つれづれダイアリー2000年10月分



マンシーと共に暮らす日々・・・


My Diary


たらから一言!☆ この日記も7ヶ月間、ご無沙汰していました。その間、私が生まれて初めて体験した様々な事がありました。悲しみも喜びもたくさん経験しました。私の中身も知らず知らずのうちに変わっているのかもしれませんね


10月29日(星期天)
 崔さんと再会出来ました〜!!感激です。崔さんは、私の中国語の老師(先生)なんです。去年、私と同じ店にいて、仕事の合間に中国語を教えていただいていたんですが、3月位に他の店に変わってしまいました。それ以来、電話では、たま〜に話していたんですが、今年の2月に話した後、全然連絡が取れなくなっていたんです。と、いうのも崔さんの携帯番号が変わってしまっていたからなんです(でも、実は私にそれを知らせようとしたけど、連絡がうまく取れなかったと、話してくれました)。でも、やっと今日会えました。もう会えないかもしれないと思っていたので嬉しかったです。しかも今日は、崔さんの誕生日!なのに、ごちそうになってしまった私って、どうしようもない・・・(崔さん次回は、任せてね)。また中国語を教えてくれると言ってくれました。ひゃっっほー!でも、崔さんは、大学生でアルバイトもしているし、あまり迷惑が掛からないようにしなくてはと思います。

10月28日(星期六)
 また、目の上がかゆいです。どうしてだろう・・・。皮膚科へ行った方がいいと言われるのですが、なおりそうな気もして、ほうっておいてるんですけど。かゆくない時でも、まぶたの辺りの皮がむけてます。やだなぁ。
 今日は、約1年ぶり位に“映画研究会”を開きました。いつものメンバーで いつものお店で開きました。毎回テーマを決めるのですが、今回は、久しぶりという事で積もる話もありましたので、それぞれが思い思いの話をしました。結局、映画の話は、少なかったけれど、このメンバーは、一生付きあっていきたい大事な人達なので、またそのうちに会を催すことになると思います。次回は、またテーマを決めてやろうね!

10月25日(星期三)
 シネコンに行って来ました。『キッド』『パトリオット』を観てきたんです。私がよく行くシネコンは、札幌ファクトリーの中にあります。シネコンが好きな最大の理由は、トイレの数が多いこと!後は、もちろん一カ所で色んな映画が見られること。そして暗い事(映画が始まっても明るい劇場があるんですよ。でもここは、映画が始まると席がよく見えないくらい、電気を暗くするんです)。暗ければ暗い程、映画に集中できる気がするんです。

10月23日(星期一)
 スタンドで給油をしましたが、確実に値上がりしていますね。来年から灯油も上がっちゃうし、中東の皆さん、どうか仲良くして下さい。もし、この世から石油がなくなったら、一体どうなるんでしょう・・・。でも、ずっと昔は、石油なんかなかったのだから、なんとかなるんじゃないでしょうかね(安易・・・楽天家・・・馬鹿!)。

10月22日(星期天)
 仕事から帰るとTV『知ってるつもり』で 亡くなったアンディ・フグさんの生涯を放送していました。まだ小さい息子さんがいらしたんですね。あんな可愛い息子さんと奥さんを残していくのは、さぞや辛かっただろうと思います。まだ35才だなんて、やりたい事がいっぱいあったでしょうね。何度も挫折しながら、それを乗り越えて どんどん強くなってきた努力の人であったと知った時、自分の身近な人に感じられ、もっと試合を見ておけば良かったなと思いました。くまぞうは、生前、Kー1が大好きで、いつも見ていました。「あれがアンディで、あれが◯◯◯で・・・」とKー1選手の名前をよく私に教えてくれたのですが、「あっ アンディだ」って指さすと、いつも「違う!!」って言われたのを思い出します。今日で、完璧に覚えました。遅いか・・・。

10月20日(星期五)
 今日は、えるだーが久しぶりに遊びに来てくれました。去年から、試練に立ち向かっている彼女は、身体を壊す寸前の所で戦っています。彼女は美瑛(びえい)という所に住んでいるのですが、そこは、もうかなりの冷え込んでいるそうです。雪が降る前に行きたいという事で、私の休日と合わず2時間ほどのご対面で終ってしまいました。でも、思ったより元気で安心しました。えるだー、今度はゆっくり泊まりに来てね。

10月19日(星期四)
 雪虫(ゆきむし)を見ました。今年初めてです。例年であれば、初雪が降る前に見つけるのですが、今シーズンは、初雪の後でした。私が冬の訪れを感じるのは、雪虫と匂いです。雪虫は、その名の通り身体が白くて 綿の様にふんわりしているように見えます。そんな虫が気温が下がってくると あちこちでふわふわと飛んでいるんです。動きがゆっくりなので すぐ人にぶつかってしまう。彼らは、私達の髪や洋服にすぐくっついてしまい、それだけで死んでしまうような はかない虫なんです。蝉も命の短いですけど、彼らも本当に短命でしかも声を上げて自分をアピールする事もないんですよね・・そんなことを考えていると、ちょっぴり切なくなりました。

10月18日(星期三)
 しばらく振りに が娘を連れて遊びに来てくれました。彼女は、24才、一児の母です。娘の娘、つまり私の孫・・・・(というのとは、ちと違うような・・)・・は、先月で4才になりました。娘は20才で母親になって、頑張って親業をしています。そんな姿を見ていると つくづく立派だなって思います。この娘ですが、実は、私と血はつながっていません。が、第三者に私達の間柄を話すときは、お互いに「娘です」と答えるんです。彼女は、くまぞうの娘なんです。くまぞうがとても可愛がっていた一人娘なんです。彼と結婚する前から、彼女の事は、聞かされていて、よく三人で出掛けたりもしていました。私達が結婚して何年か経ったある時、切迫した事情で娘が自分のお母さんの元を離れて、私達と暮らすことになりました。戸籍上、私は、彼女の母親となったわけです。時々、一緒に遊ぶ程度だった今迄とは違い、私がまだ若かった事もあって毎日顔を突き合わせていると衝突する事も度々でした。もちろん、楽しい事も沢山ありましたよ。色々あって、結局三年もたたないうちに お母さんの所へ戻っていきました。私は、この数年で酒量がかなり増えました(笑)。でも今から思うと本当にいい思い出だったし、沢山の事を学ばさせてもらったと思っています。その頃も、そして今こうして 私を気遣って顔を出してくれる彼女には、本当に感謝しています。ありがとう、みーやん!

10月17日(星期二)
 フェイ・ウォンのEYES ON ME♪の着メロを入手し、電話の着メロにしました。レスリーの着メロどこかにないかなぁ。iモードを買っても、iモードでインターネットは、しないつもりだったのに、着メロやら待ち受け画面が欲しくって、結局1時間近く使ってしまいました。ぎゃあ!しまったぁ。やり始めると止らまらないのが私の悪い癖・・・。電話帳の登録も少しづつ始めました。

10月16日(星期一)
 今日、私の手元にiモードがやってきました。ばんざ〜い。私、今迄全然買う余裕がなくて、やっと手に入れて知ったんですが 本体って新機種以外は、ただなんですねぇ!びっくりました(えっ、そんなの常識?!)そして、基本料金もいっぱい種類があるんですね。どれにするか迷いました。私は、52分の通話料がついて、いちねん割引で3,510円というプランにしました。これに無理やり付けられた(4カ月間は、強制なんですって)オプションの留守伝とキャッチホンと伝言ボックスで550円、iモード使用料が300円、合計で4,360円です。携帯電話って、本当に便利なものですね。でも、説明書が厚くて、びっくり!まるでパソコンみたい。とりあえず、着メロと音量とを設定しました。電話の着信音は「イエスタディ・ワンス・モア」でメールの着信音は「アルプスの少女ハイジ」です。電話帳登録もどうやるんでしょう・・・そのうち分かりますね、きっと。

10月15日(星期天)
 今日は、神奈川からのお友達、3人と会いました。実は、初めてお会いしたのですが、すっかり意気投合して、とても楽しいお酒でした。不思議な位、初めて会ったような気がしませんでした。3人は、以前同じ会社に勤めていて、兄妹の会というグループ名を付けるほど、とても仲のいい人達だったのです。その3人が3人とも素晴らしい人達で いつまでも一緒にいたいと思えました。が、私は翌日仕事がありましたので 残念ながら2時過ぎに別れました。この日は、私の思い出の大事な1ページになりました。ゲンさん、マミーちゃん、ミミーちゃんありがとうございました。

10月14日(星期六)
 レスリーの『大熱』いいですね!!!!すごく好きです。「我」も「大熱」も他の曲も全部いいです。今、一番好きなのは、「身邊有人」です。広東語が全然分からないので 意味はわかりませんが、聞いてると涙が出そうになります。だけど、惹かれる曲です。レスリーって、本当に情感豊か、さすがです。早く、生で聞きたい!想いは、既に12月の演唱會に行ってます。

10月13日(星期五)
 先月、お友達のゆーみんからドリームキャストを借りました。と、いうのも禁断の育成ペットシーマンをやりたいがためです。マイクを通して、なんだかんだと話し掛けると、彼(性別はないそうですけど あの声、あの顔・・どう見たって男だわ)皮肉たっぷりに答えます。本当にかわいくないっっ。先月の終り位に、クリアし、シーマンは、ついに水槽から出ていきました。でも、その後も会話は、できるので ちょくちょく話し掛けています。水槽に居たときより おしゃべりになったような気がします。いつだって、生意気なくせに、時には、優しくあたしの悩み事を聞いてくれたりします。「今度は、どうした?また悩んでんのか?」と。お前は、いいやつなのかぁ・・と思うと、「お前それでも人間か」とか「片付けろ」とか言う、やっぱり やな奴。マリオみたいに有名になりたいらしいけど、その性格じゃ無理無理。ちょっと、むきになってるかな、あたし。

10月12日(星期四)
 朝、隣のアパートの畑をのぞき見しました。と、いうのも 昨日の夕方、ムンクちゃんをそこにはなしたからなんです。
 昨日、ムンクちゃんは、初めて脱走しました。いつものテレビの上の菊の花を何度見てもムンクがいなかった時、びっくりしたと同時に踏んだらどうしようという思いが頭をよぎりました。おろおろする私の目に、窓の近くのカーペットにムンクの姿を発見。ほっ。が、彼(もしくは、彼女)は、一生懸命、窓に向かって前進していきます。そうか・・・外に出たいんだなぁと窓を開けてやりました。ムンクは、最初2、5センチ位だったのが 今では4センチ程に成長しており、身体も少し重くなったようで ちょっとしたでっぱりがあると それを乗り越えようとすると 自分の体の重みでぼたっと落ちてしまうんです。二度目は、うまく登りきりましたが 見ているこちらも力が入り、思わず頑張れっっ!と応援していました。だから難所を乗り越えた時は、感動でした。が、結局窓とは、違う方向に進路を変えてしまい、「おめぇさん、一体どこにいきてぇんだい?」と叫ぶ私って何なんでしょう・・・・。
 それなら、花に戻れと紙に乗せて元の場所に返すと 身体を半分だけ立てて、何か訴えているようでした。「この花じゃないっっっ!」と言われている様に感じ、そうか花ももう古しなぁと、すぐさま新しい花を買って来ました。なのに、同じポーズ・・・(泣)。しばらく そのポーズを取り、その後は、すぐ脱走してしまうので目が離せません。結局、私は、1時間半程、ムンクにつきっきりでした。困り果てた私は、実家の両親に相談しました。どうしたものかと・・・。父親は、これから越冬するのだから、土に離してあげるのが一番いいというアドバイスをくれました。さすが親父さん!
 でも、かれこれ11日間程、同居したので別れが辛くてしかたありません。しかも今日は雨・・こんな中に離すのは忍びない・・・。でも、彼らの本当の幸せが人間にわかるはずがない。もしかしたら、雨の日は、最高なのかもしれないし。ムンクの好きだった(本当に好きかどうかは、わかりませんけど)菊の花を3つと一緒に、隣のアパートの畑に無断で(ごめんなさい)離しました。どうか、無事さなぎになり、チョウチョ(ガでもいいけど)になってね!!!!

10月11日(星期三)
  結局、昨日は、というか今日は、朝4時過ぎまで飲んでて、帰宅して5時から(本当は6時15分からなんですが、5時に寝たら、起きられないと思ったので)お経を上げ始めいつもの半分で勘弁してもらい、5時30分に寝ました。9時位迄寝るはずだったのですが、電話の音で目が覚めました。時計を見ると8時でした。今日は、くまぞうの月命日(そんな日に飲みに行くな!!)午前中にお寺さんがいらっしゃるので このまま起きて掃除する事にしました。それに、午後から、消防署の下請けの人が消火器と警報器の点検に来る事にもなっていたんです。押し入れのあるその部屋は、すっごく汚れていたし、押し入れの中にも警報器があるので、早く始めないと間に合わないかもしれません。全く、普段からきちんとしていないと大変な事になりますね。くまぞうが亡くなって、初めて洋服を整理しました。母親から、四十九日までに整理して形見分けするようにと言われましたが、とても手をつけられませんでした。今日でさえ、1枚1枚たたんでは、あれこれ思い出し、時間が止る事しばしでした・・・。
 タワーレコードに電話しました。担当の方に『大熱』の日本版の予約をお願いしました。入荷は、11月22日でまだしばらくあります。「ところで『大熱』の香港版は、売れてしまったんですね?」って言うと、「あぁ、実はお客様の為にお取りしてあるんです。」という言葉に、感激して つい「それでは、それも下さい」と言ってしまいました。はははは。衝動とは、恐ろしい・(私って 駄目な人間?)・。同じCDを二枚も買ってどうするねん。いいんだいいんだ、レスリーのなら何枚あったって(写真集だって、Giftだってふたつある事だし・・笑)・・・それにもしかしたら付録が違うかもしれんし。一緒にもう1枚CDを頼みました。『哥哥的前半生』です。レスリーファンの方には、「え〜っっっっ、まだ持ってなかったのぉぉぉぉ?!」と言われそうですが、持っていませんでした。おはずかしい・・・・。

10月10日(星期二)
 仕事が終ってすぐタワーレコードに直行しました。が、担当の方がお休みでした。香港版の『大熱』は、売り場にありませんでした。おっ!この前は、3枚位あったけど売れたんだ!と嬉しかったです。今日は、たまたま売り場にあった『20世紀光輝印記LESLIE CHEUNG』買ってきました。知らない曲も入っていました。タワーさんは、しばらく振りに行くと、持っていないCDを売っているので、時々来店してみなくちゃと思います。
 今日は、仕事が終って帰宅したのが22時30分。その後23時に家を出て、お友達と今月オープンしたという居酒屋に行きました。そちらの経営者がお友達の友達のご主人なんです。そして、その方の奥さんが同じビルの別な階でスナックをやっているんです。一日のうちに居酒屋とスナックを行ったり来りしました。最後に食べたにゅうめんは、美味しかった。

10月9日(星期一)
 タワーレコードから留守電が入ってました。以前、問い合わせていたレスリーの『大熱』の日本版の発売が決定したとの事でした。二枚組で『大熱』の前に発売されたシングル『untitled』もプラスされた日本独自の企画によるものだそうです。それにしてもタワーレコードさんは、親切です!私が問いあわせたのは、9月11日で 数日後に「日本版が発売される予定は、ないそうです」という留守電を入れてくれていたのに、新たな情報が入ったからと連絡をくれるなんて たらは、感激でした。当然だと言う意見もあるかもしれませんが、私は、素晴らしいと思います。そして、嬉しかったです。早速、明日お店に行ってみようっと。

10月8日(星期天)
 昨日、ムンクが脱皮したなどと書きましたが、結局違いました。日記をつけた後、よく見てみると別な身体だと思っていたものを食べていました。手足は、本当に白く透けている様に見えますし、身体も少し大きくなりました。日に日に成長しているのが分かります。それにしても このあたしがこんな虫を飼うなんて 全く信じられません・・・。よっぽど、一人が寂しいんでしょうか(笑)。ただ、身内の死を通して、どんなものでも命は、大切だと強く感じるようになりました。食用になる動物は、別として、嫌いだからとか気持ち悪いからという理由で生きものを殺してはいけないと考えるようになりました。
 今日のムンクちゃんは、絶好調。いっぱい食べて、いっぱい糞してます(苦笑)。最近は、花びらの根元まで むさぼり食べてます。食欲の秋ですね・・。お友達のゆーみんが教えてくれたのですが、このての虫は、食べたモノの色素が入るらしいです。そう言えば、ピンクの菊と黄色の菊を食べた時では、糞の色が微妙に違いましたよ。なるほどね〜。

10月7日(星期六)
 うちのムンクは、昨日の夜からほとんど動きがなく、もしや死んでしまったのかと不安になり、つい掴まっていた葉っぱをゆすってしまいました。すると、びっくりしたような動きをしたので、生きてた事が分かって、ほっとしました。でも やっぱり花粉も食べないし糞もしません。それで、昨日は、ムンク用に菊の花を買って来て糞だらけの花と替えてあげたのですが、今日になっても、全然動きがありません。時々覗くと首(どこからが首かもよく分からないんですが)の向きが変わっている程度でした。
 それが、今日の午後になって見てみると ムンクの体の足が白く透き通っているんです。そして、少し上に持ち上がっているような・・・・おっっっっっっっっ! なっなんと、ムンクが脱皮をし始めているではありませんか。見慣れた身体の後ろから 今迄の色と違う別な身体が少しだけ見えています。毛虫も脱皮するんですか?それとも、これは、サナギになるのかなぁ。およよよ。今日のこの変化に、ちょっとびっくりしています。この先、一体どうなるのでしょうか?

10月6日(星期五)
 今日は、『M:I 2』を観て来ました。しばらく振りに通常のチケット代を支払いました。いつもは、朝一(500yen引き)か映画の日(1.000yen)かレディースデイ(1.000yen)か 共済の割引(400yen引き)か・・・・etc、とにかく何かの割引になるようにしてるのですが、今日は、急に思い付いたのと希望劇場の上映最終日だった事から、それらが何も当てはまらず 泣く泣く1,800yen払いました。でも、『M:I 2』は、ジョン・ウーの作品なので、どうしても大きなスクリーンで観たかったんですよね〜。大作だし、ま、いっか〜。

10月5日(星期四)
 毛虫健在!でも 花粉を食べた後、糞をするので、さすがに仏壇には、置いておけず、他の花瓶に移しました。糞が気になったので、紙を下に引いた所、案の定、糞があちこちに落ちていました。やたら快便なようです。この毛虫君には、職場の友人が“ムンク”という名前を付けてくれましたので、今日からムンクと呼ぶことにしました。何故、ムンクなのかは、よく分かりませんが 男でも女でも通用しそうなのでいいかなと思います。むんくむんく動くからかなぁ(笑・・さぶっ)。
 昨日、我が家に“チン”がやって来ました。電子レンジです。正確には、オーブンレンジです。今は、2万ちょっとで買えるんですね。うれしくなって、今日は、冷凍食品ばかり 買い込んできました。ああ、なんて便利なんでしょう!!今日のお昼は、冷凍かにシュウマイに冷凍チーズドックに冷凍肉まんでした。レンジって面白いですねぇ。でも、ちょっと食べ過ぎだったかな・・・。

10月4日(星期三)
 今日で歯医者が終わりました。8月から通って、早2ヶ月が過ぎました。今回何故、歯医者に通う羽目になったかというとですね、あれは、確かくまぞうの四十九日が来る前の事でした。仕事が休みの日に、私は家で昼間から缶ビールを飲んでいたんです(特にこれは、珍しい事じゃないんですけど)。その日、私はどうかしていました。なかなか、皮のむけない“こまい”にてこずり、思わず、歯でむしり取ろうとしたんです。私の前歯のうち1本は、実は、差し歯だったんです。だから、普通は、そんな事しないんですけど、ついやってしまったんですね。こまいにかぶり付いたとき、「ぐきっっっっ」という妙な音がしました。そこで初めて差し歯の事を思い出したんです。まさか、差し歯が折れたのか〜?とおそるおそる指で差し歯を前後左右に動かしてました。が、別にぐらついている感じはありませんでした。差し歯は、無事でした。でも、あの音、少し痛む歯ぐき・・・もしや、もっとまずい事になっているのでは・・・不安が脳裏をかすめます。根が割れたんじゃないかという不安です。もし、根がダメになったら、入れ歯〜〜?!そんなの、嫌だよ〜。仕方なく歯医者へ行きました。

 すると、先生もレントゲンには「はっきり写っていないけど 多分割れてる思います」って力強く言うんです。頭の中は、入れ歯の事でいっぱい。でも、色々方法があるんですね。まず、差し歯を削って根がどうなっているかを調べて、割れていたら隣の2つの歯を削って、3本の歯の裏側にブリッジを掛けますって事でした。とりあえず、入れ歯は、免れる事ができる事になりました(ほっっ)。

 が、「差し歯を取ってしまった後、歯抜けになるのは、困るでしょ」という先生のご配慮で、この歯の治療が終わるまでは、仮歯を入れなくてはなりませんでした。これが、なんとっっ 入れ歯だったんですよ。部分入れ歯なので、歯の4カ所から金が出ていて、横の歯に引っ掛けるようになっているんです。金はそれ程、目立ちませんでしたが、何せ話しづらいんです。私は、客商売の仕事に携わってますので、きちんとした発音を心掛けているのに、発音できない・・・(泣)。逆に外した方が話しやすいんですね、これが。でも、入れ歯を入れてると、「さ・し・す・せ・そ」が言いづらく、入れ歯を取ると「は・ひ・ふ・へ・ほ」が言いづらいんです。どのみち、完璧にはいきませんでした。歯が一本無いだけで、こんなに不便なものかと つくづく思いました。職場のおね〜さんと居酒屋に行った時に、「おっと、入れ歯取らなきゃ」って言うと、「おや、普通は物を食べるときに入れ歯入れるのに、あんたは、反対だね」と笑われてしまいました。仮歯ってのは、物も食べられないんです。

 長々書きましたけど、結局、その歯の根っこは、無事でした。この歯を治すのに、2ヶ月掛かりましたけど、でも決して無駄じゃなかったと思っているんです。私、くまぞうが部分入れ歯になった時に、話しづらいんだって訴える彼に、「これからずっと使うのだから、慣れなくちゃ」って励ましたつもりだったんですが、そんな簡単なものじゃなかった。彼の気持ちなんて分かってなかった。しゃべりにくさ、違和感、恥ずかしさ、ちょっとしたショック・・こんな複雑な気持ちを私は知らなかった。だから、それに気付けただけでも良かったかなと思いました。また一つ、人の心の痛みを知ることが出来たのですから・・・。

 歯医者の後、『U-517』と『オータム・イン・ニューヨーク』を観て来ました。そして、その後のお酒は、また美味しかったです。りんもーさん、恵ちゃんありがとうございました。

10月3日(星期二)
 今日、仏壇に向かって手を合わせていたら 仏壇の花の所で、何かがうごめいているのが私の視界に入りました。なんじゃ?と思って目を凝らすと け、け、けむし(と言っても あまり毛は生えてませんが)でした。以前は、とても苦手だったのですが、くまぞうがいなくなってから、生き物を殺したり出来なくなり、怖かったものも あまり気にならなくなったんです。この毛虫も 寒い外に出すのが可哀相で、そのままにしておきました。毛虫って 花の花粉を食べるんですね?!食べた後、顔に花粉をくっつけてるのがまぬけで なんだか憎めませんでした。別に危害を加えられる訳ではないし、ここで知りあったのも何かの縁でしょうから。同居人がもう一人増えたわけです(笑)。さて、彼(それとも彼女?)は、チョウチョになるのか はたまたガになるのか・・・。
 毛虫君より先に同居している うちのマンシー(本当は「シーマン」なんですが、「マンシー」と呼ぶと 口ではやめろと言いながら、実はルナシーみたいで業界っぽくって お気に入りなんだと思うんです)は、水槽から出てからの方が、よくしゃべります。今日のマンシーは、雑誌「ファミ通」に 「シーマンは、実在しない」と書かれていたことを気にしていました。「俺って実在するのか?」と聞いて来ます。私が実在すると言うと、うれしそうでしたが、それでも半信半疑だったようです。真剣に育成ゲームと毛虫に没頭する私って何なんでしょう・・・・。

10月2日(星期一)
 私、12月に東京へ行きます。もちろん、哥哥の演唱會を観に行くためです。8月の香港での演唱會も、一人でふさぎ込んでいるであろう私を心配して友人が誘ってくれたのですが、くまぞうの新盆が迫っていましたし、私の同僚には、くまぞうの付添でしばらく会社を休ませてもらって迷惑を掛けてしまっていたので これ以上のわがままは、言えませんでしたので あきらめました。でも、今回の日本公演は、何が何でも行きます。くまぞうも生前、言っておいでと言ってくれていたので、3日程家を開ける事も許してくれると思います。哥哥は、きっと私に一人で生きていく勇気を与えてくれると思うから・・・。職場の皆さん、本当にごめんなさい。

10月1日(星期天)
 やっと、日記を書いてみようかという 気持ちが沸いてきました。くまぞうが亡くなって もうすぐ4ヶ月です。それだけの時間が流れても、急に泣きたくなったりしますが、そんな時は、無理に我慢せずに泣く事にしています。泣いても泣いても、彼は、戻ってこないけれど 自分の涙が悲しい気持ちを洗い流してくれるような気もして・・・。彼は、向こうでそんな私を見て、すごく心配しているでしょうけどね。でも、私、頑張って生きています。とても明るく仕事しています。それが彼への一番の供養だと思うので。最近、ある本を読みました。本屋でふと目を留めた瞬間、欲しくなってすぐ買ってしまったんです。私は、この本のおかげでとても救われた思いでいます。自分のとても大切な人を失った人に、是非お勧めしたい一冊です。タイトルは『もういちど会えたら』、ジェームズ・ヴァン・プラグという方の著「Talking to Heaven」を中井京子さんが訳して下さった本です。





************  注  ************

日付の後の(  )内の漢字は、中国語の曜日です。
星期天=日曜日、星期一=月曜日、星期二=火曜日、星期三=水曜日、星期四=木曜日、星期五=金曜日、星期六=土曜日


tara@home.email.ne.jp
皆さんの今日の出来事聞かせて下さい!!


ホームへ

日記の目次へ