続-蕎麦屋情報 + 夏の写真数点 (2004.07.25)

今年も八ヶ岳の方に行く機会がありました。超猛暑の20日(東京:39.5度、夜通し30度以上)から行ったので、とってもラッキーでした(ある意味アンラッキーともいえるが。。。)。時間の取れたときに、昨年行けなかった蕎麦屋を精力的に回った。(昨年のレポートも是非参考に!)

  • そば処 [いずみ](山梨県北巨摩郡大泉村谷戸1991-1 tel:0551-38-0804):
    一日限定50食と書いてあった「山路庵」に行こうと思ったが、店を見つけられなくて、結局すぐ分かった「いずみ」へ。。。”脱穀、製粉、そば打ち全てが手作り”との店だが、さっぱりとしたたたずまいで、敷地の奥には蕎麦道場があった。メニューを見ると、通常の「ざる」とは別に「生粉打ちそば」(限定20食、860円)とある。尋ねてみるとまだあると言うので、それをいただくことにする。
    そばのこしは今一で、やっぱりおばちゃんのちからではこんなもんかなー?とか思いながら、そばをいただく。つゆが弱い!。家庭の味の延長ではちょっとね。。。
  • 清里 [北甲斐亭](北巨摩郡高根町清里2890-1 0551-48-5541):
    さあ、もう一軒ぐらいいくか。。。と手近な「藤乃家」にするか、清里まで行ってしまおうかと思いつつ、足を伸ばすことにしました。うっそうとした山道を下っていくと突然まだ新しいかんじのお店に。。。途中の看板がないと引き返しちゃうかも…というところだ。町のおばちゃん達で地元の粉でうっているという。さて、おそばだが、[北甲斐そば」というのが名物だとのこと。そばは冷たいが、つゆが温かいとのこと。じゃあ、それにしてみるか…ということにする。 680円也。ざるも同じ値段です。
    手打ちとのことだが、機械で伸したかんじの蕎麦で、どうも食感がわるい。つゆもインパクトが無く、わざわざ入れている人参がどうもアンバランスである。どうも意図がわからない。。。蕎麦屋としてはどうも…というところだが、お店のおばちゃん達の感じがとっても良い。お店も高台にあって開放的で、庭の花もとってもきれいだ。喫茶がわりに訪問したくなる感じだ。。。
     庭の花々 ->
  • [翁](北巨摩郡長坂町中丸2205): 昨年も行った翁だが、やっぱり行きたくなる。知人を二人連れて行ったわけだが、昨年以上にレベル低下を感じてしまった。。。つゆは、相変わらずうまい!。辛めのつゆで、透き通るようなテイストのさらっとしながらもこくのあるつゆはさすがであるが、どうも、そばが今一である。(翁のそばなので、今一といわざるを得ないので、一般のレベルよりははるかに上です)。。今回食して、もう人に特に勧めるのはやめようと思いました。。。残念!。写真は撮らなかったので、昨年のを掲載します。

  • [さかさい](北巨摩郡大泉村 tel:0551-38-2592)
    昨年はチャンスが無かったので、ことしは是非と。。引越ししてからはじめての訪問である。通りの看板のところを入って奥に行くと、また看板があって左折してまさに山道をくだると、右手の開けた空間に「さかさい」があった。
    わたしは、かも南そばである。お!値上げしたなっ!¥1350であった。相変わらずこしのある細いそばであるが、つけ汁の鴨スープがパワーアップしている。美味しい鴨肉たっぷり、しいたけ、ネギ等が濃厚なうまみたっぷりのスープになっている。ネギがスライス状になっていて、私は以前よりも良いとおもった。以前は、丸単棒になっていて、焼いてあるのだが、仕上がりにむらがあってネギのうまみが出てないときがあった。今の方式のほうが味が安定するだろう。この店は、鴨南そばがお勧めですね。ざるでもよいけどつゆはもう一工夫欲しい。

  • [藤乃家](山梨県北巨摩郡大泉村西井出2112 0551-38-3370)
    昨年も紹介したが、とある大学の先生のお勧めで、一応確認しておこうというわけである。とうぜん「もり」を。。。630円と安い。。店の中には、木札がたくさん下がっていて、横綱10枚とか書いてある。もり、十枚以上食べたら横綱ということらしい。若いときならいざ知らず、いまは全く興味が無い。ちょっと物足りないくらいの量で、美味しく食べるのが良いのだ。(でも、昔なら何枚いったかなあ〜??。スキーのあとなら、10枚くらいはパラッと食えたかも…とか思いつつ)いただきま〜す。そばは合格点を挙げられる。先入観もあったが(昨年のレポート参照)、値段もやすいし、良いのでは…。でも、おつゆがいけません。論ずる前に甘すぎます。口の周りがべたべた。食後、いつものように蕎麦湯でうすめて飲もうとするが、甘くて飲めません。このつゆで納得するのは素人だけですね。。。

  • ということで、今回は5軒行って来ました。いろいろ書いてますけど、一般のレベルの蕎麦屋よりは全然美味しいと思いますよ!!

さて、それでは次なる項へ行きますか…。合間に取った写真と最近とった写真を紹介しましょう。

[夏の写真]
 
まずは、21日の明け方、つまり記録的な猛暑の真っ最中に撮影した「富士山」から。。。ちょうど日の出の頃です(4:47AM)。 (南の方角)

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そして、「夜明けの八ヶ岳」。富士山と反対側です。中央の大きいのが権現岳2718m、右へ谷間にちょこっと見えるのが、阿弥陀岳2806m、その右が赤岳2899mとのこと。。。(北の方角)
そして西の方角には、「南アルプス」が。。。まさに中央に見えるのが、北岳3192mである。右のほうに甲斐駒ヶ岳2966m(落ち込んだ谷もすぐ右のところ)がみえる。北岳のすぐ左は鳳凰三山である。 (下↓)
さて、なんでも掲示板で、夏の花と題してちょっと紹介した「百日紅(さるすべり)」だが、オヒョンランさんを通じて知り合った「hu」さん白いさるすべりも…と書き込みがあった。実は、車でよく通っている”とある道”が、「さるすべり並木」だったのです。写真ではちょっと分かりにくいけど、紹介します。そして、この並木道のさるすべりの色は…3種類ありました。さるすべり並木、ちょっと珍しいと思うんだけど…。
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おまけにもう少しだけ。。。蕎麦の「北甲斐亭」のすぐ近くに、野菜の即売所がありました。ちょっと覗いてみると、珍しいジャガイモがありました。ふみ子さんという方のジャガイモですが、濃い紫色をしてます。「おじさん、これなんていう種類なの?」「ん〜、分からないなー。」「アンデスレッドっていうのも赤いよね。」「アンデスレッドは俺も作っているけど、違うね」「もっと色が薄いよね。。。」とかやり取りしつつ、一袋買いました。100円。ミニかぼちゃも100円で買いました。
(左)が北甲斐亭の隣で買った紫のじゃがいも

ちなみに、「アンデスレッド」は一昨年私が作りました。奥の右が「男爵」左が「北あかり」で、手前の赤いのが「アンデスレッド」です。アンデスレッド、とっても美味しかったな〜。。。(右)

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