな改』に準拠しています。

ただし、基本コンセプトとして、JISかな配列には手を加えないと決めていますので、
シフト側に元々から設定されているものに関しては、元のものが優先されることになります。
(※アンシフト側は もちろん、JIS配列のママです)

これには 句読点などの記号類や、「ぃ」と「っ」などが 該当することになりますが、
したがって、『JISかな改』で その部分に設定されているものは、
シフト側に二重配置されないか、もしくは割り当てられるキーを変えています。

また、内側10列3段の中にあるものに関しては、
シフト側に再配置しないことにしています。

これには「ち」「ひ」「ね」が 該当し、
『JISかな改』で それらが置かれていた部分には、
他のキーとの組み合わせを考慮し、他の文字を配置しています。

この2つに関する部分が、『JISかな改』と 大きく異なる部分です。
しかし、これら以外の空きスペースに関しては、
アンシフト側も含め、『JISかな改』と 基本的に同じです。

以下、空きスペースに割り当てた文字について説明します。

【う】

これはシフト側に置いてでも使いたい文字の1つで、
FINAL版リリース4では、[ひ]と[に]のシフト側に配置しています。

特に左手側の「う」に関しては、ちょうど、元々の位置と指使いが同じになる上、
他のシフト側の文字「ゅ」「ょ」と共に用いて、拗音を含む二重母音が打ちやすくなるでしょう。

【へ】

これは『かな改』では[Z]のシフト側に置かれていましたが、
JIS配列では そこに すでに「っ」が 配置されていますので、
『かな+』では これを同じ指使いのまま[A]のシフト側に置くことにします。

ここは『かな改』では「ち」が置かれていた場所ですが、
JIS配列ではアンシフト側にあるので、二重配置する必要はないので、
ちょうど空きスペースになる場所です。

【を】

これは『かな改』では[@]の位置に置いていたものですが、
JIS配列では 濁点が 配置されていますので、
『かな+』では これを同じ指使いのまま[;]のシフト側に置くことにします。

ここは、上の「へ」の場合と同様、『かな改』では「ち」が置かれていたので、
ちょうど空きスペースとなる場所です。

元々の JIS配列の場合と比べ、腕を動かさず、シフト操作だけで「を」が打てるので、
これはかなり楽になったと実感できるのではないでしょうか?




【進化の過程】

『JISかな+』は 1999年の誕生以来、数回の仕様変更を経ています。
(※初公開の時は『ハイパーかな入力』という名称でした)

本来こういうものは、そう簡単に仕様変更していいものでは ありません。(汗)
その懺悔の意味も含めて(?)、過去の修正履歴を公開しようと思います。

これにより、現バージョンが なぜ FINAL版といえるのか、
理解していただける一端ともなれば 幸いです。


【バージョン1.5?〈仕様のみ公開〉】

kanaplus_ver.1.5

幻の1.5です。NIFTY/FKBOARDでの議論を踏まえ、
シフトキーとの組み合わせを考慮し、右手側に打ちにくい文字を配置しました。
あと、Dvorak配列を見習って、左手ホーム段に母音を並べました。

今から思うと、これでも笑ってしまうような並びなのですが、
『JISかな改』を考案するまでは、かなり本格的に使っていました。

しかし、振り返ってみれば、右手ホーム段のオンビキと促音ぐらいしか、
活用してなかったような気がします。
シフト側の濁点と半濁点は、結局、ほとんど使いませんでした。
(というか、ほとんど無意味かもしれない...(汗))

右手上段に配置した拗音は、それなりには便利でも
『JISかな改』と比べてしまうと、やはり使い勝手は良くないですね。
左手下段の「やゆよ」に至っては、ほとんど使わず・・・。

また、左手ホーム段の母音は、やはりアンシフト側にあってこそ、
使い勝手が良いといえるものなので、ほとんど意味はないですね。

その他の使用頻度の低い一群に関しても、
配置を決めているのは、運指ではなく、英字との関連で、
覚えやすかろうと思っていたのですが、
それほど覚えやすいこともなく、使いやすくもなく・・・。

これらのことから考えても、
現状の『JISかな改』が いかに完成度が高いか、
よくわかります。(^_^;


【バージョン1.2.5】

   kanaplus_ver.1.2.5

NIFTY/FGALNEXTに投稿したバージョンです。事実上の最終公開版です。
前バージョンとの違いは「を」の位置ですね。

この頃のものは、最適化と運指に対する考慮がほとんどなされていないので、
単に最上段や右手外野の打ちにくいキーが打ちやすいということだけで、
良しとしていました。

特に、母音の二重配置に関しては、
ただ、キーを埋めているだけという感じですね・・・。


【バージョン1.2】

   kanaplus_ver.1.2

大幅な見直し(?)をしました。(…のつもり)
本来ならこれを初公開版とするべきでした。(汗)

バージョン1.0との違いは、無意味な二重配置をやめ、
少し、指使いと運指に気を遣い始めたという点でしょうか?

それでも 今から見ると、まだまだ幼いというか、
ほとんど何も考えていないに近いのですが、(汗)
これが あってこそ『JISかな改』につながっていくわけですね…(言い訳)


【バージョン1.0〈初公開版〉】

   kanaplus_ver.1.0

恥ずかしいですね〜。アイデア先行型/企画倒れの典型例です。(滝汗)
いちおう配置のコンセプトとしては、英字の並びとリンクしているつもりなのですが…。
結果的には、覚えやすくもなく、使いやすくもないとゆー。

あえて弁護をするなら(笑)、散らばっている文字をシフト側にも二重配置して、
シフト&ホールドの技で、何かしら押しやすくなるものがあるんじゃなかろうか(爆)
という程度のひらめきがあるような気がします。(^.^;;;

ちなみに、投稿先は NIFTY/FMACUSLです。

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かな入力推進委員会(?)のページ(も はや、ローマ字入力は いらない(笑))


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