多田啓介 |
まほろ駅前の雑居ビルで便利屋稼業を営む。結婚していたが産まれた子供をすぐに亡くし、今は独り者。柏木亜沙子にはひさびさに覚えた恋心が芽生えている。 |
行天春彦 |
高校時代に多田と同級生の縁で多田の所に転がり込んでいる。
行天の過去には深いものがあり、子供に関わることには逃げている。
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三峯凪子(なぎこ)
娘 はる(4歳児)
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行天の元妻。今はパートナーの女性(医者)と娘の三人で暮らしている。パートナーは海外で仕事中のため。1ヶ月半アメリカの研究施設に出向く間多田に娘のはるを預けたいと。 |
星良一 |
ヤクザではないと言うが、ゲームセンター「スコーピオン」を経営し、用心棒、金融業を家業としている。 |
柏木亜沙子 |
大手ファミリーレストラン「キッチンまほろ」グループの女社長。夫を亡くし今は一人で大きな屋敷に住む。 |
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岡老人 |
多田便利軒のお得意先。横浜中央交通にバスの間引き運転を告発運動にご執心。岡家の前にはHHFAの契約畑がある。 |
沢村 |
HHFA(野菜を生産販売する団体)の幹部、無農薬野菜の販路拡大をめざしている。元新興宗教団体の残党。 |
田村由良 |
以前母親の依頼で多田たちが塾への送迎を請け負ったことがある。今は小学6年生。 |
松原裕弥 |
田村由良の同級生(行天、ユラコーの背後霊と評す)。裕弥は母親から農作業を強いられ、一方で中学受験のための塾通いでへとへと、由良が多田に助けを求める。 |