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余談: 6月13日のNHKテレビ“ニュースウォッチ9”で著者川村元気の話が聞けた。 ・認知症の人たちの頭の中で何が起きているかを知りたかった。人が記憶を失っていくとはどういうことなのか。 ・認知症の人に共通していると思ったことは「記憶が並列化しているということ」 昔の子どもの頃の記憶と、最近の記憶と今がすべて横並びになって今という時間にある。 気になるところに向かって歩いている内にいつの間にかここはどこだろうとなるのが”一人歩き”というか、”徘徊”と言われるプロセスなのではないかと思った。 無軌道な行動をしているわけでもなく理屈があって迷子になっている。 ・話していると、その人の大事な芯だけが残っているような感覚もあって”記憶は本当に花みたいなもので、やがてなくなったり、形があいまいになるが、あの時そこに花があったとか、美しい花をみんなで見たいという記憶が残る。” 「記憶は花のようなもの」と言う意味で「百花」というタイトルになった。 |
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背景画は、自然いっぱいの素材集がErrorとなって消失してしまったので、背景素材無料のものからに。 |