◆◆◆新聞・TVでの洋平選手のコメント&関連記事◆◆◆
…2001年3月分
3/3開幕戦(vs広島) 試合後の洋平選手のコメント (「もっと!コンサドーレ」より) |
DFラインは安定してないっていうのが原因で、 京輔、マックス、今野とか、その、ビジュとか… そのラインでゲームをコントロールしてくれる人がいないと… その、ゲーム自体、こう…ただ急いだサッカーしててもしょうがないし… やっぱ、ゲーム感覚に優れてるというか…そういう人が… わかってる人がいないと、結構キツイっすね…そこで… |
3/7 道新スポーツ |
声出し率先するGK佐藤洋平 仙台出身のGK佐藤洋平(29)にとって、故郷おチームとの対決を考える余裕はない。「地元とはいえ敵は敵ですし、勝つしかないです」。 腰痛は完治していないがコンディションはまずまず。 だからこそ、あの開幕戦の大敗が頭から離れない。 再三のファインセーブで失点を食い止めたが、屈辱の5失点。 やすやすと突破を許す守備陣に守護神は歯がゆい思いで声を張り上げ続けた。 「若いとか外国人だからと言っている場合ではなく、みんな危機感を持ってやらないとダメ」。 マクサンドロと並びスタメン最年長。「苦しい時に自分が声を出して雰囲気を変えたい、中盤にもそういう人が欲しい」と、佐藤はピッチ上のリーダーの必要性を訴える。 「ある意味一戦目のことは忘れて、自分たちのサッカーを取り戻したい」。ぬぐえぬ不安を抱えつつ、守護神は再びゴールに立つ。 ―屈辱の開幕戦から守備の立て直しを訴える守護神・佐藤洋平―のコメント付き写真 |
3/7 日刊スポーツ |
GK佐藤は 「自分のコンディションはいい。 仙台戦で1つ勝って、もう一度盛り上げたい」 と闘志をみなぎらせた。 |
3/7 スポーツニッポン |
札幌は7週間に渡ってフィジカル強化を重点的に行ってきた。 開幕戦は大敗を喫したが、GK佐藤は 「ばててはいなかった」と体力勝負では優位に立てると自信ありげだ。 (高知・春野のスタジアムの芝の長さに関連してのコメント) |
3/8 道新スポーツ |
攻守の切り替え遅い コンサドーレGKコーチディド訴える ディドGKコーチ、緊急ミーティング召集! コンサドーレ札幌は高知合宿3日目の7日、開幕戦で崩壊した守備の戦術チェックや紅白戦などを行った。通常練習の後、ハーフナー・ディドGKコーチ(44)ががボランチの今野泰幸(19)とビジュ(27)、森下(29)を呼び、「攻守の切り替えを早くしてほしい」と切実に訴えた。 我慢の限界だった。練習終了後、センターサークル付近でディドコーチが今野らを呼び止めた。 冷たい風が吹きつける中、立ちながらの話はおよそ20分。途中からGK佐藤洋平(29)も加わり、ディドコーチは身ぶり手ぶりも交えて熱弁を振るった。 「とにかく、攻守お切り替えが遅いです。僕も心配」。 ゛越権行為"であるのは承知の上。 まな弟子・佐藤が開幕戦であれだけファインセーブを見せたにもかかわらず5失点。「守りがバラバラで悔しい」という佐藤の痛切な叫びが、ディドコーチを突き動かした。 これまで守りのコミュニケーション不足が課題だったコンサドーレ。この日の紅白戦でも、ボールを奪った主力組が、サブ組の速いプレスの前に何もできない場面も見られた。ディドコーチは佐藤とともに、GKの視点からボランチのより良い動きを方を訴えた。ビジュにも通訳を通じて徹底的に要求した。 ディドコーチの熱い訴えに今野は「その通りだと思います。開幕戦はうまくできなかった」と納得。森下も「切り替えが早くするのはうちの大前提。そうじゃないと先手を取れないし」と共通した思いを確認できた。 本音をぶつけたディドコーチ。心からの訴えが、滞っていた守備陣の意思の疎通をスムーズにしたのなら、勝利はそこまで近づいてくる。 ―練習後ディドGKコーチ(右端)が今野(左端)らボランチと森下主将を緊急召集。 攻守の切り替えを早くするように訴えた―のコメント付き写真 |
3/9 北海道新聞 |
1−5の開幕戦…悔しさバネに GK佐藤「結果出す」 「煮えくり返る?そんな感じ」。 GK佐藤は1−5で敗れた広島との開幕戦をそう振り返った。 最終ラインが簡単に破られ、何度も1対1のピンチにさらされたことを怒っているわけではない。 「チームがバラバラで何もできなかった。それが悔しい」。 穏和な表情が険しくなった。 悔しさは、高知での練習では、プレーや態度になって表れた。 7日の紅白戦。佐藤は中盤の攻守の切り替え遅さに苦言した。 開幕戦と同じような形でピンチを招いたからだ。 試合後にピッチの中央でコーチを交え、DF、MF、陣と意見をぶつけ合った。 「何をしたいのか、するのか。それを確認しなければ同じことの繰り返しだ」。 リーダー不在が指摘されたチームで核となる心意気を示した。 広島戦でさらけ出した連係不足などの課題が完全に改善されたわけではないが、佐藤は言う。 「とにかく結果。新チームには自信が必要なんです。自分たちのサッカーが取り戻せれば大丈夫」 プロデビュー9年目、札幌で4シーズン目を迎えた29歳のベテランは、勝利が何よりもの薬となることを知っている。そのためにも、今度はゴールを割らせるわけにはいかない。 ―「自分の体調は非常に良い」と話、練習でも気合十分のGK佐藤―のコメント付き写真 |
3/9第2節(vs仙台) 試合後の洋平選手のコメント (「もっと!コンサドーレ」 「週間コンサドーレ」より) |
そうですね…まぁ、バランス的に良くなってきてるんで… ホント、それを崩さずに… あとは後ろが耐えて、前が点を獲ってくれれば… バランスはもっと良くなると思うんですですけど…ハイ |
3/10 道新スポーツ |
終盤の失点を悔しがるGK佐藤洋平(29) 内容はこないだより良くなっているけれど、最後のつめが甘かった。 後ろのちょっとしたミスでやられた。 まぁ、チームとしては上向いてるし、とにかく勝ち点を奪いたい。 |
3/10 日刊スポーツ |
最後の詰めが甘い。 守備は広島戦より良くなり、チームは上に向いている。 何とかして勝ちたい。 |
3/10 スポーツ報知 |
GK佐藤ら手応えつかむ 「バランスよし」 GK佐藤「バランスが良くなってきた」 |
3/10 スポーツニッポン |
GK佐藤は「(チーム状況)は上に向いている。次は意地でも勝ち点を取りたい。後ろが耐えて前が点を取ってくれれば…」と唇をかんだ。 |
3/12 道新スポーツ |
シーズン中のJ同士対決は異例 GK佐藤「自信つけるためにも」 仙台戦は敗れたとはいえ、第1節の広島戦の惨敗とは違った。指揮官自身もそれなりの手ごたえをつかんだ。だからこそ、次節磐田戦はさらに内容のある試合にしたい。 そこで、12日に行うのがシーズン中(リーグ中断時期を除く)には珍しいJリーグチーム同士の練習試合だ。(−中略) 選手にとっても渡りに船だ。 GK佐藤は「第1戦より第2戦の方が数段良かった。自信をつけるためにもゲームを多くやっていくのは良いこと」と話す。 (3/12に行われる横浜FCとの練習試合に関連してのコメント) |
3/12 北海道新聞 |
柱谷札幌 初勝利へ 磐田戦 プラス思考で GK佐藤も「第2戦の方が数段いいし、コミュニケーションもできてきている」と手応えをのぞかせ、「気持ちが沈んだらどんどん深みにはまる。プラス思考で勝ち点を取りにいきたい」と力を込めた。 |
3/17 道新スポーツ |
コンサきょうアウエー磐田戦 洋平 ゴン 高原 強力FW止める! DFとの連係不足解消へ 劣勢はね返すセーブ期待 チームは午前、約1時間練習を行い、午後に試合会場となる静岡県磐田市へ移動した。開幕2連敗と、スタートダッシュに失敗しただけに、強豪相手ではあるが、勝ち点を奪いたいところ。2試合で6失点と悔しさを味わっている守護神・佐藤洋平(29)も、強力2トップ、中山、高原止めに意欲を見せている。 「勝ち点が欲しい」 2試合で6失点。昨年まで、Jリーグ歴代9位タイの防御率(1.37)を誇るGK佐藤にとって、屈辱的とも言える数字だ。 「完封ももちろんそうだけれど、勝ち点が欲しい…」はやる気持ちを抑えるように静かに言った。 鹿島から札幌に移り4シーズン目。 岡田武史監督の下、J2優勝、J1残留と再三スーパーセーブを見せてきた。今季、柱谷体制に変っても戦う意欲は変らない。 しかし、戦力が大幅に入れ替わり、DF陣との連係もうまくいかない状態が続いた。 「フラストレーションのたまる試合だった」と肉体的より精神的疲労が続いた。 仙台戦後の練習では、今まで以上にCBの吉川、マクサンドロに対し大きな声で指示を与えた。守りをコントロールする2人はJでの経験は浅い。 声の連係が少ないのも事実だ。 「オレが教えるという気持ちで声を出してきた」と、あえて厳しい言葉をはいた。 吉川は「洋平さんからは、早い押し上げなど、いろいろ教えられた。コーチングも思い切り声を出さないといけないですし」と話す。 その言葉こそ佐藤が求めるスタイル。 「はったりでもいいから、気持ちを乗せないとね」。 アグレッシブなプレーは守護神にとっても安心材料となる。 幸い、昨年痛めた腰の状態も良好。 ディドGKコーチも「洋平はこっちでも温泉に入っているし、状態は全く問題ないね」とジョークを交えながらOKサイン。 「守り切って(上昇への)切っ掛けをつかみたい」。 totoの支持率3.8%と磐田絶対有利の劣勢を、3連敗阻止への強い思いがはね返す。 ―腰の状態も良好。2試合6失点の屈辱を胸に秘め、 強豪・磐田倒しに燃える守護神・佐藤―のコメント付き写真 |
3/17第3節(vs磐田) 試合後の洋平選手のコメント (「週間コンサドーレ」より) (「もっと!コンサドーレ」より) |
リスタートがらみで、2しっ…最初2、3失点してるんで…それはやっぱ受けとめて、しっかり次そういう場面きたら同じミス繰り返さないように… ま、下向かずに…上向いて1つ1つ改善したいですね… やっぱ下向いててもしょうがないし…まぁ、僕とか…ある程度年齢が上の人がやっぱ引っ張っていかないといけないと思うんで… |
3/18 北海道新聞 |
迫力違った これで札幌は開幕戦から3試合で10失点。 GK佐藤は「前半から後手後手で、迫力が違った。1対1で負け、 後ろのスペースを使われて常に攻められていた」と、悔しさをあらわにした。 Jリーグで屈指のセーブ率を誇る守護神を持ってしても、次々にゴールを襲うシュートをすべては防ぎきれない。 それでも佐藤は「下を向いていてもしょうがない。上を向いて頑張りたい」と、次の試合での雪辱を誓った。 |
3/18 道新スポーツ |
GK佐藤 奮闘報われず 後半、GK佐藤が浴びたシュートは10本。 「とにかく迫力が違う。いつも攻められているような状態でした」。 相手FWの足元にファウル覚悟で飛びこんだ。 「入れられるよりは(ファウルでも)止めたかった」。 ただ、守護神の孤軍奮闘は報われなかった。 PKを除けば踏ん張りを見せた前半も、「うちはずっと後手後手。 1対1も負けていた」と納得していない。 「チームの中盤に流れを知っているリーダーがいない。間違いなくそれが大きい」。 最後方から必死に修正を試みても、声の届かないもどかしさを訴えた。 後がないことは、ベテランも十分わかっている。 「下を向いていてもしょうがない。上を向いて、一つひとつ改善していくしかないです。」と、気丈に振り返った。 今は守護神の言葉を信じるしかない。 |
3/18 スポーツニッポン |
これぞいぶし銀 GK佐藤果敢セーブ 守護神・佐藤のセーブがなければもっとゴールを奪われていたに違いない。2‐0で迎えた後半19分、磐田FW高原がゴール前に切りこむと、センターバック2人が完全に振りきられた。ゴールまで4メートル。 GKまでもかわしにかかった高原の足元にGK佐藤が果敢に飛びついた。 「ボールを止めることしか頭になかった。ファウルの方が点を入れられるよりはいい」。高原は転倒したが、ボールへのセーブだったためファウルは取られず。「前でプレスするなら早めにつかまえないと」。 3戦で10失点の矢面に立たされた守護神は、守備陣の早急な立て直しを訴えた。 |
4/1 スポーツニッポン |
さぁ巻き返し オーストラリア、宮崎、高知、静岡と道外キャンプが続いた。 男だけの、2人部屋での生活は2ヵ月に及び、遠征中に戦った試合は3連敗。そんな嫌なム−ドを引きずらなかったのは、ホームのサポーターのおかげだった。 磐田戦後2週間、札幌で過ごした。 家族の笑顔にいやされ、友と過ごし、リフレッシュした。 GK佐藤洋平(29)は「帰れたのは大きかった。『頑張らないと』という気持ちになりましたから」と感謝の言葉を口にした。 |
4/1 スポーツ報知 |
喜び満開「流れができれば…」 競技場の外には満開の桜。開幕4試合目でようやくつかんだ勝利。 試合終了の笛に、煮え湯を飲まされ続けてきたGK佐藤洋平(29)を始め、ピッチ上のイレブンが思い思いに大きくガッツポーズ。喜びの表現が花吹雪のように舞った。―中略。 リーグ戦が中断した2週間が、開幕3連敗の不振チームに恵を与えた。 DFを4バックから、昨年まで使い慣れた3バックへ。練習を終えたグラウンドでは、選手同士が納得いくまで話し込む風景が何度も見られた。 迷いはよぎったが、気持ちは強かった。 「内容は関係ない。勝てば流れが変る。みんなそういう思いを持っている」とGK佐藤。 |
4/1 道新スポーツ |
会心の完封勝利を挙げたGK佐藤洋平 久々に結果が出てすごくうれしい。(守備は)コミュニケーションが取れて安定していたし、いい具合だった。 |
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