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日韓戦代表候補合宿を終えて…(12/14新聞各紙より)
スポーツ報知 同部屋の楢崎とミニ討論会も
佐藤いい経験になった
     
 〔初参加代表合宿終える〕

 サッカー日本代表候補に初めて選出されたコンサドーレ札幌のGK佐藤洋平(28)が13日、横浜国際競技場での合宿を終え、「いい経験になった」と収穫を話した。「ハイボールの処理やセットプレーでの強さを見せたい」と話していた通り、この日のフォーメーション練習では何度か積極的な飛び出しを披露。今季J2最少失点(37試合で18失点)の゛守護神"は、その存在をトルシエ監督(44)にアピールした。
 何よりも刺激となったのは、シドニー五輪代表でもあるGK楢崎正剛(24)=名古屋グランパス=との深夜の゛ミニ討論会"。宿舎で同部屋となった楢崎と、午前零時まで2時間にわたってGKを巡る環境などについて意見をぶつけあった。「こっちも゛やるぞ"という気持ちになった」。
 日韓戦(20日)の代表発表は14日。たとえ代表からもれても、今回の召集は来年以降の見据えてのもの。佐藤の前に、明るい道が開けてきたのは間違いない。

(日本代表候補合宿に参加した佐藤(中央)は、楢崎(左)との゛深夜討論"を最大の収穫に挙げた――のコメント付きで、左にダイビングでセーブしている小さ目の白黒写真)
日刊スポーツ 佐藤チーム復帰  
     日本代表は今日発表

 
 20日の日韓戦向けての日本代表候補合宿に参加していたGK佐藤が、13日夜、静岡・御殿場でキャンプ中のチームに復帰した。2日間、横浜で行われた合宿では、GK練習は一切なし。ボールもほとんど使わなかった代わりに、トルシエサッカーの戦術をしっかり学んだ。
「今後のためになりましたね」と佐藤は話した。代表は今日14日発表される。
道新スポーツ
日本代表候補合宿参加 
   札幌の守護神
佐藤 収穫大
      
完全移籍も正式決定

 サッカー日本代表候補合宿が13日、横浜の三ツ沢陸上競技場で行われた。「キリンビバレッジサッカー2000」韓国代表戦(20日、東京・国立競技場)に向けたもので、初の候補に選ばれたコンサドーレ札幌のGK佐藤洋平(28)が参加。この日、鹿島から札幌へ完全移籍することも明らかになり、軽快な動きで存在感をアピールして2日間の合宿を終えた。

  ―
メンバーは今日発表―
楢崎と深夜までGK談義
 佐藤にとっては有意義な2日間だった。5年前にB代表合宿に参加したことはあるが、フル代表の合宿は今回が初めて。12日は、深夜0時近くまで日本の守護神・楢崎正剛(24、名古屋)とGK談義に花を咲かせるなど、周囲にすんなりととけ込んだ。佐藤は「特に気負うことなく、リラックスして臨めました」と言う。

2日間とも、特別なGK練習は組み込まれていなかった。この日も簡単な実戦形式の練習の際、参加した4人のGKが交互にポジションを務める程度。それでも「気張った合宿じゃなく、練習も軽めでアピールする機会は少なかったけど、いろいろな戦術を学べて良かった」と満足そう。
 札幌にレンタル移籍し2年目の今季、37試合に出場しセーブ率0.46(90分間の失点率)の堅守でJ1復帰の原動力となった。納得のゆくシーズンを送ったが「もう今季は終わったこと。降り返る気はない」と、常に前向きな姿勢ですでに今季を見据えている。

来季へ新たな意欲
 そんな中、完全移籍の決定も明らかになった。チーム関係者は「鹿島との話し合いは、すでに合意に達した。あとはウチと本人との話し合い」と語った。自身は鹿島への未練もあったが、高桑、曽ケ端の日本代表GKもいて出場機会が激減する可能性も高いため、「鹿島へ戻る気はない」と札幌残留を希望していた。身辺も落ち着き、一層集中力が高まりそうだ。
 「今回の合宿はいろいろな意味で刺激になりました。来季へ意欲を与えてくれただけでも僕にとっては大きなこと。今回、代表に選ばれなくても、来年からどんどんアピールできるよう頑張りたい」と、内面に早くも合宿効果が表れている。トルシエ監督は「今度の代表には当然、新たに引き上げる選手はいる」と新戦力の代表入りを示唆した。メンバーは22人。きょう14日に決定する。

(●GK佐藤(右)は正確なセービングで存在をアピールした。●佐藤(右)は吉原(G大阪)と久々に再会。元チームメートとともに「代表入り」を狙う――のコメント付きで、カラー写真)
北海道新聞 20日日韓戦・代表候補練習
 札幌・佐藤「いい刺激」
  代表きょう発表
 サッカー・キリンビバレッジ2000の日本代表候補が十三日、横浜・三ツ沢陸上競技場トレーニングを行い、初めて日本代表候補に選ばれたコンサドーレ札幌のGK佐藤洋平も約三十人の選手に交じって実戦さながらの練習に臨んだ。選手選考も兼ねており、トルシエ監督の視線は果敢にゴールを守る佐藤にも注がれていた。
 二十日に国立競技場で韓国と戦う日本代表は十四日に発表され、二十二人に絞られる予定。
佐藤は、楢崎(名古屋)らGK三選手やMF稲本(G大阪)、FW三浦和(京都)らと約二時間にわたって汗を流した。特に攻撃パターンを繰り返す実戦練習では、鋭いシュートを受け止め、実力をアピールした。
 佐藤は今季、リーグ戦37試合に出場し、失点をわずか18に抑えた。札幌のJ1昇格の守護神として評価は急上昇。「候補に選ばれたのは、今季の結果が良かったからでは」と本人も認める。
 そうそうたるメンバーと練習ができたことに満足げな表情を浮かべ、「いい刺激になったし、日本代表の雰囲気を味わって、やるぞという意欲が出てきた。DFとの流れや戦術を学んだことも大きい」と選考結果にも期待を込めた。
(日本代表候補の練習で鋭いシュートに反応する佐藤洋平――のコメント付きでゴールを守るカラー写真)

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