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余談1: 作家の若い頃の作品というのは、やはりきらりと光るものがあるのだなあと思われる。初期のもの、脂ののっているときのもの、そして晩年のしっとりと潤いのあるものなど通して読む楽しみをこれからも味わってみたい。 |
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余談2: 「獅子」の謂われ・・・ 真田家から我が子に是非にと嫁を迎えている陸奥・岩城平7万石の城主・内藤帯刀が真田信之のことを評して「古今無類の大名。伊豆守殿(信之)の父・昌幸公は、信濃の黄斑(虎)などと呼ばれた勇将であったそうじゃが・・・いやいや、それどころではない。伊豆守殿は、老いたりといえども[信濃の獅子]であるとほめたたえてやまない。 |
背景画は長野松代城址による。