徳永比紗也
息子 紡(つむぐ)
夫 芳紀(よしき)(没)
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仙台出身で東京に息子と出てきてキャバレーで働いていたことも。今は美容院で働き、時に紡を店長の両親に預かってもらっている。育ての父からは顔だけの女と。
比沙也の母親は中学生の時に出て行った。父親に暴力を振るわれ、心に影を秘めている。
夫が都合で行けなくなり、身重で函館に旅行中に真田と知り合う。
・紡は人見知りするタイプの保育園児。
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男 |
比沙也は(水商売の)母親と地元議員の間に生まれた子。お抱え運転手の男が母親に一目惚れて入籍。根暗で嫉妬深いくせに、身の丈に合わない奥さんをもらうから、疑心暗鬼になって責め、逃げられておかしく。比沙也に金をせびる父親。 |
荒井 |
比沙也が勤める家族経営の美容院の店長。40歳近い独身。あくまでも優しい。 |
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真田幸弘(ゆきひろ) |
イベントをプランする小さな会社の社長、独身。色気と雰囲気を持つ男。函館で知り合った比沙也のことが好き。
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猪瀬桐子
<キリコ>
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真田と馴染みの彼女、38歳。真田とは恋愛感情はないが、何かと相談に乗ったり、忠告する仲。真田は優しすぎると評す。 |
博子(ひろこ) |
新築のマンションを購入した真田の部屋に転がり込み同棲するも半年以上前に出て行った元恋人。 |
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如月歓(きさらぎ かん) |
4年前30歳で神父に。14歳で神学校の寮に入ると告げ、父親からはそこでなら自分が生きる意味を見つけられるだろうと賛成される。中学時代新入生の女子の名誉を汚したことがあり、自分自身のことが怖いと。それまでは頭の中の声が一番の友達だった。
病院での指切断の危機を比沙也に助けられ、知り合う。
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修道院の人たち |
ストイックなイメージのカソリック教会。
・石原神父 還暦を過ぎても正義感に溢れ、頑固なおやじ。
・二ノ宮シスター さりげなく気にかけてくれる。
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聖(ひじり) |
歓の神学校時代の同級生。神の存在について語り合った仲。 |