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望月日本代表GKコーチが洋平選手の練習を視察(12/7新聞各紙より)
スポーツ報知 日本代表コーチ 佐藤視察
      
      コンサ静岡キャンプ

 日本代表の望月一頼GKコーチ(39)が6日、コンサドーレ札幌の静岡・御殿場キャンプを視察に訪れた。日本代表選考合宿に参加する佐藤洋平(28)の状態をチェック。佐藤も紅白戦で順調ぶりをアピールした。チームは同日、裾野サッカー場で1時間半の練習を行った。

        紅白戦で猛アピール
刺客の視線に気合も入る。10分ハーフの紅白戦に出場した佐藤が、日本代表・望月GKコーチが見守る前で、大声でDF陣に指示を送った。「とにかく頑張るだけです」佐藤は淡々と話したが、ビッグチャンスをつかもうと必死にアピールした。
 日本代表候補に選出された佐藤は12、13日に横浜で行われる選考メンバー入りに向けて、日本代表の楢崎(名古屋)ら3人のGKとしのぎを削る。その前に、望月コーチが横浜からはるばる車で御殿場に駆けつけた。
 同コーチは午前10時から始まったGK練習から見学。紅白戦でもゴール裏から鋭い視線を送るなどつぶさに状態をチェックしていた。「自分は(評価を)話す立場じゃありませんから。すべては(トルシエ)監督に聞いてください」佐藤の評価については一切語らなかったが、にこやかな笑顔は手応えあり、といった感じだ。
 それはディドGKコーチが証言した。「(望月コーチが)洋平はコーチングもいいし、セービングもいいと言っていた。やっぱり分かるね」とニンマリした表情で、望月コーチからお墨付きをもらったことを明かした。
 練習後の佐藤は痛めた右肩の治療のため、磐田市内でフィジオセラピストの診断を受けた。3日は天皇杯2回戦の草津東戦で、1か月ぶりに実践の感覚を取り戻し、順調に回復している。札幌の守護神にトルシエ軍団入りへの道が開けてきた。

(望月コーチが視察する中、佐藤は俊敏な動きを見せた―のコメント付きでディドコーチの蹴るボールをセービングしようとしている洋平君の、小さ目の白黒写真)
日刊スポーツ GK佐藤 好評価さらなる闘志
    望月日本代表コーチが練習視察

静岡・御殿場合宿
 コンサドーレ札幌の静岡・御殿場合宿に6日、日本代表の望月一頼GKコーチ(39)が訪れた。20日に行われる日韓戦の日本代表候補入りしたGK佐藤洋平(28)の視察のため。ハイボール処理など、1時間にわたるトレーニングで佐藤の動きをチェック。20分間の紅白戦では、ゴール裏からポジショニングの確認をする熱の入れようだった。
「セービング、コーチングいい」
 練習後、望月コーチは「評価は(フィリップ)トルシエ監督(45)に聞いてくれ」と無言で立ち去った。しかし、同コーチと話しこんでいた札幌のディドGKコーチによると「セービングやコーチングがいい」と好評価をくだしていた。
 昨年の天皇杯1試合と今季リーグ戦の2試合、望月コーチは佐藤のプレーを見ていたが、練習は始めて。12日から横浜で行われる代表候補合宿の事前情報として、この日の様子がトルシエ監督に伝えられることになる。
 日本代表スタッフの来訪にも、佐藤は緊張のそぶりを見せなかった。帰り際に望月コーチと握手を交わし「とにかく残れるようにアピールするだけ」と闘志を燃やしていた。右肩の炎症で体調は万全ではない。この日も練習後、ディドコーチ帯同で治療に向かった。だが今季J2 37試合3490分出場で失点18、セーブ率0.46(90分間での失点率)という驚異的な記録を残した自信を力に変えて、代表どりに挑む。

(GK佐藤は真剣な表情で練習に臨んだ―のコメント付きで、アンダーハンドスローをしている洋平君の白黒写真)
スポーツ
ニッポン
代表候補GK佐藤に?それとも…
札幌入りの噂…異例の練習視察
望月GKコーチ熱視線
  
 2日目を迎えたコンサドーレ札幌の静岡キャンプに、日本代表の望月一頼GKコーチ(38)が訪れた。12日からの日本代表候補合宿に召集されたJ2 NO.1GK佐藤洋平(28)に熱い視線を送った。その一方、水面下では今季限りで退団の意向を持つディドコーチ(43)の後任に有力視されており、来季を見すえた事前視察の可能性もありそうだ。

〔来季見すえて?〕
「監督にあいさつに」
  チーム練習の1時間前(午前10時)に開始したGK陣だけの練習から姿を現した望月コーチ。ディドコーチらと談笑しつつも代表候補に選ばれた佐藤の動きをしっかりと見守った。
 望月コーチは「岡田監督にあいさつしたかったのと、札幌が練習をやってるというので見に来ました」と話したが「選手のことに関してはトルシエに聞いて下さい」と「洋平評」は聞かれずじまい。だが練習後、ディドコーチに対しては「コーチングやセービングは素晴らしい」と紅白戦での動きを絶賛したという。
 佐藤はシーズン途中からの右肩痛のためにJ2優勝決定後に戦列を離れ、3日の天皇杯2回戦(草津東高戦)で復帰。
復帰戦では「久しぶりでやりにくかった」と実践感覚の遅れに不満をもらしたが、肩の状態はほぼ回復。この日も午前練習を終えると磐田市内へ向かい、治療を受けるなど初の代表獲得に向けて万全を期する構えでいる。代表コーチが練習を視察異例の事態にも佐藤は「代表に残れるようにやるだけ。自身はまあまあ」とあくまでマイペースだ。
 鹿島から期限付きで札幌に移籍してからディドコーチとともに代表候補の座まで上りつめた佐藤には、来季も師匠とJ1で戦いたい気持ちが当然強く、シーズン終了後には「来季の契約についてはディドの存在が大きい」と話している。その一方、今月で日本代表との契約が切れる望月コーチには札幌がオファーを出しているとされている。佐藤の代表候補合宿に加えて、望月コーチら3者の去就にも注目が集まる。

(●代表候補合宿に向けて気合が入るGK佐藤―のコメント付きでオーバースローをする洋平君の大き目の白黒写真&●異例の視察に訪れた望月日本代表GKコーチと談笑するディドコーチと佐藤―のコメント付きで3人で話す小さ目の白黒写真)
道新スポーツ 望月GKコーチ練習初視察
コンサの守護神 佐藤
日本代表 期待〔大〕

コンサドーレ札幌は6日、静岡・裾野サッカー場で紅白戦中心のメニューで練習したが、日本代表の望月一頼GKコーチが見学に訪れた。12、13日の代表候補合宿に参加するGK佐藤洋平を視察に来たもの。望月コーチは「トルシエさんに聞いてください」とコメントを避けたが、約2時間30分の練習中、佐藤に熱視線を送り続けた。
 望月GKコーチが腕組みをしながら、佐藤に熱い視線を注いだ。同コーチは、チーム練習より1時間早く始められたGK練習から紅白戦終了まで、佐藤のプレーから目を離すことはなかった。
 MF山瀬功治、GK藤ケ谷陽介が出場したアジアユース(U‐19)選手権から帰国したばかりという望月コーチは、横浜の自宅から約3時間かけて、札幌が合宿する静岡・御殿場までやってきた。佐藤のプレーを見る機会が過去に3回あったというが、すべて試合。練習を見学するのは初めてだ。
 望月コーチと話した札幌のディドコーチは、「1日練習を見れば、(佐藤が)セービングやコーチングがいいというのはわかる」という。当の望月コーチは日本代表コーチという立場上、「岡田さんに会いに来た。聞かれてもコメントできない」とだけ話した。だが、その満足そうな笑顔から、「十分使える」と好印象を抱いたに違いない。

12日から代表候補合宿 
  
「残れるように頑張る」好感触の握手!?
 練習終了後、二人はがっちり握手。12日からの代表候補合宿での再会を約束した。代表入りするためには、2日間の合宿でトルシエ代表監督や望月コーチにどうアピールできるかにかかっている。佐藤は「大きなことは言わないけど、残れるように頑張りたい」と抱負を話した。
 20日に東京国立競技場で開催する「キリンビバレッジサッカー2000」韓国代表戦のメンバーは、14日に発表される予定だ。札幌の守護神に「代表入り」というチャンスがやってきた。心配されるのはけがによる右肩痛だけだが、練習終了後、すぐに治療へ向い、ケアに励んだ。
 J2ナンバーワンGKから日本ナンバーワンGKへ。
―佐藤が静かに闘志を燃やしている。

(●気合の入った表情でボールをフィードする佐藤―にコメント付きでスローイングする洋平君の大きめカラー写真&●佐藤は望月日本代表GKコーチとがっちり握手―のコメント付きで握手を交わす望月コーチと洋平君の小さめカラー写真)

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