優子
<私>
|
おじいちゃんやおばあちゃんに育ててもらったから、地味で慎ましやか。 母親が一度、父親が二度変わっている。
小学1年の入学式でお母さんがいないことに疑問。 お父さんは大きくなったら教えると。
そして小学3年生の時梨花さんが二人目のお母さんに。
梨花さんの、私への評価は「まっすぐですてきな優しい子」。
|
産みの両親
水戸秀平
母親 (没)
|
水戸秀平:会社の課長さん。優子が小学2年生の時梨花さんを紹介。 さわやかでこまめに気を配るみんなに好かれる人。
母親:優子3才になる少し前に交通事故死。
|
二人目の母親 |
田中梨花:優子が小学3年生になる春休みに結婚、27才。
保険の営業。 気分屋で思い立ったらすぐに行動、動かずにいられない行動力ある。計画性がない、自分の思い描いたように進んでいく。
父親:水戸秀平。梨花さんは、お父さんの会社に派遣として。 お父さんより8才年下。
小学4年生の卒業の4月5日、仕事の関係でブラジルに転勤。
梨花は行かないと、離婚。 優子は梨花と日本に残る選択。
|
二人目の父親 |
泉ケ原茂雄:梨花(32才)が働いている保険会社のお得意さん。小さいけど不動産会社の社長さん。 10年前に奥さんを病気で亡くす。
裕福で、懐の深さを持ち合わせ、不器用であればあるほど、私を見守ってくれている。
優子と過ごしたのは3年。
男らしくて余裕のある人。
母親:梨花 3ヶ月ほどで、何もしない生活に息苦しさを感じ、いなくなる。 でも家への出入りは続く。
|
三人目の父親 |
森宮壮介:優子が中学3年生の三学期になって、梨花が泉ケ原さんに離婚と私を引き取りたいと願い出、了解される。
東大卒、超一流企業勤務。 しょっちゅうおろおろ、たびたび利己的、つかみ所がない。
母親:梨花 たった2ヶ月で出て行く。 そして居なくなって2年・・・。
梨花と森宮壮介は同級生。
|
|
|
[小学時代] |
|
奏ちゃん(かなで)
みなちゃん
|
大親友。 優子のお父さんがブラジルに転勤になるとき、二人とも「ずっと三人離れないって約束しよう」と。 |
大家さん |
梨花さんと私、お金がなくて慎ましい生活をしていたとき、白菜や大根をくれた一人暮らしの年老いた温かい人。
老人ホームに入ると言って、困ったときにと、優子に20万円のお金の入った封筒を。 |
[中学時代] |
|
|
優子、中学1年生から三年生の三年間ピアノ漬けに。
優子がピアノが欲しいに答え、梨花さん(32歳)が穏やかで優しい島ヶ原茂雄さん(49歳)の籍に入り実現。
|
吉見さん |
島ケ原邸の家政婦さん。きちんとした人、質素ながらも品のいい服装。 到れり尽くせりで、梨花や優子はやることがない。 |
[高校時代] |
|
佐伯史奈(ふみな)
田所萌絵(もえ)
|
大の仲良し
・史奈 女子バレー部のキャプテン。どこか毅然として見える。
・萌絵 派手づきで、ハッキリ物を言う。 気が強いが、友達思い。
|
浜坂君 |
そこそこ人気があり、気安く話しかける明るさとみんなを笑わせるユーモアセンスがある。軽いところ私は苦手。 |
早瀬賢人(けんと)君 |
ピアノが上手く、合唱祭での伴奏者として初めて知り、私はときめく。 |
矢橋さん
墨田さん
|
クラスで一番派手で目立つ女子。良くも悪くもはっきりと意見を言うから、二人には反感を買われないよう、みんな気を遣っていた。 |
脇田君 |
三年三組の男子、優子に告白。付き合い出す。 |
向井先生 |
三年二組の時の担任。 50過ぎのおばさん先生。
それぞれの生徒をよく見ている。
|