辻倉良彰(49歳)
妻 耀子
息子 伸也(14歳)
娘 恵美(17歳)
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医療法人宝寿会総合病院副院長。婿養子で、院内での実権は何一つ無い。
妻の耀子は院長夫妻の娘。
息子の伸也は独立心を持たせるために全寮制の中学に行かされている。
娘の恵美は最近親たちに反感を持っている。夜道に襲われたが叫び声で難を逃れるも、数日後誘拐され、入院中のバッカスグループの会長の命を交換条件に辻倉家が脅迫される。
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辻倉国政(65歳)
妻 頼子
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医療法人宝寿会総合病院院長。孫娘の誘拐事件でどう犯人側に嘘をつくか警察に提案し望むことに。 |
宝寿会総合病院関係者 |
・宮鍋久子外科病棟婦長 若手の医師や看護婦から“軍曹”と呼ばれている。
・溝口弥生(27歳) 新しく病院に移ってきたばかりの看護婦。副院長の世話を進んで買って出ることが多い。1年留学していた学生の一時代、よくない連中と付き合っていた。
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永渕孝治(たかはる)
秘書室長
坂詰史郎
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我が国有数の外食産業バッカス・グループの会長で実権を握り続ける財界きっての有名人。政界への未公開株のばらまきで刑事被告人に。病気を理由に有力スポンサーである宝寿会総合病院の特別室に身を潜めている。 |
警視庁第一特殊班二係 |
辻倉恵美誘拐事件を担当。
・成瀬係長(警部)
・桑沢遼一警部補 17歳の少女誘拐事件の主担当者。
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根本俊雄 (45歳)
妻 文江
祖父 久夫(73歳)
甥 工藤巧(19歳)
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根本俊雄は、横浜市金沢区の商店街で工藤書店を営む義父(久夫)と大学生の巧の二人暮らしと同居せず、妻の文江は書店の店番を手伝う。
工藤巧は5歳の時、文江の姉である両親とも交通事故死。
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神奈川県警本部 |
工藤巧誘拐事件の担当。
・元山警視
・小橋警部
・加賀見幸夫 警部補。19歳の大学生誘拐事件の主担当者。
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