八木沼悦史(61歳)
妻 咲枝(没)
息子 慎一
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15年前息子の慎一が(京都)堀川で、二人(沢井恵美、長屋靖之)を殺し逃げた犯人として逮捕され、死刑囚として執行を待つ身に対し、冤罪として“犯人逮捕の情報提供依頼”のビラ配りをしている元弁護士。
・妻の咲枝は40になる前に若くして病死。
・慎一 京大法学部を卒業、あおぞら合唱団としてホームレス支援をしていた。逃げる犯人を見たと訴えるも、取り上げられず最高裁で死刑判決。沢井恵美は慎一の恋人だった。
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石和洋次 |
四条法律事務所の弁護士。八木沼慎一の再審弁護人。八木沼慎一があおぞら合唱団で歌っているところを見た当時は、弁護士を目指し、工場で働きながらホームレス暮らしの勉強中だった。 |
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沢井菜摘(28歳)
姉 恵美(めぐみ)
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姉が殺された事件当時13歳の妹は、今は臨床心理士。
・当時沢井恵美はスーパー店員の19歳。長尾靖之は龍谷大学の男子学生で八木沼慎一(当時22歳)と三人が中心であおぞら合唱団を形成しホームレスの支援をしていた。
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長尾靖之(やすゆき)
弟 孝之(たかゆき)
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長尾兄弟は実は悪がきだった。 |
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やっさん |
鴨川にかかる荒神橋の下に住むホームレス。毛の抜けた犬を連れている。事前活動家。何か深い事情がありそう。
弁護士を目指していた若い頃の石和洋次と知り合い。
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持田
<本名 河西治彦>
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フリーター。ギターを町中で弾き、八木沼悦史に近づきビラ配りを手伝う。 |
河西治彦(はるひこ)
母親 踏子(とうこ)
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18年前のある殺人事件の犯罪被害者遺族。
事件は八木沼悦史が駆け出しの弁護士の時加害者(幼児にいたずらし絞殺した犯人
神谷実)を弁護、仮釈放中神谷はそこで働いていた工場長(河西治彦の父親)を殺し、娘をさらいその後自殺。
・母親の踏子 神谷からのむごい仕打ちに、死刑について考えるようになったと。
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真中由布子(ゆうこ) |
ジャーナリスト。社会問題を中心に活動している元アナウサー。 |
佐々木牧師 |
大将軍教会の牧師。鴨川のホームレスの支援活動をしている。
やっさんのことを知っている。
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教誨師(きょうかいし) |
大阪拘置所の教誨師。スキンヘッドの男。 |
秋山鉄蔵
兄 梅蔵
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兄の梅蔵の死の事故死に疑問を持ち、調べている。
・兄の梅蔵は酔って中書島のホームから転落死。警察では事故死と判断される。
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メロス |
「走れメロス」のメロスと名乗る真犯人。 |
ディオニス |
「走れメロス」の邪悪暴虐の王。堀川殺人の首謀者を指す。 |
ディオニス |
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