モンゴル岩塩」と「自家製イカの塩辛」   2002/01/27

 イカの塩辛は時々自家製で作ってます。1/19(土)早朝、市場に行くとまだ生きているイカがあったので、塩辛を作ることにしました。2002年になって最初のいかの塩辛です。
 基本的な作り方はほかのページに既に紹介してます。

 まな板の上でもエンペラがひらひらとしていて、ちょっとかわいそうですが、しょうがありません。

 イカの身は軽く塩を振って、丸一日(翌日の朝まで)干しておきます。

 肝も軽く塩を振って、数時間日陰干しした後、たっぷりの塩に漬けます。1〜3日程度塩漬けした肝は、皮をむいて裏ごしします。今回は4ハイで60gの肝エキスがとれました。このぐらいだと塩辛にするイカの身は1パイ半ぐらいですね。

 お塩は、肝エキスにたいして10%ぐらいなので、6グラムですが、今回はここで「モンゴル岩塩」を使ってみました。

 「モンゴル岩塩」は最近愛用しているおいしい塩です。今までの中では一番ですね。

 肝エキス・塩・焼酎でペーストを作って、あとは軽く干したイカの身や足とからめて冷蔵庫へ。毎日忘れずに良くかき回して、4,5日もすれば出来上がりです。

さばいたイカ(上)と肝(下)
今回の塩辛(1/27)

 さて、「モンゴル岩塩」ですが、このお塩、とある食材店で見つけたものですが、このお塩は今まで食べた中では一番おいしいと思っています。

 我が家で普段使っているのは「赤尾の天塩」で、他にはこのホームページでも時々出てくる「アルペンザルツ」です。いずれも普通のスーパーで買えます。

 いつだったか、この3種の塩の味をそのまま比較したのですが、順位は明らかでした。いつの頃だったか、『通は天ぷらを塩で食べる』なんて話を聞いて、それではとトライしたこともありましたし、温泉宿で出てきたりもしますが、醤油派のボクとしては、実はそれほどおいしいと思ったことはありませんでした。(大根おろしとお醤油で食べるのがボクの好みです。もっとも、温泉宿の天ぷらは概ね基本的においしくないですが。。。)

 おいしいお塩が手に入ったので、天ぷらにもトライしたのですが、これが素晴らしくおいしいのです。お塩でこんなにも違うのかとビックリ。「天ぷらと塩」を完全に見直しました。

 この岩塩、上の写真のようにまさに塩の結晶状態なのです。そういえば、「こんなの買ってどうするの!!」と当初ゆうこんに批判もされました。で、右に写っているのが秘密兵器です。大理石でできたミル(手動石臼)ですが、これで、ゴリゴリやってお好みの粒径にして使います。本当はスパイス用のようで、昨年9月にアメリカで偶然見つけたもので、安かったのでつい買ってしまったものです。確か1000円しなかったと思いますが、とっても良いもので重宝してます。
 ところで、このページの下地に使っているグリーン系の「色」は初お目見えなのですが、何の色だかわかりますか?解答はいずれ近いうちに。。。。
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