真野亮介
(りょうすけ)
父親
母親
妹
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汐灘市出身、東京の大学を出たら父親の後を継ぐことを定められていたが、19歳の時両親が殺された時、自分たちの会社の危機を放り出して一人逃げ出した社長の息子に対する恨みをかっている。そして厚木で喫茶店“アーク”のマスターとしてひっそりと暮らす。被害者の息子。
父親は真野建設(県内ナンバー2の会社)の社長で市会議員。
厳しい経営を行って人から恨みを買っている。
妹も家を飛び出して行き先不明。
・黒木専務 社長亡き後、亮介に社長になって神輿に乗るよう頼む。
店の前で女子学生らしい客が意識不明の交通事故に遭い、身元不明のことから真野が20年ぶりに汐灘に姿を現すことに。
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石田洋介 |
神奈川県警厚木署交通課の係長。真野の店の常連客。 |
若槻
妻 光江
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喫茶店“アーク”のオーナー。真野に脳梗塞で倒れ、真野に店とハーレーのオートバイスポーツスターを委ねる。 |
浅野愛(まな) |
真野亮介が高校時代付き合っていた女の子。父親は真野建設の孫請会社。亮介は親父とは関係ないとしていたが。 |
川上譲(ゆずる)
父親
母親
妹 恵美
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汐灘市出身、加害者の息子。検事になるつもりであったが、父親の殺人事件を乗り越え弁護士の道を進んだ。
藤沢の弁護支援に汐灘に戻ってくる。
父親は真野建設の下請けの小さな土建会社の社長。真野建設の社長の暴虐な振る舞いによって父は次第に追いつめられて殺害に。そして死刑執行される。
事件直後母親は自殺、妹は行方不明に、家族は完全に崩壊。
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甘粕弁護士 |
弁護士事務所の所長。川上の学生時代アルバイト先、司法修習生。
・葛木真紀 弁護士事務所の女性弁護士。
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高城 |
警視庁失踪課の刑事。川上の妹の居場所を見つけ出す。 |
秋田武弘 |
川上の父の国選弁護人。死刑確定後引退。 |
藤沢康史
(やすし)
母親
妹 茜
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藤沢事件の犯人。不動産会社社長角田孝則(たかのり)一家三人を殺害し、家に火を付ける。角田の家賃の厳しい取り立てに家を追われ、殺人のことに対しては周囲からの同情も十分ある、が本人は死刑判決に早く死にたいと。真面目で優しい男との評判。
妹は行方不明。
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今吉弁護士 |
今吉法律事務所の弁護士、甘粕所長とは司法修習生の同期。藤沢の弁護に、同じような境遇の川上弁護士を援護要請する。 |
石神謙 |
藤沢を取り調べた刑事。川上の高校時代の一年先輩。 |
安西 |
元汐灘署の刑事、当時真野に凶報の連絡者。今は退職10年の年金生活者。 |