筆者<私> |
オカルト専門のフリーター。 |
栗原 |
大手建築事務所に勤める設計士。ホラーミステリーの愛好家。
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柳岡 |
私の知人で、編集プロダクションに努める営業マン。人生初の一軒家を買う決心をし、間取りに不可解な点が有り、私に相談してきた。 |
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宮江柚希
夫 恭一(きょういち)
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埼玉県在住の会社員。 マンションの一人暮らしの20代半ばの女性。
・ご主人 3年前の9月、知り合いの家に行ってくると言って行方不明に。 数ヶ月前、県内の山中で左手首がない状態で発見された。
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[片淵家] |
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父
母 喜江(よしえ)
姉 綾乃(あやの)
綾乃の夫 慶太
子供 浩人(ひろと)
妹 柚希
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会社員であった父は2007年自損事故で死亡。
・喜江 パートタイマー。父が死亡後、清次という男性と再婚。
・綾乃 妹柚希の2つ年上。柚希が10歳の夏(2006年)、突然家からいなくなり、家庭は壊れていく。
・柚希 1995年埼玉県生まれ。2014年家を出る。
2016年10月突然姉から手紙。埼玉県で暮らしていると。
2019年5月、再び姉から連絡来て、東京の家に招待される。
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祖父 重治(しげはる)
祖母 文乃(ふみの)
文乃の甥 清次
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“左手供養”の五箇条を厳しく受け継ぐ人物。
・清次 重治がもっとも信頼を置く人。妙な威圧感がある。
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叔父 公彦(きみひこ)
叔母 美咲
長男 洋一
次男 桃弥
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公彦、もうすぐ子供が生まれるという時に、心臓が悪く病死。半年後に長男洋一が事故死。
・洋一 柚希より3つ年下。
・桃弥 父親が亡くなる時母親のお腹にいた、左手首のない子。
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[片淵家の本家、分家にまつわる人物たち] |
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片淵嘉永(かえい)
正妻
息子 宗一郎
嫁 高間潮(うしお)
娘 千鶴
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当主。片淵家の跡取りとして宗一郎に継がせ、清吉に後ろ盾をさせたかったが。
・宗一郎 父親の嘉永ほどの才なくやがて没落へ。
奥手の宗一郎に対し、嘉永は雇い人の高間潮と結婚をさせる。
宗一郎は潮に手を出さず、妹の千鶴を妊娠させる。
・宗一郎との間に双子の男児を産む。
上の子 麻太(五体満足)
下の子 桃太(左手首なし)
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嘉永の妾の子 清吉
第二夫人 志津子
妹 美也子
(偽名 蘭鏡)
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本家を捨て独立、事業を成功させ、片淵分家誕生。かなりの好色で5人の妻がいた。
・第二夫人の志津子は自分の子を跡取りにしようと清吉の6人の子の三人を幼くして殺害させている。
・蘭鏡 謎の呪術師。儀式“左手供養”を説く。
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片淵弥生 |
片淵喜江(よしえ)の母方。清吉の七番目の子。 |