杉浦草(そう)
息子 良一(没)
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70もとうに過ぎている。離婚歴があり、息子を亡くしている。
雑貨屋時代から長年「小蔵屋(和食器とコーヒー豆の店)」を営んでいる。昔マルフジの藤原との再婚話が持ち上がり消えた。
・良一 水の事故で先立った3歳の息子。
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久美 |
「小蔵屋」の正規従業員。嫁入り前、充分若い。 |
由紀乃 |
草の幼馴染み。脳梗塞の後遺症で左半身がやや不自由で、外出しにくい。 |
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田沼
姉の息子 タケル
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フリーの設計士。自称なんでも屋。
・タケル 姉の子、5〜6歳。姉に頼まれ、預かっているがストライキ中。
・姉夫婦(連れ子同士の再婚) 長野で蕎麦屋を営む。別れる方向で話し合い中。
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寺田 |
運送屋。 |
ライカの男 |
一応プロのカメラマン。 |
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青砥 |
結婚式場勤務、27歳。福祉作業所「たんぽぽ」でボランティア。
小蔵屋にキャンドルの売り込み。
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須之内ナオミ(すのうち)
妹 洋子
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彫刻家。草より2周りほど年下。父親がアメリカ人。実家とは絶縁状態。肝臓、腎臓当たりに病巣。来週ニューヨークへ帰って治療に専念予定。ナオミの実家は“須之内学習塾”。
・洋子 ナオミと年子。姉と同じ女子校。
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妹尾(せお) |
「香菜」の裏手で工房を営む。 |
浅井香菜(かな)
夫 稔(没)
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「香菜」という家庭的な雰囲気のカレー専門店を営む。
・稔 妹尾の後輩。二年前店のオープン目前で亡くなる。
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浅井秀介 |
稔のいとこ。猫背の男。 |
平田能理子 |
夫婦で「富久鮨(ふくずし)」を営む。職住一体の店舗。
ダイデン不動産、長要、つづらの悪巧みで店を手放し、借金苦に。夫は県北の草津で働きに、娘は姉夫婦が営む平田ベーカリーに身を寄せることに。
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藤原一京(いっけい) |
呉服店“マルフジ”の会長、80代半ば。藤原はホスピスを脱出、車椅子生活。診療所には北爪の父親として、そして北爪を娘として装い、マルフジへの影響を及ばないように。 |
ハツ子 |
昔マルフジを手伝っていた、藤原の姪。人の気持ちに敏感な人。 |
水沢 |
洋菓子店を営む男。ハツ子の幼馴染み。 |
北爪 |
藤原一京の付き添い看護師、40前後。父親は自ら失踪10年になる。 |
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<関係する会社や店名> |
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呉服店マルフジ |
札付きの金貸し。当時の藤原が呉服店から金貸しまで広げる。
ダイデン不動産と懇意。 草が手伝いに行かされていたことがある。
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ダイデン不動産 |
よく知る人ほど悪く言う。 |
長要 |
建設会社。古物商、廃品回収業など色々やっている。
“つづら”の店長の父親がやっている。
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和雑貨店“つづら” |
「小蔵屋」に嫌がらせを仕掛ける。 |