ティム・ブラウン |
今はニューヨーク近代美術館MoMAのチーフ・キュレーター(学芸部長)。アシスタント・キュレーター時代、バイラーから招待状を受け取り、早川織絵とルソーの「夢をみた」の真贋鑑定を競うことに。 |
早川織絵
娘 真絵(まなえ)
父親
母親
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2000年時点大原美術館の監視員、43歳。高校の時パリに、帰国子女。ルソー研究の第一人者。
父親は大手商社勤務、フランス支社長勤め、不虞の交通事故で他界。母親は夫の駐在でニューヨーク、パリに住み高級アパートに住む。
アメリカで生まれ育った織絵は幼い頃から美術鑑賞を親しむ。
織絵はひとりで真絵を産む。
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コンラート・バイラー |
スイス・バーゼルコンラート・バイラー財団の理事長。
伝説のコレクター。特別にアンリー・ルソーを偏愛していて「夢をみた」の真贋鑑定にふたりの鑑定人(ティム・ブラウンと早川織絵)を招待する。
・エリク・コンツ バイラーに長く仕える弁護士で代理人。腹黒さを秘匿している。
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トム・ブラウン |
ティムの上司。チーフ・キュレーター。
MoMAにはルソーの作品「夢」がある。
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アンリ・ルソー |
20年もの間パリ市入市税関の小役人を勤め、休日に絵を描く生活。40歳の時絵画を真剣に制作し始め、晩年の作品に「夢」がある。1910年9月に没。「夢をみた」もルソーの作か?
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パブロ・ピカソ |
当時モンマルトルの丘のおんぼろアトリエ長屋に住む。アンリー・ルソーの理解者の一人。ヤドヴィガに「本気であの人の女神になってやれよ。それであんたは永遠を生きればよい」とアドバイスする。 |
ヤドヴィガ
夫 ジョセフ
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アンリー・ルソーの作「夢」「夢をみた」にみるモデル。
アンリー・ルソーは実際のモデルがいないと描けない。ヤドヴィガに夢中・・・。夫のジョセフ、ルソーの絵を見て素晴らしい絵であることを感じ、せっせと尽くす。
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アンドリュー・キーツ |
トム・ブラウンと双璧の近代美術史の世界的権威。アンリー・ルソーの1910年作“夢をみた”に真筆との証明を付ける。 |
ジュリエット・ルルー |
コンラート・バイラーのたった一人の孫。祖父であるバイラーは孫が美術関連の仕事に就くことを認めず。祖父のコレクションの闇を暴くため家を出てインターポールになる。 |
ポール・マニング |
世界最大のオークションハウス「クリスティーズ」のニューヨーク試写印象派近代美術部門のディレクター。 |