<大島家> |
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大島吾郎 |
千葉県習志野の野瀬小学校の用務員から千明の要請で立ち上げた塾の先生に。千明と結婚、千明と塾(勉強教室)を開く、時に22歳。温厚で適度にとぼけたところのある吾郎の好感度は高い。
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千明
(旧姓 赤坂)
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用務員室の守り神と呼ぶ吾郎を説き伏せ八千代塾を開講、時に27歳。文部省嫌いで上昇志向の強い強引な女。
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長女 蕗子(ふきこ) |
千明の娘。千明は結婚せず独り身のまま蕗子を産む。吾郎と千明を結びつけた運命の少女だった。父親の吾郎とは血縁関係はない。
「お父さん、お母さんに油断は禁物」と。
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次女 蘭子 |
母親の千明に似て、賢いが自分本位な正しさに固執の台風娘。
千明は蘭子に甘い。 |
三女 菜々美 |
快活で人なつっこい。 |
祖母 赤坂頼子 |
千明の母。戦前カフェで女給仕事していて名家の将校に見初められて結婚。夫が戦死後親戚関係から結婚の解消を迫られ独り千明を育てる。したたかな女。
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谷津文彦 |
野瀬小学校で6年生を教える先生。吾郎が尊敬する人の一人。 |
勝見正明 |
勝見塾の塾長。吾郎と教え方は「動」と「静」。千明が勝見と塾の共同経営を決めたことに、吾郎は決め方にへそを曲げるも・・。 |
一枝 |
金輪書房の出戻り娘。吾郎より年上。ソ連の教育者スホムリンスキーの本を一枝からプレゼントされた吾郎は、一枝との間が急速に縮まる。 |
国分寺務 |
八千代塾から名を変えた千葉進塾の本部津田沼校の事務室長。 |
<赤坂家の三姉妹のその後> |
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上田純
妻 蕗子
息子 一郎
娘 杏
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吾郎が千葉進塾の塾長退任を機に秋田に去り、農協でオヤジの手伝い。
・吾郎が家を出たのを、蕗子は「お母さんがお父さんにしたこと、私は絶対に許さない」と後を追うように行方をくらましていたが、上田と結婚し秋田にいた。
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佐原修平
妻 蘭子
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某老舗生花店の御曹司、次男坊。
・オーキッドクラブを立ち上げた蘭子は途中で断念、修平と”らんらん弁当”を始める。
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菜々美
娘 さくら
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高校卒業して海外を巡る吾郎の元に。その後カナダにステー。
妊娠するも、結婚する相手とは別れ、さくらを連れて千明の実家に。いつかは上田のお兄ちゃんみたいになりたいと。
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