梨木楓 |
杜乃宮大学医学部法医学教室の法医解剖技官(解剖補助がメインの仕事)、27歳。 |
今宮貴継(たかつぐ) |
杜乃宮大学医学部法医学教室の若き准教授、32歳独身。梨木楓の上司。童顔で苦労。 |
小倉由樹(よしき) |
宮城県警本部検視官、警部。今宮の高校時代同級生。共に生粋の仙台人。30代で警部、さらに検視官と生え抜きのエリート。 |
吉田巖 |
検視官補佐、警部補。小倉と一回り以上年上。温泉巡りが唯一の楽しみ。小倉のお目付役。 |
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<恙なき遺体>
(つつがなき)
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作並温泉の旅館の離れ、年一回の“青葉会”の集まりで、幹事役の編集者の異状死体が発見された。 |
芦田太一 |
被害者、42歳。都内三日月出版の編集者。病院嫌い。 |
青葉会のメンバー |
仙台在住の推理作家で結成されたサロン。
・梅本遼司と清香夫妻
・渡利宗正
・涼風曉美(あけみ)
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飯島澄子(すみこ) |
第一発見者。紅葉旅館の仲居。毒草を見分けられるのは私だけと。 |
船岡雄治 |
仙台北署の刑事、警部補。吉田より3歳ほど年上。 |
<誰そ彼の殺人>
(たそがれ)
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手首と両足首の先切断され、部位は行方不明の状態で沼に沈んでいた。 |
瀬口桂介 |
被害者、32歳。職業ミュージシャン。 |
瀬口亮介(りょうすけ)
妻 七那子(ななこ)
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桂介の兄で桂介と一卵双生児。学部は異なるも兄弟とも同じ大学卒。
「瀬口コーポレーション」の社長で豪邸住まい。
・妻七那子 3ヶ月の交際期間を経て今年の3月結婚。
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<蓮池浄土> |
宮城県と岩手県の県境蓮池村の蓮池に浮かんでいた。 |
澤木正三
妻 米子(没)
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被害者、75歳。大酒家で肝臓を患っていた。
妻の米子も肝臓を患っていた。
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澤木家の子供達
いずれも家庭を持っている。
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・長男 元正 家を継ぐ、49歳。
妻 豊江 48歳。
・次男 正隆(まさたか) 東京住まい。
・長女 正美 仙台暮らし。
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河野善治 |
第一発見者。澤木正三の隣に住み、正三の幼馴染み。 |
滝本医師 |
村で唯一の診療所。 |
大江信夫 |
若柳署の刑事、巡査部長。 |
<安楽椅子探偵、今宮貴継ぐ> |
車のひき逃げ事件。 |