第一話 樹を見る |
連続放火事件に南場は早期に犯人逮捕しないと左遷もあると匂わされる。 |
南場輝久 |
米崎東署警察署長、警視正。肩幅広く筋肉質、武道優秀。 |
佐野茂 |
県警本部刑事部長、警視正。南場と警察学校の同期。世渡りの才覚にたける。南場に対してライバル意識が旺盛。 |
筒井義雄 |
米崎地検刑事部副部長。出世にあまり興味がない人間。実直に罪と向き合う人間。 |
佐方貞人(さかた・さだと) |
任官3年目の新入り検事。根っからの検事。 |
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第二話 罪を押す |
娑婆と刑務所を行ったり来たりする累犯者に下した佐方の判断は。 |
筒井義雄 |
米崎地検刑事部副部長。 |
佐方貞人 |
昨年4月東京地検から筒井の下に配属されてきた新米検事。 |
小野辰二郎 |
3年前筒井が起訴した男。窃盗や無銭飲食といった微罪の常習犯。 |
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第三話 恩を返す |
弥生からの相談事は警官からの強請。佐方はどうする? |
佐方貞人 |
米崎地方検察庁の検事。 |
天根弥生(あまね) |
呉原市の高校時代ある事件で佐方が恩を受けたとする女性。今は美容師でもうすぐ結婚を控えている。 |
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第四話 拳を握る |
東京地検特捜の応援に来た佐方検事と加東事務官の無念・・。 |
佐方貞人 |
米崎地検の検事。大物政治家と中経の贈収賄容疑の捜査のため応援派遣され、葛巻の取り調べを担当する。 |
加東寿朗(としろう) |
山口地検の事務官。急遽佐方の事務官に。 |
東京地検の人物 |
・特捜主任検事 竹居真
・特捜副部長 輪泉琢也(わいずみ・たくや)
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第五話 本懐を知る |
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兼崎守 |
ニュース週刊誌「ピックアップ」の専属ライター。「闇の調書」連載中のネタ探し中。 |
佐方陽世 |
広島の弁護士。地元の小田嶋建設の顧問弁護士を勤めたとき、会長の死後の財産管理で業務上横領の容疑で起訴され、2年の実刑判決を受ける。 |
小田嶋建設の人物 |
・会長 小田嶋隆一郎(りゅういちろう)
・社長 小田嶋一洋(かずひろ)
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清水亮子(りょうこ)
夫 憲吾
娘 沙代
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小田嶋建設の事務員。 |