ウィリアム |
わが師、バスカヴィルのフランチェスコ会修道士。 皇帝派と教皇派の僧院での会談の調停役の役目を負いつつ、僧院長の依頼で奇妙な事件の調査を依頼される。 |
アドソ(私) |
ベネディクト会の見習い修道士。 ウィリアムの弟子、書記の役を受け持つも、わが師と共に調査に加わる。 |
アッボーネ |
ベネディクト会修道院の院長。皇帝の要請により教皇との使節団との宗教論争の(?)会談の仲介地としてこの山上の僧院を提供することに。 会談のその前にこの奇妙な事件の犯人を突き止めておく必要がある。 |
アデルモ |
細密画家の修道僧。あの建物の塔から見下ろした断崖の底で死体となって発見される。 自殺? |
ウベルティーノ |
フランチェスコ会厳格主義派の指導者、68歳。ウィリアムとは10年ぶりの再会。ヨハネス教皇は彼を地獄におとしめようと狙っている。 |
マラキーア |
文書館長。 |
ベレンガーリオ |
文書館長補佐。 行方不明に。 |
セヴェリーノ |
薬草係の学僧。 肢体の検分を任としている。 |
サルバトーレ |
厨房係の助手。 |
レミージョ |
厨房係。 謎の書物を巡り、手に入れたことにより、マラキーアより文書館長の補佐の後任の話がある。 |
ミケーレ |
フランチェスコ会総長。 ヨハネス教皇からアヴィニョンに一人で来るように呼び出されている。 |
ベルナール・ギー |
異端審問官、ドミニコ会修道士。 教皇側の使節団。 |