佐野直也 |
大宮北署地域課刑事、巡査。30過ぎ。刑事になり立て。捜査本部では石破が上司となる。プロ棋士を目指すも諦め刑事となる元奨励会メンバー。 |
石破剛志(つよし) |
埼玉県警捜査一課、警部補。45歳。基本的に身勝手な気分屋。
刑事の腕は評価されている。
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<天木山山中男性死体遺棄事件捜査本部>関係者 |
平成6年8月大宮市内から北に15キロほどの天木山山中に死後3年40〜50代の人骨(男)が発見される。遺留品に将棋の駒が、それも初代菊水月作の大変高価な物。 |
本部長 |
橘雅之(まさゆき) 大宮北署署長、警視。30代後半。 |
捜査指揮 |
五十嵐智雄(ともお)県警捜査一課管理官、警視。 |
進行役 |
本間敏(さとし)県警捜査一課理事官、警視。 |
他に |
糸谷文彦(いとたに)大宮北署刑事課長、警部。 |
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壬生芳樹 |
若き天才棋士、24歳。王棋位を除く六冠保持者。14歳でプロ棋士に到る正統派。竜昇位保持者。 |
上條桂介 |
第24期竜昇戦の挑戦者、6段。奨励会を経ず実業界から転身の東大卒エリート棋士。異端の革命児。炎の棋士。 |
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矢萩充(みつる) |
将棋の駒の鑑定人。 |
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<昭和46年〜現在(平成6年)に到る時代へ> |
唐沢光一郎
妻 美子(よしこ)
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教師を定年退職し、諏訪を終の棲家にする63歳。将棋が趣味。
諏訪市岬町に終の棲家を持つ。上條圭介を息子のように可愛がる。
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児島 |
PTAの役員。子供は小学3年の信治、上條桂介と同じ。 |
上條桂介
父親 庸一
母親 春子(没)
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父親の酒浸り、雀荘の賭け事浸りに幼少の頃から新聞配達で生活を支え、父親の暴力にも絶える。将棋に興味を持ち、唐沢光一郎の指導を受ける。
・父親の庸一は味噌造り職人だったが、妻の春子の死を境に酒浸り、雀荘通いの生活に。
・春子 島根県湯崎町生まれ。
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横森誠治 |
東京「坂部将棋道場」の席主(責任者)。アマチュア五段。 |
幹本寛治
(みきもとかんじ)
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「坂部将棋道場」の常連客、三段。 |
東明重慶
(とうみょう・じゅうけい)
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「鬼殺しのジュウケイ」のふたつの名を持つ真剣師(賭け将棋で飯を食う)。元アマ名人、アマチュア最強と言われる。 |
穂高篤郎(あつろう) |
将棋道場「王将」の店主。アマチュア棋界で一世を風靡した男。 |
兼崎元治(もとじ) |
「青森の鉈割り元治」といわれ、3年前引退したが、死に花咲かせたく真剣の相手を探している。 |
角舘銀治郎(つのだて) |
岩手の角舘で老舗旅館を営む愛棋家、穂高は大学時代、将棋部の合宿で世話になった。 |
米内重一
(よねない・しげいち)
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東北では名の知られた真剣師。今東北で勢いがある指し手。 |