(上)<第一部> |
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野宮万浬 |
麻酔科医。痛みに強い関心を持ち、痛みに悩む患者を臨床で診ていくことが本来の願い。嶋尾クリニックで働くことに。 |
嶋尾康男(70歳) |
「嶋尾ペインクリニック」の院長。 |
嶋尾クリニックのメンバー |
・院長 嶋尾康男 主に在宅でのホスピスケア選んだ患者の疼痛管理の為の往診担当。
・医師 野宮万浬 クリニックでの実質中心メンバー。
・事務長 関根靖子
・看護士 仲山淳子(ベテラン)
・受付事務員 梶川恵美、八木陽奈(はるな)新人。
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曽根雅雄(74歳)
妻 美彌(みや)
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末期がんの患者。死を間際にして人生最後の望みと奇妙な依頼を嶋尾院長に。 |
貴井森悟(たかいしんご)
弟 貴井英慈
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・森悟 無痛症の32歳。
・英慈 28歳。
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(上)<第二部> |
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野宮陸子 |
夫を持たずに一人息子の十市を産み、一人で毅然と生きる。怖いほど気丈な女、心理学の研究者。 |
京馬(きょうま) |
戦地で両足を損傷、外観とは別に開放的な性格に変遷した男。 |
野宮十市(じゅういち) |
陸子と京馬の間に生まれた子。県立美術館の学芸員。 |
イレーヌ |
フランス人女性、25歳。日本に留学して1年半、野宮十市が講義する学生。十市と結婚。度を越した感受性の持ち主。 |
野宮万浬 |
十市とイレーヌの間に生まれた子。自分でも何かおかしい、人と違うな、周りと合わないなって、いつも感じてた。「わたしは心に痛みを感じないのよ」と陸子に。 |
須磨子 |
野宮十市と18歳年下の大学の教え子。十市は万浬の5歳年下の千蛍(ちほ)を認知。イレーヌと離婚、結婚する。 |
(下)<第二部>続き |
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夷原詩楠子
(えびすはら・しなこ)
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万浬が中学時代、実験の被験者として選んだ教員実習の女性。 |
府崎泰助(たいすけ) |
万浬が高校時代、実験の被験者樹田壱彦(きだかずひこ)と接触するため近づいた大学病院勤務の社会精神医学研究室の室長。 |
樹田壱彦 |
15歳で家族全員を殺害、10年間医療少年院に、3年前退所し作業所に通う男、28歳。 |
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(下)<第三部> |
<第一部>の状態に戻る。 |
藤都亜黎(ふじとあれい) |
「きみの痛みを見せてくれ」と曽根雅雄、美彌と三人による特異な性愛の世界に。壁を越えこちらの世界(痛みを感じない世界)へと曽根雅雄と美彌を誘う。 |
貴井泉美(いずみ) |
貴井森悟、英慈の母親。 |
矢須知明 |
元警察官で興信所の所長。会員制クラブ「人の望みの喜びよ」(様々な痛みの体験に快楽を求める会員たち)のメンバー。 |