穂積怜
母親 寿絵(としえ)
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餅湯高校二年C組の学生。数あわせで入る幽霊美術部員。
怜には母親が二人いる。赤ん坊の頃、桜台の家で伊都子に育てられた。誰が産んだか怜は知らない。
・寿絵 餅湯町の餅湯温泉駅前商店街で「お土産 ほづみ」を営む、40前。慎ましく二人暮らし。デリカシーというものを解さない。
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佐藤竜人(りゅうじん) |
干物店の息子。怜と同じ二年C組の幼なじみ。野球部。
心身共に打たれ強い。怜のこといつもさり気なく気遣ってくれる。
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丸山和樹(かずき) |
喫茶店「喫茶ぱらいそ」の息子。怜の幼なじみ。美術部の部長。おとなしい性格でやや影が薄い。
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森川心平(しんぺい) |
二年B組サッカー部。怜と小学校からの友人。
生命力が強い。竜人と心平通じ合う。
・妹 菜花(なばな) 小学5年生。
・父親 大手電機メーカー勤務。ここ2年ほど、博多支店勤務。
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藤島翔太(しょうた) |
二年A組。 元湯町で「藤島旅館」の跡取り息子。大人(たいじん)の風格。 |
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秋野愛美(まなみ) |
心平と同じクラス。元湯町の旅館の娘。藤島とは親戚筋。
竜人の彼女。
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新田朋香(ともか) |
秋野愛美の友人。 |
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光岡伊都子(いとこ) |
桜台の豪邸(伊都子の父親の代から所有する光岡家の別荘)で、毎月の第三週のあいだ餅湯と東京を日々往復。やり手の女社長。怜の母親。50代後半。怜はその一週間、桜台の家で過ごす。 |
武藤慎一 |
桜台の家の居候で、まかない他一切を担当している。
「社長のツバメ」とも。気くばりの人。
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関口太郎 |
高校二年C組(怜のクラス)の担任の先生。日本史担当。怜に大学進学を勧める。 |
山本喜美香(きみか) |
高校二年B組(心平のクラス)の担任の先生。心平の留年防止に奮闘する。 |
岩倉重吾 |
アーケードに現れた40代前半の黒いコートの男。怜に似ている。 |
黒田 |
怜たちが高校二年生の修学旅行で唐津城に行ったとき、唐津の高校生と対峙したとき争い、結局仲直りした相手。又会おうと餅湯に訪ねてきた。 |