冬だ!!山だ!!SHFで移動だよー!!

INDEX
0.冬山は楽しいんです ・・・能書きです
1.雪に慣れに谷川岳に・・(00/12/3)
2.悲惨な年末山行・・・でもQSOできたよー!!(00/12/29−30)
3.東京都最高地点・雲取山で遊ぶ(01/02/11−12)

冬山は楽しいんです

 「冬山なんて危ないでしょう」・・・ってよく言われる。確かに山に行くのは危険もいっぱいある。冬ともなれば確かに危ない場合もけっこうある。だが、それをこえる魅力もたくさん。

 1985年の暮れに一人でいった丹沢の12月。塔の岳で見た日の出のすばらしさ。でも、この時には「雪があると危ない」とばかり思いこんでいた。でも、86年の暮れに行った鍋割山で、歩き出すと雪となったが、山頂についたら晴れて、目の前に富士山が・・・。実に楽しかった。雪の箱根も楽しく、これはもっとやってみたい、と思い出した。雪の低山はちゃんと準備したら夏より歩きやすいし楽しい。
 1987年に湘南勤労者山岳会に入って山の世界がずっと広がった。3月の大菩薩から、5月には「はじめての雪山」としての中央アルプス・宝剣岳に。そして神奈川県勤労者山岳連盟の初級リーダー学校にも加えさせていただいた。一年間、岩トレ、沢登り、雪山、生活、天気などなど、さまざまな講習していただいた。実技だけではない。「登山理論」「机上学習」もしっかり教えられた。私はこれがとても役立ってきたなぁ、と思う。健康や安全のために学ぶこと、何が危険かを認識すること、それが一番大切なことかもしれない。

ワンゲルのOB諸君と北八で遊ぶ そして1988年の「初めての冬山」は五竜岳・遠見尾根。初日の出を見られ、山頂で見た剣岳に「いつかは・・」と夢を見た。その後も、八ヶ岳とあわせて、特に冬は都心から朝出ても入山できる後立山に通い続けてきた。なかでも、会の先輩であるIさんと5月の白馬岳・主稜をめざして2−3月の八ヶ岳でトレーニングした赤岳西壁・横岳石尊稜の登攀のすばらしい感触、そして本番の主稜の充実感は小さな落雷に吹っ飛んだことともあわせて、10年をへてもついさっきのことのように思い出す。その後、会の活動が転勤や転居・結婚などで不活発となってしまった。私も山に行く日数で、最高65日から20日を切るまでになってしまった。だが、ワンゲルの卒業生たちからもパートナーをえて、尾根ばかりだけども冬山だけは出かけてきた。当然、ランクはずっとやさしい所しか今はいけない。それでも、「テントごと吹雪きでうまって徹夜で除雪」とかのおっかないこともある。でも、冬山はやはりすべてが楽しい。

 冬の山は何もかもが美しく見える。ラッセルも腰下までなら、何人もで交代してやれば楽しいものだ。雪割りのウイスキーをチビチビやったり、吹雪きをのろったり、テントの下の雪の冷たさを感じながら寝たり、何よりも自然と自分があらゆる意味で交わり、自分の生命を実感できるからかも知れない。懸命にラッセルして立った稜線で、展望の中に立つ時のすばらしさ、日の出の山の美しさなど、筆舌に尽くしがたいものがある。

 ただ、そうした山の世界の中で残念だった事がある
 「便利な連絡用にアマチュア無線を」「なーに緊急時には無免許でもいいさぁ」という傾向がずいぶん見られたことだ。そして緊急用だけで無線機を持っていく。労山では、機関紙でもこの問題を取り上げ、アマチュア無線は免許を持ち、ハムそのものを楽しんでこそ緊急時にも助けとなるものだ、という実例を紹介してきた。今では携帯電話がすっかり普及して、この手の問題は過去のものとなってきたが、残念であることには違いがない。せっかく山に登るのに、無線でさらに何倍も楽しむことを知らない人が増えてしまったのだ。
 
 実は逆も残念に思う。
 移動運用が大好きという方は、ハムには多い。ハムとなんとかは高い所が好きなものであって、やっぱり電波は高い所だとよく飛ぶのだ。でも、冬山に行かない、行けないという方も多い。確かに冬山では長い時間の運用は難しい。寒さ対策や電池の問題も大きい。でも、せっかく山が好きならば、冬山で移動運用してみたっていいじゃないか・・・とずっと思ってきた。

 じゃあ一つやってみようか・・・と製作が5.6Gまで進んだ2000年に、思い立った。

雪の少なかった谷川岳

12月2日 夕方から谷川岳に行くことにした。なに、雪も多少は降っただろうから、雪山のトレーニングと運用実験をかねていこう、というわけだ。もっとも、新幹線なんて金持ちのものは使わないので、上野からの普通列車を乗り継いでの土合とまり計画となった。

 17時24分発の高崎行きになんとか走って乗り込み、ホッと一息ついた。今日からのダイヤ改正を忘れていたので、すんでの所で乗り遅れてパーになるところだった。あとは高崎で乗り継ぎ、水上で乗り継ぎして、土合で下りる。ここからは例の462段といいう階段を上って、待合室へ出る。待合室は一組しかいない。どうせ夜中に車で人がたくさんくるのだが、一番奥に陣取り、遅い晩飯と酒を温めた。眠いので、早々にシュラフに入った。

12月3日 朝、ガヤガヤしているので目を覚ましたが、5時くらいだったので、しぶとく眠った。6時に起きたら、ほとんど人はいない。それでも7時までラーメンを作ったりして食べ、のんびり出発となったもので、本当に「ビリ」になってしまった。でも、雪はほとんどない。白毛門が黒々としているのが異様だ。雪は本当にあるかしらん???
 西黒尾根に入ってしばらくの急なのぼりは日陰。雪はボチボチとある程度で、泥の方が多い。鉄塔下をすぎたら雪かな・・と思ったら、過ぎても泥のほうが多い。雪で一応覆われたのは、鉄塔をすぎて20分ほどしてだった。しかし、それでも雪が少ないので、鎖場が露出しており、変に雪がついていて歩きにくい。もっとびっちりとついてしまえば、ガシガシと登れるのになぁ。天気はずっと雲っていたが、鎖場をすぎた頃か晴れ出した。これは一日、持ちそうだ。よかったなぁ。でも、暑いなぁまあ、このくらいでないと山頂で無線なんてできないからいいけど・・・。

 山頂には、予定よりも遅れてしまって11時20分頃に到着した。いくらなんでも山の上なので、着込んでから、さっそく用意をした。2.4Gは15EL、5.6Gが百円鍋アンテナだ。まず、ヘンテナをつないだTH55で連絡周波数の1294.92で叫んで、ワッチ局を探した。が、予定時刻よりも大幅に遅れたので、もう誰も聞いていないようだ。仕方がないので都内のレピーターをテストした。と、意外なことが・・・・
    1291.06 霞ヶ関 1W ヘンテナでOPENする   
    1291.36 御岳山 全然反応も入感もなし
    1292.76 鶴見  1W ヘンテナでOPENする
 御岳山方面は開けていないのだろう。でも、京浜方面はばっちりということらしい。2.4GのビーコンもS8程度だが聞こえている。

 で、1.2Gをワッチしていたが、富士山五合目移動と実験中のマンション屋上で運用しているJA1AKA 荒川さんを見つけ、終わってから呼んでみた。練馬だが、マンションの屋上で運用しているとの事で、バックでS3程度だったが、アンテナをふっていただいたら、S9+となった。5.6Gもやってみたら、当然のようにS9+で交信が成立した。AKAさんは、ダンボールと紙コップを導電性塗料スプレーで吹き付けたアンテナを使われているとのこと。す、すごいアイディアだとしかいいようがない。推定距離140−150Km、これが現在の所の最高到達QSOである。
 その後、1.2GでCQを出したが柏崎から呼んでいただいたのみで、返事がない。ワッチしてないんだなぁ、このバンドは・・。せっかく飛んでいるはずなのになぁ。
 そろそろ荷物をたたもうかと思っていたら、JA1QOR 大貫さんが聞こえる。こちら方面に開けた場所に移動していただいて、5.6GでもQSO成立した。ご自宅から谷川岳が見えるらしいので、当然といえば当然か・・。また、1.2Gでは八溝山でも聞こえていた、とあとで教えてもらった。

 さて、こんな調子で二時間も山頂で無線をやっていたら、またまた誰もしなくなってしまった。各駅停車で帰るのには、そろそろ限界なのでにもつをたたんで、帰ることにした。帰りは天神平に向かったが、やはり熊穴沢避難小屋はすっかり出ていたし、木道すら所々顔を出していた。「積雪XXcm全面滑走可能」とweb−pageで見ていた某スキー場は、「うーむ、確かにこれはローラースキーでなら全面滑走可能だな」という状況であった。

悲惨な年末山行 でも、QSOできたよー!!

遠見尾根からみた鹿島槍12月29日 さーて、今日から冬山だ。今回のコースはまたまた五竜・遠見尾根。本当は唐松までの縦走の予定だったのだが、大阪に転勤になったフクちゃんが、「今年は山に日程がとれず駄目」だと連絡してきたので、一人になってしまったのだ。一人の時は、もうワンランク下げるのが鉄則なので、遠見尾根往復とした。 今回は26日から家族連れで栂池までスキーに来ていたので、宿を朝出ての入山である。それでも実はテレキャビンの始発時刻の関係もあって、そんなに遅くはない。

 天気は下界では曇り。テレキャビンを下りたら一面のガスだった。スキー場をボーダーにぶつからないように気をつけて登り、地蔵の頭をへて登り出す。前日まで雪が降っていたので、結構なラッセルのはずだが、前の人たちががんばってくれるので、なかなか先頭に行かない。「若い人ががんばるねぇ」なんて他の人と話していた。しかし、中遠見あたりでやっと追いついて見たら、なんと・・・先頭ラッセル集団は平均70代、でも現役バリバリ今年もヒマラヤ登山というすごい人たちが半分以上のトレースをつけてくれていた。いやー、若い若い・・・ありがとうございます。hi
 で、途中からラッセルの先頭グループに入ったのだが、どうも調子が出ない。でも、せっかくの雪山でラッセルをしないなんてつまらないので、多少はがんばったのだが・・・。やっぱりちょっと身体が重かった気もする。雪は実はかなり少なく、白岳が黒いのでびっくりした。

 ま、甲斐あって、目的地の大遠見まで14時過ぎに到着してテントを張ったまでは順調。430でCQを出したら、「前にもQSOしました」というJH0SGE 中村さんが真っ先に呼んでくれる。こういうつながりがうれしいですねぇ。で、その後も何局かQSOして夕方を迎えた。隣の爺カ岳東尾根にいる局とも交信でき、情報交換をした。

 と、テレビの天気予報を聞いていて(VX5なので音だけですが、テレビは聞けます)、ドラエモンみたいに真っ青となった。
なんでも、南岸低気圧と日本海低気圧が来るらしく、「低気圧に関する情報」を出しているとのことだ。山でも雨が降る可能性があり、その後、北海道沖で二つが一緒になると猛烈な吹雪きが三日ほど続く。これが一番、遭難の多いパターンだ。雨の後バリバリに凍り、吹雪きが続くという最悪の形になる可能性が大きい・・という事は、どうあっても30日にはおりないといけない。二年前、テントごと吹雪きで埋まって、徹夜で除雪をしたのは二人だからできたのであって、一人ではたまらない。せっかく30日の昼過ぎに「移動運用予告」をしていたのだが、その時間には下山途中でないといかん・・・。
 「こりゃあ、駄目だな、早めに下りないと心配だもんね」と思い、「じゃあ、今のうちに無線やっておこう・・」とゴソゴソと夜の7時過ぎ(山では深夜)
に無線機を取り出した。

 1200MでCQ。おっ、一発目はJG0KJO 宮沢さん。SSTVの大ベテランで、7M/430Mで自宅からもQSOさせていただいている。1.2Gで珍しく聞こえていたからと呼んでくださった。実に嬉しい一局だ。さら430Mで数局。下のスキー場に来ている方もいた。でも、1200Mは相手が少な
い、CQを出してもリピーターにアクセスしても反応なし。
 で、最後に「どーせ駄目だろう」と思いつつトランスバーターをテント内で組み立て、5760MのメインでCQを出してみた。と、なんと!! QRZ!?との呼ぶ信号がある!!?? 塩尻のJA0HRS 小林さんが家にいるときは、常時ワッチされているとの事で、聞きつけて呼んでくださったのだ。
テント内で半分シュラフにくるまって、膝の上においたトランスバーター。アンテナの方向も適当だったのだが、あっさりQSOできたのだ!!いやー、よかった・・と思って、もう深夜(と言っても20時ですが)なので寝ました。

 が、夜中に「イテテテテ」と激痛が腹を襲って目をさました。これが周期的にやってきて、まあ、大変。仕方なく、何度も外に作ったトイレにかようはめに・・。気温はまあ普通に冷えたので、マイナス15度くらいでしょう。朝になっても腹痛はおさまらず、天気はピーカンなのだが、そのまま荷物をまとめて下りることにした。もちろん、朝は紅茶だけ、何も食べられない。足元はフラフラ、すぐに息切れがする。「昨日のジフィーズが古かったからかなぁ」とか、「栂池で食べ過ぎたかなぁ」とか思いつつ、でも、休み休み下りるしかない。
朝日に輝く山々 前に年末の谷川岳で熱を出してフラフラと下山をした時とか、一昨年に吹雪きでテントごとうまって一晩中除雪をしたあとの猛烈な下りラッセルとかよりは楽・・・と言い聞かせて(あれは確かにもっとつらかった)、それでもしんどいことは確か。なんとかスキー場までおりて、テレキャビンで下りようかなと思ったのだが、降り口を間違って結局下まで歩いてしまった。

 白馬で温泉に入る頃ににると、腹も空いてきたのだが、風呂にはいるとやっぱりビールがほしくなり、後先考えないで飲んでしまった。hi
だって、「人生このために生きているようなものよねー!!」なんだもの・・・。

いやはや20世紀最後の山が悲惨とはねぇ・・・・。スケジュールをワッチしてくれた方々、もしいたらごめんなさい。でも、5.6Gでスケジュールなしでのコンタクトできてよかったよかった・・・。

東京都最高地点・雲取山で遊ぶ

2月11日 今日・明日と連休だ。なにせ土曜日が休みじゃないのは困ったものである。で、本当は「八ヶ岳からテレビ中継」と考えていたのだが、まだテスト運用をしていないのでちょっと躊躇した。さらに、新聞で「丹沢・大雪、蛭カ岳の小屋番はヘリで救助される」などと読むと、「おーっ、これは丹沢か、雲取山でも楽しめそうじゃん」「こっちなら、 10Gの実験もできそうじゃん」と心変わりした。かくて東京都最高地点の雲取山(2017m)へと出かけることにした。

 朝6時起床。7時頃に家を出る。町田−八王子−拝島−奥多摩 と順調に乗りついで、9時20分のバスに乗り込んだ。鴨沢に10時すぎに到着してからすぐに歩き出す。日陰は雪だが、日向はもう地面がかわいている。泥でなくてよかったなぁ。丹沢だときっと泥のタンボだろう。七つ石小屋をへて、久しぶりに七つ石の山頂をまわる。ここに13時40分着。
 で、トランスバーターを取り出して、15時までの「関東UHFコンテスト」をのぞいた。10Gは沈黙しており、5Gでも聞こえるのはランドマークタワーの富沢さん(7K3OHU)だけだ。何度か呼んだが、方向が悪いのかとってもらえない。で、メインでCQを叫ぶと、JR1LQE宮沢さんとJN1AYV岡本さんが呼んでくれた。よかった、壊れたかと思った・・・。hi その後、富沢さんともQSOできたところで時間も終わりになってきたので、撤収。15時過ぎに出発した。
 山頂には16時40分頃到着。避難小屋は10名ほどがいたが、一角をあけていただき、荷物をおいてからいざ外に!!

 FM−ATVで夕日の中継を!!!と思っていたのだが、セットしてみたものの、どうも調子が変だ。受信機でモニターすると、なんとPLLのロックが外れてしまっている。うーむ、電源のせいだろうか??家でテストした時は大丈夫だったんだがなぁ。(帰ってからテストしたら大丈夫なので、廻りこみだろうなぁ・・・)
 仕方なく、これは撤収して、いったん小屋にはいり、晩飯とした。晩飯は「キムチ鍋の素」を使った鍋だ。これはなかなかおいしいし暖まる。酒も一杯やって、小屋に泊まり合わせた単独の三人であれこれと話していた。

 さて、時間は8時になった。今日は5Gのロールコールが9時からだが、そろそろみなさんワッチしている人もいるだろう・・・という事で小屋の外に出る。寒いので当然、羽毛服を着た。
 さて、5Gで叫ぶが、応答がない。でも、1.2GでCQを出したら、7K4NWW釘宮さんが呼んでくれ、5Gでも59−59でQSO成立。続いて、7K3WNX阿部さんが呼んでくれて、今度は10Gで59−59にてQSOできた。正月に作り出した10Gができたものの、本当に電波が出てQSOできるかどうか不安だった。でも、QSOできて、今回の目的の半分は達成した気分になった。気がついたことは、10Gの鍋蓋はずいぶんとビームがシャープだ、ということだ。5Gの百円鍋と百円ホーンはもっとブロードなんだがなぁ。このあたり、ホーンの直径の違い、反射物の制度の違い、さらには周波数の違いなどいろいろあるのだろうが、どうしてだろうか???
 で、時刻は21時をまわった。小屋の中では皆さんは寝始めたが、外で5Gのロールコールをワッチした。すると・・・いやー、皆さん強いねぇ・・・。キー局のJA1CUY局は習志野なので、千葉を向いているはずなのだが、どちらを向けても、少し百円鍋の方向をいじるとだいたい59+になる。ATTでもないとSメーターが張りついていて、方向がわからないのだ。で、なんどCALLする中で、方向が違うと届かないみたいなのだが、反射でもって拾っていただいた。ダイレクトになると、イヤー!!強い。強過ぎてわからん・・という具合。終わってから埼玉・戸田市のJI1CBS小林さんが呼んでくださり、こちらもQSOできた。都心ビームのままだったのだが、59+だ。ダイレクトだとともかく張りつく感じになる。いやはや、恐るべし、雲取山。このままQRVしていたら何局もできるかなぁ。…が、ついに寒さに負けてしまった。足から冷えて、もうガタガタである。せいぜいマイナス9度くらいなのだがなぁ。じっとしていると辛いね。やっぱりテントを持ってきて、中でヌクヌクしながらQSOするべきだったかな。…かくて小屋に入ると皆さん寝ているので、(そりゃあ10時だもの)静かに酒を温めて飲んで寝た。

2月12日 朝6時に起きて、キムチうどんを食べる。少し時間をつぶして7時半頃に外でもう一度無線を始める。1.2GでCQを叫ぶとJO1FSD小山の新井さんが呼んでくれた。さっそく5GもQSOする。10Gもやってみたのだが、新井さんの信号はS9+なのに、こちらのは届かない。「受信部が調子悪いんだ」と言っておられたが、さて、このトランスバーターはどの程度の出力なんだろう??でも、「聞こえない」よりは「聞こえても届かない」という方が軽傷(?)だと思うことにしよう。hi
 
 その後は、1.2Gで数局QSOしたが、5G/10Gはできなかった。昨日がコンテストだし、今日は休みの方が多いから、寝ているんだろうなぁ。 で、9時過ぎにやっぱり寒くなってきて店をたたんだ。さすがに朝から酒を飲むわけにもいかないので、スープなどを飲んでから荷物をまとめ、10時前に下山開始。
 鴨沢に13時前に到着したがバスがないので、留浦まで歩いた。その後は、飯を食べてからバスに乗り、奥多摩にできたという「日帰り温泉」というやつにはいてみた。でも、ここは狭くてぬるいな、高い(700円)だしなぁ・・・。
 でも、とりあえずこれでおしまいである。あっ、そうそう、奥多摩の街で「猪肉あります」の表示を見て、肉屋さんで買って帰った。値段はそこそこいいけど、おいしかったですよ>猪鍋