◇仁志野町の泥棒 |
“律子の母親は泥棒”との噂を聞いて・・・。 |
私(ミチル)
母
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町内で一番小さい規模の仁志町北小学校生。
母親は小学校の教師をしていて真面目で堅い人。
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水上律子
弟 幹也
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母親はおおらかで家庭も開けっぴろげ風。なのに律子は転々と学校を変わっている。
私と律子と優美子は仲良し三人組。
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◇石蕗南地区の放火 |
実家の前の神社にある消防団の控え所が出火、大林の活動が際立っている・・・。 |
笙子(36歳) |
短大卒、災害共済の地方支部で公有物件の保険事業業務を行っている。 |
大林勇気(38歳) |
役場の水道課勤務、ボランティアで消防団に入っての指導的立場の年配者。 |
◇美弥谷団地の逃亡者
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“幸せはいつも自分の心が決める”の言葉に感銘したことがあったのに。 |
私(浅沼美衣 ミエ) |
母親から離れたくて一人住まい。ご近所サイトで知り合った陽次だがやがて・・・。 |
柏木陽次(26歳) |
気分や(?)、詩人の相田みつおの言葉を私に教えたり、千葉に二人で連れて行っての行動は・・・。 |
◇芹葉大学の夢と殺人 |
彼の夢を諦めさせようと・・・。 |
二木未玖 |
絵本を描くことに夢を持つも、現実は大学を出てからは高校の美術の教師に。大学で付き合っていた雄大とは離れられないで。 |
羽根木雄大 |
デザイン工学部に在籍するも医学部に転入してサッカーの日本代表になり、その先はまた医者に戻りと夢を追うも、留年しつづけ・・・。 |
◇君本家の誘拐 |
育児に疲れた母親の幻想。 |
君本良枝
夫 学
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産休、育休と恵まれた会社に勤める良枝、やっと妊娠、女の子を出産するが、実家から戻って一人で赤ん坊の世話をする身は・・・。 |