高梨修一郎(50歳)
<私>
妻 淳子
娘 篤子
息子 舜一
父親 修治
母親 (没)
|
建材会社(建材の納入関係の仕事)「徳本産業」の社長。
16歳の時徳本美千代と出会い、以来30有余年ずっと美千代の庇護と影響下で生きさせられてきた。
・淳子 私、美千代に命じられ結婚、その後離婚。
・篤子 小2の時徳本京介の車にはねられ、脚を複雑骨折。バリ島のシュノーケリングで行方不明に、25歳。
・舜一 妻と離婚後(当時3歳)は淳子と暮らしている。
・修治 2年前失踪。
・母親 私が高校に入った年の春末期ガンが見つかり45歳で亡くなる。
|
徳本美千代
夫 京介
(一人娘 淳子)
|
徳本産業初代社長の京介60歳(美千代39歳)の時亡くなり、美千代が2代目の社長に。私を指導、教育し37歳の若さの私に社長を譲る。 |
筒見花江
母親 月江
父親 彰宏(あきひろ)
祖母 絹江(81歳)
|
実演販売師。一条龍鳳斎に弟子入り。花江から購入した水甕を機に私と知り合いに。
・母親の月江は花江が小6の時出奔。
・父親はフリーターの生活力なしの男。アルバイト先の女と姿をくらます。
・火事騒ぎを機に、私は花枝と祖母を社員寮に紹介する。
|
一条龍鳳斎 |
ナイフホール・コーポレーション株式会社の社長。本名花岡誠。
花江を彼の使用人のように扱っている。
|
世羅純也
妻 杏奈
|
中堅ゼネコンの会社「セラール」の社長。ネット通販を手がけ粉飾決算で危険な状態。増資を徳本産業率先して引き受けていて、どちらもやまと銀行がメインバンク。
・杏奈 実家の三輪家は資産家。
|
坂崎悦子(47歳) |
坂崎工務店の社長。私とは懇意で、セラールの内情を知らせてくれる。 |
宇崎隆司 |
私と同じ営業部の優秀な社員だったが、徳本淳子との不倫露見。美千代から追放される。郷里の熊本で2年後”UZAKI”を起業。
私と離婚した淳子と舜一を呼び寄せる。
|
近藤昭人(あきひと) |
やまと銀行の常務。長年徳本産業を担当。私とは昵懇の間柄。 |
堀越夫妻
長女 真奈美
次女 小百合
長男 武史
|
徳本産業の社員寮の管理人。小百合の悩みを後で知らされ「わたしたちがこうして生きていること自体が罪なのかも知れない」と。
・真奈美 武史の事件後小百合と大津を飛び出し名古屋に当時23歳。
・小百合 武史の事件後精神不安定で自殺癖、当時20歳。
・武史 21歳の時猟奇殺人事件を起こし刑務所に。
|
三枝幸一 |
かって徳本産業の総務部長。早期退職して滋賀県大津市に。堀越夫妻が社員寮の管理人に応募してきた、堀越夫妻とは知り合いだった。 |
戸叶律子(とかの) |
高梨篤子と中・高・短大の同級生。 |
宇津井 |
篤子の会社の上司(部長職)。篤子は入社早々付き合い始めていた。 |