(上)青春篇 |
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立花権五郎(ごんごろう)
息子 喜久雄
先妻 千代子
後妻 マツ
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長崎立花組の親分。長崎抗争で戦前からの名門宮地組を解散に追い込む。
・喜久雄は権五郎の仇討ちに宮地恒三を狙うも失敗、長崎を追われ大阪の半二カの元に。三代目花井半次郎に。
・千代子は喜久雄が2歳の時没。マツが育ての親に。千代子の頼みで喜久雄をヤクザにしない約束。
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早川徳次 |
立花組部屋住み組員、喜久雄より2歳年上。当時16歳。喜久雄を「坊ちゃん」と。 |
辻村将生(まさき) |
立花権五郎の弟分。愛甲会の若頭。立花権五郎を銃で撃ち、その後立花組は愛甲会の下部組織に成り下がる。その後辻村は喜久夫達のバックアップ役に。 |
宮地恒三 |
長崎での名門宮地組の大親分。 |
春江 |
喜久雄の恋人。後に俊介と共に行方不明に。 |
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花井半二郎
妻 幸子(さちこ)
倅 半弥
<本名 大垣俊介>
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大阪の歌舞伎役者丹波屋の三代目半二郎。
・幸子 舞踊相良流の家元、後妻。
・俊介 名門の倅。喜久雄と「二人道成寺」で評判を取る。三代目半次カの名を喜久雄に取られ、突然春江と出奔、行方不明に。
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小野川満菊 |
稀代の立女形(たておんながた)。 |
市駒 |
京都祇園の舞妓。後に喜久雄の子綾乃を産み、育てる。
徳次が綾乃を可愛がる。
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弁天 |
天王寺村の芸人夫婦の子。徳次と北海道に稼ぎに行くも・・。 |
梅木 |
当代の歌舞伎を仕切る興行会社「三友」の社長。喜久雄を贔屓。
・竹野 映画をやろうと入った新入社員。退屈な芝居の歌舞伎のことを笑って言う竹野に、喜久雄は取っ組み合いを演じる。
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姉川鶴若 |
正統派小野川万菊と人気二分の立女形。駿河屋の血筋。
三代目花井半二カの喜久雄を預かることになるも、冷たい仕打ち。
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(下)花道篇 |
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立花喜久雄
妻 彰子
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丹波屋一門、三代目花井半二郎。元は任侠の世界出から、俊介との素性の違いからかなかなか評価されない不遇の時を経て・・・。
・彰子 吾妻千五郎の次女。
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大垣俊介
<花井半弥>
妻 春江
息子 一豊(かずとよ)
一豊の妻 美緒
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丹波屋一門、花井半二郎の倅、後に五代目花井白虎。
出奔以来苦労の末、大国テレビに出向中の竹野に見出され、復活。
歌舞伎座の俊介と新派の喜久雄の二項対立で評判。
・春江 梨園の女将さん振りが板に付く。
・一豊 なかなか芽が出ない。
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吾妻千五郎
次女 彰子
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富士見屋、江戸歌舞伎の大看板。
・彰子 大学で社会学を学ぶ女子大生。久住家の御曹司との婚約の話、でも喜久雄お兄ちゃんの奥さんになると同棲へ。父親の千五郎は猛反対。
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伊藤京之介 |
吾妻千五郎と並んで江戸歌舞伎の双璧。喜久雄より7つ年上。
人気二枚目の立役役者。
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竹野 |
今や三友の最年少取締役。 |
弁天 |
今をときめく人気芸人。 |
曽根松子 |
新派の大看板、賭博師の血を引く女傑。一時期喜久雄は曽根松子に救われる。彰子の母佳子の遠縁に当たる。 |
綾乃
夫 大雷(おおいかずき)
娘 喜恵
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京の舞妓の市駒と喜久雄の間に生まれた子。父親の喜久雄に対して反発している。
・夫 相撲界の大関。
・娘 喜恵 大雷との結婚式には綾乃のお腹にいた。
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