「イカ(青森産)」と「まぐろのほっぺ」


「イカ(青森産)」と「まぐろのほっぺ」(2000.10.07) 

 8月以来、久しぶりに市場に行きました。セル(殻付き牡蠣)や生イクラが出ていて秋になったという感じでした。とらふぐ・キロ4000円やら生カラスミ・キロ7500円やら目に付きましたが、今日は控えめにマグロのホッペと頭の身、それとものすごく良いイカにしました。

 普通のスルメイカの横にチョット目をひくイカがある。店のおじさんに、「このイカはちょっと違うよ!。すぐなくなっちゃうよ。青森のだ。」と言われて、たしかにまだ生きている。透明なエンペラがひらひらと動いている。「最後の1っ匹おまけするよ。」とのことで、5ハイ1200円でいただいて、丁度売り切れでした。

アカイカじゃないよ。スルメだよ。
この写真はちょっと時間がたってしまってからだけど、最初はビンビンでした。

1.お刺し身、イカソーメン で2ハイと胆1
2.イカの塩辛       で1ハイと胆2
3.沖漬け風・丸ごとしょうゆ漬け で2ハイ丸ごと
4.残りの足2と身少々は胆煮にしようかと。。。

これがホッペ(6枚)

1.ホッペ焼き
2.ホッペの香草ステーキ


[イカ編]ホッペ編はこの後

1.お刺し身、イカソーメン

[手順]
○イカの足、胆をはずしてエンペラの付け根から皮をむく。
○包丁を奥から手前に引くようになるべく細く切る。縦切りと横切りのイカソーメンを作ると、その違いが面白い。
○エンペラもなるべく細くソーメンに切る。
○胆の回りの墨袋や内蔵を取ってさっと洗い、胆の皮を裂いて胆の中身をステンの金ざるで、スプーン等で押し付けて裏ごしする。
○裏ごしした胆汁に小スプーンの「しょっつる」に醤油と生姜汁を少々入れてかき混ぜて、冷蔵庫に食べるまでおいておく。しょっつるが無ければ塩でも醤油でも入れてもいれなくても適当に!!。

○さあ、イカソーメンを召し上がれ!。ワサビ醤油で食べるもよし。胆汁で食べるもよし、醤油に胆汁を混ぜて食べるも良し。新鮮なイカは違いますね〜。

2.イカの塩辛塩辛の項目に詳細が。ここでは今回のまとめを簡単に。イカのきも2個で1匹分できます。)

[手順](2000/10/7)
○イカの胆2ヶは墨袋等を取って塩をまぶしてぶら下げておく(水分を抜く)。
○イカの身は開いて、足は吸盤の殻をしごくようにとり、カラスのくちばしを取って一昼夜干しに。
○乾いた胆を粗塩にドップリ漬けて冷蔵庫にでも入れておく。

一夜明けました。(2000/10/08)

○胆の回りの塩をはらって、胆の皮を裂いて胆の中身をステンの金ざるで、スプーン等で押し付けて濾す。(胆2ヶで54gでした。)
○塩(今回もアルペンザルツ)5g強、ホワイトリカー(焼酎でも)5g強を入れて良くかき混ぜる。
○干しておいたイカを巾6mm、長さ5cm程度の短冊に切る。足は5cm程度に切る。器に入れて、胆汁も入れて元気良くかき混ぜる。
○一日3回程度まめに良くかき混ぜ続けて、3日もすればおいしいぞ。

3.沖漬け風・丸ごとしょうゆ漬け

○適当な容器にイカを入れて、そこへ醤油をダバダバと。。さあどうなる事やら。。。


[ホッペ編]

1.ホッペ焼き

○牛乳に漬けること1時間(必要だかどうだか分りませんが??)
○生姜をすって、醤油ザバザバで、ホッペを漬ける。
○あとは焼くだけです。


2.ホッペの香草ステーキ

○牛乳に漬けておいたホッペの水分をキッチンタオル等で取って、皿へ。
○オリーブオイルに、タイム(コーンタンのときに買った)、乾燥バジル、赤唐辛子の輪切り、クローブ、胡椒等ありあわせのスパイス等を入れて、ポッペと良くからませておく。
○適当な時間が経ったら、オリーブオイルにつぶしたニンニクを入れて炒めたところへ、ホッペに軽く塩を振ってフライパンでステーキ風に焼く。
○概ね焼けてきたら、赤ワインなどがあれば少々入れて蓋をして蒸し焼きしてできあがり。

●これはこれでなかなかでした。和風と洋風どっちがうまいかはそれぞれでしょう。


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