(作品は、村上 龍著 「限りなく透明に近いブルー」 講談社による。)
本書 1978年12月に刊行された講談社文庫を新装版としたもの。
村上 龍:(本書より)
1952年、長崎県に生まれる。武蔵野美術大学中退。‘76年に「限りなく透明に近いブルー」で群像文芸新人賞、芥川賞を、’81年に「コインロッカー・ベイビーズ」で平林たい子文学賞、毎日出版文化賞を受賞。小説、エッセイにとどまらず「TOPAZ(トパーズ)」などの映画製作や、サッカー、国際政治、経済に関する著作など、あらゆるジャンルで旺盛な活動を展開している。
主な登場人物:
リュウ(主人公)
=僕、俺
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東京都福生に住む。リリーからの言葉「リュウ、あなた変な人よ、可哀想な人だわ、目を閉じても浮かんでくるいろんな事を見ようってしてるんじゃないの?うまく言えないけど本当に心から楽しんでたら、その最中に何かを捜したり考えたりしないはずよ、違う?・・・・・通り歩いている人の目をじっと見てごらんなさいよ、すぐ気が変になるわよ、リュウ、ねえ、赤ちゃんみたいに物を見ちゃだめよ」と言わせるところを持つ。 |
リリー |
リュウの恋人。昔モデル。 |
仲間たち |
・オキナワ
・レイ子
・カズオ
・ヨシヤマ ケイと同棲? 酔うと人が変わる。金貯めてインドへ行くと。
・ケイ モデルの仕事。
・モコ
・オスカー、サブロー など
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物語の概要:(図書館の紹介記事による)
米軍基地の街・福生のハウスには、音楽に色彩られながらドラッグとセックスと嬌声が満ちている。そんな退廃の日々の向こうには、空虚さを超えた希望がきらめく―――。
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