５月１日（金曜日） 前日から仕事の生徒会合宿で、徹夜状態。（単に騒いでいたという話は濃厚・・・・）解散したのが１０時すぎなのだが、「眠いから秋葉に行くのはやめようか」と、その時は思っていた。
しかし、子どもの国から出て、電車内で５分寝ると、意外にも頭がすっきりしている。
「ここで秋葉に行かねば、オタクがすたるでぇ」と決意（！？）。電車内での睡眠にたよって、そのまま秋葉に直行する事にした。もちろん、取材用のデジカメ片手にである。
さて、電車で一眠りして、適当に地下鉄に乗り換えればよいのだ。しかし、どうした事か、地下鉄は乗りなれないので、広小路駅に降りる事になった。
ふふふ、好都合ではないか。何故って、ジャンク屋はハズレの場所から始まるものなのだ。・・・という事でまずは引っ越したというＨＯＰＰＥＲに向かった。ここは、ＨＤＤの中古、ＣＤ−ＲＯＭドライブの中古、掘り出し物ボードなどが秋葉で比較的まともにそろっていて、しかも御手ごろ、HDDなどは一週間もの動作保障をしてくれる、というありがたい店である。少し前まで、近くのビルの５階にあったのだが、最近、別のビルの一階に移転した。
ここは、私好みのジャンク屋である。
が、今日はさほど目新しいものはない。ノートの安いのも出ているが、とりあえずはパス。ここに行きたい人は、公園の横にある秋葉館をめざして行くとわかる。
もっとも、この秋葉館もマックのジャンクではいろいろあるのだが、最近、店内に入る前に荷物を預けろと言われる。泥棒が多いらしいが、ちと気分が悪く、私はめったによらなくなってしまった。マック党にそんな人が多いとも思えないのだが・・・。
また、この秋葉館の隣あたりにジャンク屋とおぼしき店が並んでいる。中にはれっきとしたＰＣの店もある。ここはなかなかよい価格で、K6-300の動くＭ／ＢとDIMMをセットで売っていた。なんでも、PC-１００に対応する奴らしい。心は動くのだが、どうせ高くなることはない、と思うので、今日は見送る事にした。
一方、その隣の店はたたずまいこそ古き良きジャンク屋なのだが、価格の設定が首をかしげるものが多い。しかし、ともかく「古いものに金をおしまない」という人には、いろいろあるので要チェックではある。
それから大通りの方に向かって歩き出す。次の目標は、「秋葉亭」、じゃなくてその上にある「秋葉原エレクトリックセンター」である。もちろん、下の秋葉亭もなかなか良い店ではある。特に金曜日の夜中までやるのは、一杯加減でついついパーツ等を買ってしまうので、よいだろう。酒を飲んでからでも行けるというのは大切である。もっとも、秋葉で酒を飲む機会がなかなか持てないのが悔しいのだが。某mlで情報だけはあるのだが・・・。
が、その横の狭い階段を上がった二階に行かねば、この界隈を回った事にはならない。ここで、私はJ3100SXを2.5Kで購入したし、マックの中古、マックのＬＡＮカードなども仕入れた。ちなみにラジオデパートの地下にもこの店は出ているが、部品に関心がある方は、こちらに足をのばすべきだ。が、今日はやはりあまり面白いものはない、というよりも超OLDマックの中古なら大和の某店にかなわないのである。
USER SIDE付近
で、ついでにたまに飛び出した掘り出し物があるＵＳＥＲ ＳＩＤＥをのぞいた。実はここの店で、現用のＭ／Ｂ ＨＯＴ−５５３を9800円なりで購入した。今日は、ＣＤ−Ｒが３８８００円と出ていてた。これは結構安い価格だったらしいし、SAGAMI-NETでＣＤ−Ｒに散財する様に命じられていたのだが、私には「ふん、たかがＣＤに書けるだけで３万もするんか」と無知であったため、購入しなかった。はっきり言ってこれは
失敗である。
でも、このビルの出入り口にあった妙なものだけは、デジカメにとった。
＊多分、USER
SIDEとは何の関係もない。また５月末にはもうなかったので正体は不明。
い。でも、今日はやっていないのでパス。
さて、今日はここから大幅に店を省略して、ガードの向こうに行くことにした。ガードの向こう側と言えば、以前からジャンクのメッカである。まず、たまに面白いＬＡＮカードなどがあるオリックスのレンタル戻り品処分の場所に行く。ここは質の確かそうなものがならんでいる。しかし、目的地はこの三階である。階段を上がっていくと、正真正銘のジャンクがある。ＭＩリサイクルセンターというのかな。
今日は中古マックが７０００円とか、ディスプレイが５０００円、さらにはコンパックマシンがあったりした。測定器関係も多い。が、取りたてて気にいったものはなかったので退散。そのまま、警察の通りに出る。
次は日米商事の二号店である。
ここは、以前は怪しい雑誌などがあって、青少年にはすすめにくかった。（一応、商売柄・・）しかし、最近、その手のものは一掃され、中古マシンと部品の山にとってかわった。眺めると、J3100のSGTあたりが並んでいる。３０００円とかのものを見ると、GTAとある。うーむ。Ｊ３１００は好きでたくさん使ったし集めているのだが、できたらＳＧＸとかＧＸとか、要するにスロットにＡＴ（ＩＳＡ）のついた奴がお勧めである。ただ、この手の奴はＪ３１００スロットだけの機種よりもでかくなる。最近は、２８６マシンに手を出すほどではなくなったので、ここも見送る。なにせ、Ｊ３１００Ｂ１２、Ｊ３１０００ＳＬ、Ｊ３１００ＧＬ、Ｊ３１００ＧＸ、Ｊ３１００ＳＧＴ・・・・とラップトップだけでも使ってきたし、電源が結構死ぬのが嫌なんだなぁ。しかし、ＲＢＢＳに手ごろなマシンをという人には、Ｊ３１００シリーズはＦＢＢもＭＳＹＳも動くので、お勧めではある。(TPRのJ3100シリーズ遍歴はこちら・・・)
ついで、日米の一号店。ここはぐっと怪しくはなくなる。
今日もここでＭＣＡマシンとマックのカードをチェックする。前にここでマックのビデオキャプチャーカードを１．５ＫでＧＥＴ。こいつはフルカラーで動き、キャプチャーのドライバもニフティにあって嬉しかった。ＭＣＡマシンも某足立の親分からＱＳＹしていただいたマシンにつけられそうなものを・・・という事で漁っている。以前、増設RS232Cを500円でGETしたのだが、今日はディスプレイカードがいくつかあるだけで、今回はパス。
うーん、今回は掘り出し物はないか・・とあきらめかけて、一応、ＪＣワールドを覗く事にした。
すると・・・「おっ、ＩＢＭのマシンが店頭においてあるぞ。ＭＣＡじゃん。しかし、いくらかな、価格の紙が風で裏返っているけど。」
・・・で、近づいて見ると、おやおや２０００円である。裏側を見ると増設RS232Cがあり、ＳＣＳＩもある。
これはボードだけでももうけものだ。でも、重たいんだよなぁ、このマシンは。どうしよう・・・・そして、数分後、レジでこれをかかえて待っていた。
こいつを買ってしまうと、もう重くて回る事は難しい。そこで、昼飯を食べつつビールを一杯やってから退散する事にした。ぶら下げた手が死にそうに痛かったので、町田からはチャリを見捨てて、タクシーを奮発した。それでも、本体と合計3000円である。
それにしてもＩＢＭのこの時代のマシンは死ぬほど重く、蹴っ飛ばしたら怪我をする程、頑丈に作ってある。
さて、で帰宅したらまず動作チェックだ！！電車内でも外からながめたが、どうもリース期限が切れる前に解約になったらしい表記がある。うむうむ、これはなかなか動きそうだ、と思ったので、いきなりキーボードなどをつないで電源をＯＮしてみた。・・・・ととととと、メモリーカウントしているぞ。おっ１６Ｍだ！！ＤＯＳが起動した。ＶＥＲ４らしい。ＤＩＲ とやってみると、ＯＳ２も入っている。それで、CD ￥ＯＳ２としてＢＯＯＴ／ＯＳ２としたら再起動のメッセージ。Ｙを押すと、なんと起動したのは、ＯＳ２ ＶＥＲ１．３Ｊ。
ちなみに私の所ではKUMA-1を486SX33で最初に建造した時には、ＤＯＳはなくＯＳ／２ 2.11Jだけを入れた、という具合でＯＳ２との付き合いだけは長い。でも、１．３Ｊなんて初めて見たね。 中をあけて掃除機でちりをとり、前からある増設シリアルなどをいれるとなんとシリアル５ポート、ＬＡＮ付きのＭＣＡマシンにできあがった。ふふふ、これを土台に遊ぼう・・・。