<第一部 原罪> |
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中島卓二
(タク)
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丹波地方の小さな村出身の三人(タク、ケン、マサ)が東京に。
家は農業、父親は影が薄い。早稲田に合格、三人は再会。
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米本謙一郎
(ケン)
双子の弟 信也
(ノブ)
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東大を目指すが不合格、タクと同じ早稲田に入り、来年東大を目指すと。村では頭が良かったが、東京ではごく普通の人、存在意義を見いだせないでいる。
・ノブは生まれるときの影響で身体障害持ち。滝の上にある木の実を取りに行き、ケンの手からずり落ちなくなる。
マサはノブを殺したとケンを恨んでいる。
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神部雅彦
(マサ)
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家は土建業、大きく強い親分肌。大学に行きたいのに親に反対され親を殴って家を出る。田谷のもとで働く。
ノブを弟のように可愛がり、ノブに邪険なケンに対してよく思っていない。
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山川四郎 |
早稲田大学の学生。革マルシンパでもないのに幹部の香山俊二に勧誘されて入るが・・・。 |
高島美奈 |
「クラブひかり」のホステス。タクは美奈に憧れている。
美奈と田谷の関係は・・・。
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田谷左右吉(そうきち) |
「クラブひかり」のオーナー。タクとケンに若い人間を育てたいから100万円を投資するから何か事業をやれと。 |
滑川隆 |
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<第二部 贖罪> |
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マサ(神戸雅彦) |
赤坂に本社のある角福興産(地上げ屋)社長。田谷の亡き後後を継いで新しい事業を立ち上げる。 |
ケン(米本謙一郎) |
芙蓉銀行赤坂支店渉外担当課長。大手銀行に就職有頂天に。 |
タク(中島卓二) |
八塩のやっている「カブトジャーナル」の発行を手伝う。
高島美奈と別れ人生を悲観、海外旅行に。八塩に出会い、日本に帰ったら尋ねてくるように言われる。
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勝又 |
角福興産の専務。 |
日野和巳 |
芙蓉銀行赤坂支店営業課。書類作りでケンの協力者。 |
八塩圭郎(よしろう) |
兜町で証券関係の情報誌を発行している。 |
山口耕介 |
芙蓉銀行赤坂支店の支店長。成績を上げるよう発破を掛ける出世欲の固まり。 |