名本登
父 浩平
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岐阜の刑務所で17年間服役、仮出所認められて太地の木工所で働くことに。39歳。少年の頃に女の子を死なせたこと、17年前の群上八幡での殺人の前歴がある。
父親の浩平は母方の富山の実家に3歳の登を置いて出ていき行方不明。
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笹本愚堂
娘 法子
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名本登の保護司。禅宗臨済派岐阜市金華山下瑞福寺住職。
法子:バツイチで戻ってきている。
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鰺村輝三 |
岐阜保護観察所の監察官、40を出たところ。一人で200人からの人を扱う。 |
太地喜三郎 |
名本登の身元引受人。岐阜市内の鍵屋町で木工所経営。刑務所の木工部へ仕事を入れている。 |
真柄きよ子
(まがら) |
福井の中華飯店で働く36歳。名本の隠尾(カクレオ)の学友。命の恩人と、5年前より刑務所にいる名本に手紙を出し続け、仮出所後岐阜に会いに来る。しかし連れ込み宿“清光園”で過ごし、別れた後、一人で泊り、歌を残して縊死しているのが発見される。(8月10日)。 |
上島作太郎
妻 もと枝
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垂井(たるい)で一品物の細工師、62歳。太地の元を出た名本登を雇う。
もと枝は妙に色気のある若い後妻。作太郎の長男は若い後妻と意見が合わず、結婚して別に住む。
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遠見仙太郎 |
東海観光興業で“清光園”など現金の集金業務をしている。
盲目の祖母の面倒を見ている孝行息子?
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木島うた子 |
大垣市養老町の山での若い女の縊死体発見される。(1月11日)
大垣インターの近くのモーテル“夢路”のマッチを持っている。
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石出誠 |
岐阜県警刑事課巡査部長。真柄きよ子の縊死事件の捜査担当。
自殺判断をするも、福井県警からの問い合わせに・・・。
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松山貞三 |
福井県警の刑事、警部補。真柄きよ子に関し、雇い主の中華飯店羅東伯の自殺するはずがないとの迫力に、岐阜県警に再調査を執拗に依頼する。 |
高梨岩太郎 |
富山県警の刑事、警部補。幼少の頃の名本登の罪状を知る。
名本にとっては蛇のような男。
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