堀雅代(60歳)
夫
息子 圭介(22歳で没)
姉 二人
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圭介を愛する母親はその死に、利夫、涼子夫婦が関係していると真相を突きとめようと、モロミ館(小さな多目的ホール)の管理人として金沢に半年前に来た。一級和裁士の資格を持つ。
・圭介 利夫と涼子が結婚、敗れた圭介が悲観して金沢港に投身自殺の噂。
・夫は大阪に単身赴任、二人の姉は結婚、
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柿沼利夫(としお)
妻 涼子(旧姓 羽田)
娘 樹利
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金沢芸術大学で美術科の准教授。
・妻の涼子は絵画レッスンの先生。利夫、圭介と母校で三人仲良しであった。
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遠藤美津
母親 八重
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竹久夢二記念館でミュージアムショップを預かる20歳。18歳も離れている利夫との逢瀬を重ねている。
・母親の八重は小料理屋「舟味(ふなみ)」を営む。美津との母子家庭。
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薄井宏之 |
30歳を越えたばかりの、金沢芸術大学情報管理部講師。3年前譲り受けた録音室の隅のロッカーの中から、灰白色の直径20数cmの皿が出てきて騒ぎに巻き込まれる。 |
金沢芸術大学関係者 |
・学長
・里山進教授
・岡部教授
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羽田豪太郎(うだ・ごうたろう)<ウダゴウ> |
柿沼涼子の父親。芸術院会員、金沢芸術大学の特別顧問。
著名な陶芸家に違いないが、吐く息が陰湿で高圧的。(薄井評)
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伊東信次 |
新聞記者。薄井宏之の教え子。 |
藤吉千騎 |
一応定年退職している元新聞記者。長く羽咋警察署担当。
伊東の先輩記者。
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