<第一部> |
奥山圭輔の少年時代 |
奥山圭輔
父親 正晴
母親 香奈子
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世田谷区の外れの古い都営住宅に住む小学5年生。達也は月1で圭輔の家を訪れている。達也親子の存在は晴れた秋空のような生活に、ぽつんと湧き出た黒い小さな雲。
・父親の正晴は商社勤務。夫婦仲は良い。
・母親の香奈子はパート。
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浅沼達也
父親 秀秋
母親 道子
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香奈子の又又従兄弟、圭輔と同い年、線路の反対側に住むため学区が違う。体格良く、野生の動物イメージ。
・母親の道子は宝石の訪問販売の仕事。
・父親の秀秋は経営コンサルタント。”死神”のような不気味な存在。
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諸田寿人(もろたひさと) |
圭輔とは中学時代の読書趣味で知り合う。学年ベストファイブの人気者。北海道に実家。
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木崎美香 |
寿人に好意を寄せている愛嬌のある顔立ちの女の子。圭輔は美香に好意を寄せる。微妙な三角関係。 |
牛島肇
妻 美佐緒
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諸田寿人のおじさん。寿人は小5の時から小父さんの家に居候している。 |
<第二部> |
社会人になってから |
奥山圭輔(25歳) |
両親が焼死後、浅沼道子が後見人に。大学卒業後弁護士となり、牛島家に居候している。 |
白石慎次郎(52歳)
娘 真琴(27歳)
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白石法律事務所の所長。
・白石真琴 美人弁護士。
・渋谷美和子 事務員
・海老沢弁護士 実践部隊長。
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諸田寿人(ひさと) |
北海道の大学卒業後東京で一人暮らし。菅沼勝というノンフィクションライターの助手として勉強中。 |
安藤達也(24歳)
(旧姓 浅沼)
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浅沼道子と秀秋と離婚後、道子に引き取られ、母親の旧姓に。強盗致死事件で逮捕され、奥山圭輔に弁護を頼む。 |
佃紗弓(つくださゆみ) |
強盗致死事件当夜の達也のアリバイに関する証人。
田口優人という暴力を振るう男と同棲中。
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裁判関係者 |
・高山義友裁判長。
・茂手木一幸検事。
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門田芳男 |
門田運送という弱小企業の会社を経営していたが倒産、今は「カドタ急便」を個人営業している。 |