夏目典明(のりあき) |
日本がんセンター研究所(築地)の呼吸器内科医師。
羽島悠馬とは高校時代からの友人。
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羽島悠馬(ゆうま) |
東都大学公衆衛生学教室の大学院生、40歳。医師だが疫学研究に従事臨床はやっていない。有能な研究者だが変人として名知れ渡っている。 |
森川雄一 |
夏目典明とは高校時代からの長い付き合いの友人。理学部数学科所属、修士課程修了後保険会社(大日本生命)に就職。昨年大阪本社から東京支社(丸の内)に転属。調査部の課長。 |
西條誠士郎先生
娘
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東都大学(本郷)医学部腫瘍内科講座教授。大学院の指導教員。急に大学を辞め湾岸医療センターの理事長になっていた。 |
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宇垣玲奈(れな) |
湾岸医療センター(浦安)の美人呼吸器外科医。 |
冬木沙希(さき) |
夏目典明の婚約者。文学部を卒業、現在出版社で旅行雑誌を編集。 |
水嶋瑠璃子 |
森川雄一の部下。 |
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柳沢昌志(まさし) |
40代後半の優秀な厚生労働官僚。湾岸医療センターのがんドック検診で肺の初期がん発見。手術終え術後補助化学療法に移行。 |
小暮麻里
娘 果鈴(かりん)
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日本がんセンターの患者、32歳。複数の肺内転移を伴う肺腺がんで手術不可能。抗がん剤治療行っても余命半年程度と診断。(担当医は夏目)。新薬による化学療法を決定。治験中にがんが消え去った。
保険会社にとって早期事故案件に該当して問題に。
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榊原一成(さかきばら) |
湾岸医療センターでの患者。西條先生について「悪魔がこの世に存在するというのを生まれて初めて知りました」と夏目に語る。 |