牧野康平
妻 蘭子
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板橋の商店街で中華そば屋「まきの」の店主62歳。
高校二年で中退、引きこもり生活から、父親の伝統の味を守り、「まきの」を蘭子とふたりで継ぐ。
カンちゃんの「牧野康平という人間が面白くないんだ」の言葉に、読書に励み始めた。
・蘭子 無理がたたり2年前くも膜下出血で亡くなる。
30年前に届いた葉書を「神の歴史」という本に挟んでいた。
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長女 朱美(あけみ) |
証券会社に勤務、28歳。康平と同居中。
弟たちは朱美の目力に気圧され頭が上がらない。
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長男 雄太 |
大学を卒業して重機メーカーに就職。今は名古屋支店に、24歳。 |
次男 賢策 |
一浪後この春、京都の大学に、20歳。 |
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山下登志夫<トシオ>
妻 芙美(ふみ)
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商店街北側の山下惣菜店の店主。康平の親友。 |
倉木ェ治
<通称カンちゃん>
妻 咲恵
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同じ商店街の貸しビルのオーナー。康平の親友。62歳で心筋梗塞で亡くなる。
康平に「おまえと話しているとおもしろくなくて、腹がたってくるんだ」と言う。
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多岐川志穂 |
カンちゃんが福岡支社に居たとき、取引先の女性社員と懇ろになった相手。妊娠したが中絶したとカンちゃんには伝える。 |
多岐川新之介
妻 由衣
子供 翔馬(ショウマ) 灯(アカリ)
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多岐川志穂が中絶したと言ったカンちゃんとの間の子。高校二年の時学校を中退、二人の子が居る。母親は同じ18歳。
福岡の半グレ予備軍のそのまた見習いってところと(朱美評)
・翔馬 2歳、灯 5〜6ヶ月。
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石川杏子(きょうこ) |
函館に暮らす蘭子の叔母。蘭子と1年出雲で暮らしていた。 |
小坂真砂雄(まさお) |
1987年(30年前)当時大学生であった真砂雄が蘭子宛に葉書を出した相手。武蔵野市吉祥寺の住所になっていた。 |