関口敏子(59歳)
夫 隆之(63歳)
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隆之は定年退職後ゴルフと蕎麦打ちを楽しんでいる。
夫隆之の突然の死(心臓麻痺)により敏子の生活が大きく変化することに。 夫の裏切り、息子夫婦とのこと、娘の結婚のこと、相続問題、友達とのこと、恋愛のことなどどう立ち向かう?
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息子 彰之
妻 由佳里
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8年前ミュージシャンを目指し家を飛び出し渡米、結婚、古着屋の商売に。
由佳里の親は千葉で零細の運送屋。
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娘 美保
恋人 マモル
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マモルは前橋の酒屋の長男。 今は美保と同じコンビニのバイト。 |
伊藤昭子 |
隆之の10年来の不倫相手。 夫婦で蕎麦屋「阿武隈」を営む。 |
敏子の高校時代の同級生の友人たち:
山田栄子
西崎美奈子
江守和世
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栄子: 40代で夫を亡くし以後独りで暮らす。 子供なし。 元々資産家の娘。
美奈子: 定年退職した夫(第2の職場に勤務)、30代の娘二人と未婚の息子があり、人一倍家族思い。 利殖にも長ける。
和世: 二歳年下の夫と気ままな生活。 自宅の1階を改装して服やアクセサリーを扱う。 気の置けない明るい人物。 敏子と一番気が合う。
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蕎麦食べ歩き会の仲間
今井(69歳)
塚本(67歳)
小久保(61歳)
辻(57歳) |
蕎麦打ち教室の先生である今井が月一回食べ歩き会を催している。
塚本は元デパート業界にいて洒脱、陽性の男。
小久保は元リゾート会社勤務、倒産してあちこち渡り歩く。
辻は高校の国語の先生、現役。
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野田
宮里
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敏子は夫の死後のいらいらで独りになりたくプチ家出、初めて入った立川駅前のカプセルホテルの店員。
そこで出会った老女の宮里は長逗留中の“フロ婆さん”。その生い立ちを聞かせてお金をねだる。 野田の叔母に当たる。
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