アブラヤのベストヒット歌謡曲(21〜30)

21 天使の誘惑/黛ジュン なかにし礼/鈴木邦彦 1968
テリー:私この曲は大好き。バンドでもコピーしようとしたもの。明るい曲にせつない歌詞が洋楽っぽい。これも日本のレア・グルーヴ!
ターミー:小学生の時、街のプールに行ったら必ずBGMでかかってた夏の定番。冬のスケートリンクは、トワエモアの 「虹と雪のバラード」ね。
アブラヤ:うんうん、プールサイドで寝そべっている時に必ずかかっていた時代がありましたっけ。あの頃の女性は皆、競ってミニスカートをはいておったのだが彼女は割と太めのはち切れそうな太股が印象に残っていますよん!でも太股って云ったら断然、石川秀美に限ると思います。m(__)m
22 上を向いて歩こう/坂本九 永六輔/中村八大 1961
テリー:乾いたカントリー調の九ちゃんのヴォーカル好きだけど。う〜ん。私は、やっぱキヨシロー・ヴァージョンがすきっ! 「見上げてごらん夜の星を」も、超名曲。
ターミー:中村八大さんはジャズピアニストとして異彩を放っていたのに、自らその才能に疑いを持ち始め、晩年は酒とクスリで苦悩の日々を過ごしたという。この曲で勇気づけられた人は、数知れないけど、九ちゃん/八大さんともに最後は不運だったですね。合掌。
アブラヤ:昨年、いわき湯本のホテルで宴会の際に、この曲を歌ったらヤンヤの喝采を受けて最高に気持ちが良かったのが記憶に新しいところですが、この曲について語ったら一晩中かかってしまうと思います。
23 空に星があるように/荒木一郎 荒木一郎/荒木一郎 1966
アブラヤ:この人は結構不良ぽいイメージがありましたよね。でも、とてもロマンティックな名曲だと思います。加山雄三がビートルズなら、さしずめ荒木一郎はローリング・ストーンズってな感じかな?(^^;)
ターミー:陽の加山雄三、陰の荒木一郎。どちらも元祖シンガーソングライターですが、荒木は更に陰にこもっちゃったなあ。
テリー:うんうん、ちょい暗めだった気がする。わすれちまったぜい!
24 エメラルドの伝説/ザ・テンプターズ なかにし礼/ 村井邦彦 1968
アブラヤ:ヴォーカル担当だった、ショーケンこと萩原健一の、どことなくふてくされた態度が印象に残っていますが、サビの部分「逢〜いたい〜」を「あ〜痛い〜」とずっと思いこんでいた愚かな奴は私のことですよん。(^^ゞ
ターミー:ベルばらみたいに襟もとがひらひらしているステージ衣裳を着てましたね。後の「傷だらけの天使」のショーケンからは想像もつかないけどね。
テリー:GSはホントは弱いんだけど…。衣装はおぼえてます。
25 喝采/ちあきなおみ 吉田旺/中村泰士 1972
テリー:ヴィジュアルのインパクトが強いのはコロッケのせいもあるのよね。でもこの人は心底歌はうまいよっ!
ターミー:独得のノービブラート唱法。<<いつものように 幕が開き>>と片手を上げながら上目使いに唄うその姿は今も脳裏に焼き付いています。
アブラヤ:とてもドラマティックな名曲ですよね。彼女もかなりのハイテンションで、感情移入をしながら歌っていたのではないでしょうか?
26 昨日・今日・明日/井上順之 阿久悠/都倉俊一 1971
テリー:まるでビートルズのリンゴ路線。仕掛人がえらいなこれは。でも、メロも曲も結構よったりするね。
ターミー:スパイダースではタンバリン担当。「お世話になりました」も人柄を映してヒットしましたね。
アブラヤ:タイガースではジュリーがリード・タンバリンを担当だったっけ・・・この人は人柄が歌に滲み出ていますよね?音程の不安定さも御愛敬ってな感じで許してあげる。
27 冒険/牧場ユミ 北山修/加藤和彦 1971
ターミー:今回の選曲の中では一発屋第1弾。もう一度聴いて見たい。
テリー:歌詞も実に無責任な楽観ソングだったような気が…。カウボーイ・スタイルで歌ってなかったっけ?
アブラヤ:「乱れたこの世を、何とかしようと〜、家を飛び出したのは」<何年前だっけ?さすがに衣装までは覚えていないのですが、ショートヘアーのボーイッシュな女性だったと記憶しています。
28 真夜中のギター/千賀かおる 吉岡治/河村利夫 1969
テリー:こぶしが演歌。
   「フランシーヌの場合」「時には母のない子のように」とか、一時なぜか流行した「ドン暗路線」
ターミー:一発屋第2弾。<<愛を無くして〜 何かを求め〜て 彷徨う〜>>のところが秀逸。曲はフォークだけど、詞は「天城越え」や「さざんかの宿」の吉岡治だから演歌と思いきやこれもフォーク調。
アブラヤ:当時流行っていたスポ根ドラマ「サインはV」の中で、主人公とハーフのジュンが友情を温めている場面に流れていたと思うのですが、千賀かおるがギターを弾いて歌っていたのかは覚えていないな〜。
29 ドゥー・ユー・リメンバー・ミー/岡崎友紀 安井かずみ/加藤和彦  1980
テリー:明るく、ちょっとコメディ入ったドラマ「奥様は18歳」の印象が強いけど、歌も確かに良かった。再評価が必要かもね。
ターミー:最近、「私は忘れない」ばかり聴いています。「天使はこうして生まれるの」、「黄色い船」、「グッドラック・アンド・グッバイ」等、歌手岡崎友紀を見直してます。
アブラヤ:大昔の岡崎友紀は本当に可憐なアイドルで、一時期のキョンキョンなんか全然目じゃなかったです!とてもメロディが泣かせる素敵な80年代を代表する名曲だと思います。
30 よろしく哀愁/郷ひろみ 安井かずみ/筒美京平  1974
アブラヤ:郷ひろみといったらコレしかないでしょう!!まったく文句のつけようがない位に決まっています。でも、逢えない時間は愛を育てるどころか、別離に進むって云うのが私の経験上にもとずく理論です。(T^T)
ターミー:筒美歌謡の名作。私めのカラオケの定番。最近はこれとジョン・レノンの「イマジン」がおきまりコースです。
テリー:ジョンとどーゆー関係があるんですか! この曲はメロディーが秀逸。実はラテンに乗る。クラーベのリズムよっ!

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