水戸倫子 |
新宿医科大学病院総合診療科の外来担当医師、37才。10年目のこのタイミングで大河内教授より「むさし訪問クリニック」行きを告げられ、戸惑う。 |
大河内教授 |
新宿医科大学病院総合診療科のボス。「医師の勉強は大学を離れてから始まるんだよ」と。
倫子たちと「木曜会」という症例報告会を行っている。
|
[むさし訪問クリニック]のスタッフ |
・亀井純子(通称 “亀ちゃん”)医療事務担当。
・武田康介(通称“コースケ”)看護師、30才。
|
ケイちゃん |
食事処「ケイズ・キッチン」を営む。 |
|
|
[ブレス1]
スピリチャル・ペイン
|
スピリチャル・ペイン:魂の痛み |
知守綾子(ちもり) |
末期の乳がん患者。有名なジャーナリスト。
先生にお願いするのは「きれいに終わらせてくれればいいわ」と。
|
加奈 |
綾子の弟の奥さん。
・夫 満夫
|
スキンヘッドの男 |
時々綾子の部屋を訪れてくる謎の男、40才くらい。 |
[ブレス2]
イノバン
|
イノバン:命の番人 |
天野保
母親 和子
ネコ
|
筋ジス(進行性筋ジストロフィー)の患者、22才。人工呼吸器を付け、車椅子生活者。自らの力で生きている。
・母親 電気代滞納の常習者。
・ネコの‘マユユ’は保の友達。
|
[ブレス3]
エンバーミング
|
エンバーミング:遺体に殺菌剤や防腐剤、樹脂などを注入して行う遺体の保存方法 |
古賀芙美江
長女 妙子
長男 純一郎
|
老衰性の変化のみで処方薬なしの老婦人、84才。夫は59才で脳出血で没。食事量は少なく、リハビリはもう沢山。「食べるのも休むのも好きにさせて。お迎えが早く来ても構わない」と。
・妙子 丁寧な介護を心がけている。
・純一郎 親不孝の穴埋めと、出来るだけのことをしたいと倫子を責める。
|
[ブレス4]
ケシャンビョウ
|
ケシャンビョウ:中国黒竜省にある克山県(ケシャン)の地名を取って呼ばれる風土病。特に心筋症患者が多かった。 |
高尾花子(仮称) |
身元不明の10才くらいの可愛い女の子。
言語障害、酷い病院嫌い、人見知りが酷い。 |
小松敦夫(あつお)
妻 千夏
|
高尾登山電鉄ケーブルカーの土産物店「小松屋」の60代の夫婦。
「もみじ広場」で倒れていた高尾花子を助け、里親の役。
|
糸瀬英人(ひでと) |
新宿医科大学付属高尾病院リハビリテーション科・医長。
倫子の、大学医学部の同期生。倫子に花子の在宅診療を依頼。
|
[ブレス5]
ロングターム・サバイバー
|
ロングターム・サバイバー:長期生存者 |
権堂勲(いさお)
奥さん 志乃
|
新宿医大病院の名誉教授、72才。外科学の元教授、消化器癌の権威。末期の膵臓癌(余命3ヶ月)で自宅療養に。
|
木之内真(まこと) |
「週刊ゴールド」編集長。 |
[ブレス6]
サイレント・ブレス
|
サイレント・ブレス:穏やかで安らぎに満ちたサイレント・ブレス |
父親 水戸慎一
母親
|
水戸倫子の両親。慎一は薬剤師、78才。自宅は横浜。69歳の時一回目の脳梗塞。72歳で二回目。さらに何度か小さな脳梗塞。手足が左右不自由に、麻痺、声がほとんど出なくなり、飲み込むことも出来なく。 |
根岸 |
根岸病院の副院長。父が度々入退院を繰り返す病院。 |