<十年後の卒業文集> |
高校時代の放送部の同級生を巡る人間模様と事件の真相に迫る。手紙のやりとりから見えてくるものは・・・? |
高倉悦子 |
卒業後東京の大学に進学、結婚して海外に。 |
谷口あずみ<アズ> |
高校時代は一番悦子と一緒の時間長かった。 |
山崎静香 |
頭もいいし、器用。どちらかといえば全部補佐的役割が多かった。 |
千秋 |
5年前の夏のプチ同窓会後、松月山の願掛けのあとの下りで転んで顔を20針縫う怪我。浩一に別れのメッセージを残し行方不明に。事故か故意か、悦子が真相を究明するためアズ、静香との手紙のやりとりをするが・・・。 |
男子放送部メンバー |
・浩一 10年後静香との結婚式に放送部のメンバーを招待。 ムードメーカーの浩一は高校時代、千秋との仲が認められていたのに・・・。
・良太 高校時代は悦子と付き合っていたが、卒業後は自然消滅。
・文哉 事件とかそういうの好き。
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<二十年後の宿題> |
定年退職をした小学校の教師が、20年前の事故に遭遇した生徒達の今の状況を会って調べて欲しいと・・・。 |
竹沢真智子 |
38年間の小学校教員で今年3月で定年退職。心残りは“あの事故”のこと。その時に遭遇した6人の生徒達の心の傷が残っていないか心配し、大場に会って欲しいと依頼する。 |
大場敦史 |
竹沢先生は小学2年生の時の担任で、その後もコンタクト。
今は地元の小学校の教師をしていて8年。
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赤松山に落ち葉拾いに参加した六人の生徒達 |
・河合真穂 事件のあった当日の様子を語る。
・津田武之 参加したのは、当時は貧しく声を掛けられたピクニック計画と。川遊び組の事故発生の報告者。
・根元沙織 事故の現場を実際に見て竹沢先生の行動に不信感を抱く。
・古岡辰弥 仲直りピクニック計画は俺と利恵のせい、良隆が溺れ、先生のダンナが亡くなったのも俺のせいと。
・生田良隆 事故でおぼれかけて助かった生徒。
・藤井利恵 私のせいで先生のご主人亡くなった、自分は結婚なんかして幸せになっちゃいけないのではと悩んでいる。
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<十五年後の補習> |
国際ボランティアで海外に出た純一と、結婚を考えていた万里子とのやりとりで、15年前の事件の真相があきらかに。 |
永田純一 |
30歳を目前にして、万里子の誕生日に密かに計画していた国際ボランティアで2年間の赴任を伝える。
万里子とは中学生の頃からの付き合い。
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谷口万里子 |
純一との結婚申し込みを期待していたが。15年前、友だちのいじめの仲裁に飛び込んだことをきっかけに、焼死事件が起き、その時の欠落した記憶のこともすっかり忘れてしまっていたのに・・・。 |
友だち |
中学時代、純一とは家も近く二人とも仲が良かった。
・一樹 アウトドア派でクラスのリーダー的存在。
・康孝 華奢で本ばかり読んでいる。一樹を疎ましく思っている。
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