八神瑛子(えいこ) |
上野署組対課(組織犯罪対策課)係長。上野署の影の支配者。
夫雅也(新聞記者)は4年半前になくしている。自殺説を覆し、殺害犯は警察の大物OBや新宿を縄張りの暴力団と明らかにする(反目しつつ富永も手助け)。雅也を亡くしたあと警察人生を一変させる。
・課長 石丸
・井沢 八神の番頭役、右腕、巡査部長。ムードメーカー。
・花園善彦(よしひこ) 井沢の後輩。富永への情報提供者。
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富永昌弘(まさひろ) |
上野署の署長。キャリア組の一員、春の人事異動で異動なしの3年目。能代や反能代派どちらにも属さず。
・妻(沙希)子は京都。先週富永は離婚を切り出される。
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能代英康(ひでやす) |
警察庁長官官房長。人の心や感情の揺れを読み取る技術に長けている。 |
殿山俊一郎 |
八神雅也殺しの主犯とされた大物OB。八神瑛子に謀略暴かれた後自ら命を絶って口を閉ざす。 |
須藤肇(はじめ) |
警務部監察係の監察官。一兵卒から成り上がり。
須藤班の新たな標的は上野署組対課の女係長。
・加治屋 首席監察官。須藤の上司。能代英康の腰巾着。
・瀬戸 須藤の部下。
・折戸明菜(おりと) 公安畑を経て監察係に。
・及川 運転手。
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劉英麗 |
語学教室の校長。かっては売れっ子ホステス。ロシアに近い黒竜江省出身、八上より3つ年上の40才。八神の有力情報提供者。 |
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甲斐道明 |
印旛会系千波組の大幹部。斐心組の組長。八神の情報提供者でもあった。
千波組:上野を中心の老舗団体。関東の広域指定暴力団の印旛会の中で大きな影響力を持つ。
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有嶋章吾 |
千波組の組長。容態悪くなり跡目争いが浮上。
・数佐周作(かずさ) 若頭。堅実な番頭役。武闘家。
・和泉忠成 先代の時代に有嶋と組長の座を争って敗れるも、今も長老として影響力。
・甲斐 数佐についていく腹づもり。昔気質な性格のヤクザ。
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世古雄作 |
戸恆gの親分戸懈ィ治の若頭補佐。戸怩アそが千波組の稼ぎ頭と言われたが、殺人未遂で懲役暮らし。戸恆gは千波組から絶縁され解散に。 |
呂子健(リユズ ジェン) |
チャイニーズマフィア。福建の出稼ぎ労働者だったが、都内の中国人社会でボスの一人。
・蔡(ツァイ) 呂の右腕、禿げ頭の大男。川口市で自動車工場や中古車販売店を営む。手の付けられない暴れん坊。
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ファン |
ベトナム人。日本で稼ぐためやって来た。アクションスター顔負けの動きをする。借金を返済するだけの労働に嫌気、工場の寮を脱走し、呂に拾われる。
マイを人質に取られ呂に服従させられている。
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カルマ |
ネパール人、カトマンズ周辺の農村出身、技能実習生として来日。 |
レ・チー・マイ |
ファンと同じ村の友達。ダイヤモンドの原石のような女。劉英麗も欲しがっている。 |