カルフェニール・・・一般名 ロベンザリット
日本で開発された薬剤だが、無効例が多い。副作用は比較的軽い。
副作用;腎臓障害(ネフローゼ症候群)・胃腸障害・肝障害・発疹・     口内炎
オークル・モーバー・・・一般名 アクタリット
最近発売された。効果は弱く炎症が軽い早期の例に有効とされている。
重い副作用はなく比較的安全とされている。
副作用;血尿(尿潜血)・蛋白尿・胃腸障害・肝障害
アザルフィジンEN腸溶錠・サラゾピリン・・・一般名 サラゾスルファピリジン
効果の発現は2〜3ヶ月くらいで、他の抗リウマチ薬より早い。
比較的副作用が少なく、効果も期待できる。
副作用;口内炎・肝障害・血液障害(白血球減少症)
共通の副作用;造血障害・ガンにかかりやすくなる・催奇性
         肝臓障害・脱毛・胃腸障害
リウマトレックス・メソトレキサート・・・一般名 メトトレキサート
体内で有用な仕事をしているほかの免疫細胞の働きまで抑制するので重い副作用の可能性がある。
使用開始から1ヶ月でその効果が見られる。
投与方法は、週1回1〜4錠を経口投与。
肝障害の予防に2日あけて葉酸を1週1錠服用する。
副作用;
口内炎・間質性肺炎・肝障害・血液障害(せき・胸痛・息切れに注意)
非ステロイド抗炎症剤による腎障害を強くする。
ブレディニン・・・一般名 ミゾリピン
腎移植の薬として日本で開発された。
作用は弱いが、副作用として重症のものはない。
副作用・・・消化器症状・口内炎
*イムラン・・・一般名 アザチオプリン
副作用;膵炎・口内炎
*エンドキサン・・・一般名 サイクロフォスファミド
副作用;生殖細胞を障害・出血性膀胱炎
     イムランより副作用は強い。
*サンディミュン・・・一般名 シクロスポリン
副作用;腎臓の機能障害が強い。血圧上昇、高血糖を起こし
糖尿病を誘発する
*は、抗リウマチ薬として無認可の薬
その他、米国では、クロロキンもリウマチ治療薬として承認されています。