斉木瞬
(さいき・しゅん)
父親 敏郎
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高知市内の高校生になる瞬、父親のフライト連絡を受け浜に。浜で謎の物体を見つけ、“フェイク”と名付け可愛がる。
・敏郎 自衛官の三佐、妻とは死別、転勤生活から子供の瞬を郷里(高知)の実家に預け、今は岐阜で単身赴任中。編隊長で高度2万メートルに急上昇試験中謎の物体に衝突爆死する。
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武田光稀(みき) |
斉木敏郎編隊長と高高度への上昇飛行中、機長のF15J炎上を目撃する。女性ながら男勝りの口利き、体育会系。 |
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天野佳江(あまの・かえ) |
瞬と隣家の昔なじみ、同じ高校生。真っ直ぐで明朗で善良。姉貴的存在。 |
宮田喜三郎
<宮じい>
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仁淀川(によどがわ)の川漁師、70歳。瞬や佳江の相談役。
瞬の祖父と懇意で、瞬が祖父を亡くしてからは親代わり。
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春名高巳(はるな・たかみ) |
出身は特殊法人日本航空機設計の技術者、20代後半。「スワローテイル」の事故調査委員会に、岐阜基地に派遣され、[白鯨]との交渉役に抜擢される。 |
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遠田直道(えんだ) |
岐阜基地司令。 |
須藤 |
斉木敏郎の後、斉木と同期で学生時代からの友人、三佐。 |
宝田 |
[白鯨]との交渉に、統幕より派遣されている一佐。 |
佐久間公亮(きみあき) |
同サポート役の生物学者、48歳、教授。 |
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フェイク |
瞬が見つけた謎の物体を“フェイク”と呼んだ。 |
ディック |
[白鯨]の中で人間からの攻撃を受け分裂した中で、日本政府側の対策本部との窓口となっている生物を指す(人間が名付けた)。 |
[白鯨] |
遠い昔から存在し、平和で静謐な世界を望んだが、攻撃的で競争的な世界になり、「白鯨」たちは寄り集まり、融合して巨大な一つの生物となった。[白鯨]は世界の波長を知覚するようになり、外敵の波長を知覚し、効率的に外敵を回避するようになった。その後の変化の後、上を、上を目指し、高度二万メートルの位置で過ごしていた。 |
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白川真帆(しらかわ)
母親 迪子(みちこ)
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「スワローテイル」事故の遺族。[白鯨]保護反対運動の団体「セーブ・ザ・セーフ」の実質的代表者。瞬より学年が1つ上。
名目上は母親の迪子が代表だが、夫の事故死後、心身共に衰弱し入院中。真帆に対して口を利かない状態が続く。
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大村正彦 |
「スワローテイル」事故の副機長だった人の兄、40歳がらみ。 |