白江葉子
<旧姓 赤沼>
夫 信幸
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信幸が失踪後、福岡の自宅でピアノ教室を開いている。母親の認知症の介護をしていたが、酷くなり施設に入れる。6歳の時の事故で足が不自由に。
両親及び祖父母の二世代の夫婦の有り様を経験して自信をなくしている。
・夫の信幸 出版社に勤務、美術雑誌の編集に携わっていたが、2001年9月ヴェネツィアビエンナーレの資材終え、ローマに滞在中7年程前失踪。
編集部から骨笛が葉子の元に届く。
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白江信幸 |
大学で白江、青柳、小松崎とクァルテットを組んでいた。大学4年の夏休み、出版社に内定の白江が大学院に進む青柳を長崎の五島に旅行誘う。
青柳は途中福岡で赤沼葉子を白江に紹介、その後白江と青柳がひっそりと交際を続けていて結婚。
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赤沼紀子 |
葉子の母親。ピアニストを目指していたが、指を痛め断念。娘のレッスンに生きがい。 |
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青柳光太郎 |
都内の大学教授。結婚は失敗。蘭a淑との付き合いにセクハラ騒ぎが。
青柳と赤沼は遠い親戚関係。小学5年生の時葉子が転校してきた。
赤沼の家にピアノのレッスンに通う。その娘葉子は妹みたいなものと。
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蘭a淑 |
中国からの留学生。青柳教授と付き合っている。 |
土田朱音
父親 徳明
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白江から従妹のようなものと紹介された青柳の元恋人。青柳の妻は青柳に「あたしを見つめる時、その目に映っているのは誰か別の人なの」と離婚に。
・徳明は白江の両親と接点がある。横浜の中華街で店を出していたが、遺品として多数の絵の贋作を所持していた。
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黒岩幹吾 |
青柳の小学校の同級生。山の中にアトリエを構え、木彫りをやっている。
急激な視力低下で完治望めず、この先のことに不安を抱いている。葉子の足が不自由になったのは幹吾のせい?
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