<九月の五日間> |
北アルプスの燕岳(ツバクロダケ)で夏の空を背景にした槍が岳を見てしまい、3泊4日の山歩行。 |
わたし(主人公) |
雑誌の副編集長に。山歩き歴3年。一人の山歩きが好き。40手前。 |
藤原ちゃん |
年下の同僚。わたしに山歩きを誘ってくれた女性。 |
小学校時代の友人 |
小学校から高校まで一緒の友人。故郷で教員をやっている。 |
麝香鹿さん |
大天井井岳へ向かう途中であった20代後半の一人の山歩きが好きな女子。 |
<二月の三日間> |
福島についての特集で《雪山ツアー》の企画で裏磐梯のツアーにわたしが行くことに。 |
わたし |
40歳になる。団体行動が苦手のわたし。 |
<十月の五日間> |
上高地から入って大天井岳から先は1昨年行った行程の逆。 |
わたし |
春の人事で編集長に。 |
原田良三 |
フリーのカメラマン。わたしが5年前1年ほど一緒に暮らしていた相手。若い子と結婚。 |
<五月の三日間> |
もうちょっと行動を広げたいと軽アイゼンを買い求め、こどもの日あけの日−月に一泊で単独行。大変な目に。 |
わたし |
校了明けに有給とり、高見石小屋一泊旅行。 |
藤原ちゃん |
同じ雑誌の編集長。 |
麝香鹿さん |
1昨年に山で出会った女の子、宗形三千子さんに東京の書店で巡り会える。 |
<八月の六日間> |
夏、高天原から双六岳に進むコースに。途中雨に降られて濡れその結果咳が出てきて・・。嬉しい巡り会いと体調のままならない場面に。 |
わたし |
編集長として作家の取材のお供でパラオに。そこで信じられない人に出くわし・・。ふたつきほど経って高天原温泉目指す。 |
仙崎耀子 |
わたしがこの仕事につき右も左も分からずただただ突っ走っていた頃の直属の上司。 |
麝香鹿さん |
最初の出会いから3年、宗形美千子とわたし、高天原温泉での一時を過ごす。 |