柏木悦子
犬 コタロー
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岬カフェの初老の主で元ピアニスト。美味しいコーヒーとお気に入りの音楽でもてなす。店はほとんど通りからは判らないような場所にある。
コタローは3本脚の犬。店までの案内役を果たす。
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高田浩司 |
本職は塗装業。店の隣りにひとりでライブの出来るバーを建てている。
柏木悦子の甥。(妹の祥子が母親で自殺)若い頃は暴走族のリーダー、バンド仲間に入ってから変わる。
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<第一章> |
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大沢克彦(40歳)
妻 小枝子
娘 希美
(のぞみ 4歳)
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陶芸作家、陶芸教室の講師。
妻の小枝子 急性骨髄性白血病に冒されて亡くなる。
葬儀の後娘と一緒に虹探しの冒険に出てこの店に出くわし・・。
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<第二章> |
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今泉腱 |
大学4年生で就職活動中。気晴らしに中古のバイクで遠出でガス欠、やっとこの店に・・。 |
みどりちゃん |
美大の2年生(2年浪人)。月曜日にはここに来てスケッチをを描いている。 |
<第三章> |
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泥棒 |
研ぎ屋。不況で妻や子も失い、初めての泥棒にこの店に入ったが・・。 |
<第四章> |
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タニさん |
常連客の一人。小さな建設会社の役員、でもリストラでどうやら最後のお別れのためにこの店を訪れたらしい。 |
<第五章> |
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セブンシーズン |
浩司の若かりし日のバンド仲間達とのこと・・。 |
<第六章> |
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その後の岬カフェ、悦子も年を取る。台風が通り過ぎた後・・。 |